
リタールのBlue e+ フィルターファンユニットは、盤内の機器を安全に保護し、装置の安定稼働を実現するための盤内セキュリティ機器として進化。取り付けやメンテナンスの作業性も向上している。
標準搭載の新たなプリーツフィルターは、従来の同梱フィルターよりも表面積が6倍に拡大し、40%通気性を向上。用途によっては小型の出力クラスでも従来品と同等の風量を得ることができ、電力消費とコストを削減。濾過性能も50%向上し、微細なほこりを捕捉することで部品故障を防止。フィルタ寿命も2〜3倍まで長寿命化し、交換メンテナンスの手間を削減している。
取り付けは工具を使わず簡単にでき、設置時に確実にカチッとはまるスナップインフックとフィルター交換用のロック解除機構を搭載。風向き変更や電気接続の位置決め柔軟性など従来の機能も継続し、置き換えも容易に実施可能。
IoTにも対応し、ステータス、容量使用率、動作時間、エネルギー消費に関する情報を提供するほか、
連結型エンクロージャーではIoTインターフェースを介して複数のFFUを管理可能。盤内が許容温度を超えるとファン回転数を最大まで上昇して風量を40%増加し、過熱を防ぐ緊急冷却機能も搭載している。
また自動フィルタークリーニング機能によって、自動でフィルターに溜まった微細なほこりを吹き飛ばして除去。これによりフィルター寿命は20%延び、メンテナンスコスト削減にもつながっている。