
ユニ・チャームは、インド西部のグジャラート州にインド現地法人Unicharm India Private Limitedのアーメダバード工場を竣工し、2月から稼働を開始した。インドでの生産拠点は3箇所となり、さらなる安定供給と現地ニーズに即した商品やサービス展開を進める。
同工場は、2020年に火災の被害を受けて再建を進め、このほど新工場として竣工。環境負荷の低減に注力し、排水中の水分を分離・圧縮し、固形物と水分を効率的に処理する脱水装の導入に加え、今後太陽光発電設備の導入を推進するため3万5000平方メートルの設置スペースを確保し、再生可能エネルギーの活用を拡大予定。安全性の強化として、高度な防火設備の導入により、火災発生リスクを低減。分棟型の工場とすることで施設全体の耐火性能を向上し、万が一火災が発生した場合でも被害を最小限に防止。社員の防災訓練を強化し、防災意識の向上を図るとともに、安全管理体制を徹底している。
https://www.unicharm.co.jp/ja/company/news/2025/0212-01.html