キーエンス、子会社メイカーズでFA機器のECサイト「MAKERZ」開始 装置のコストダウンを実現する新ビジネス

キーエンスの100%子会社のメイカーズは、FA機器を販売するECサイト「MAKERZ」を開設・サービスを開始した。
同社は、2024年2月14日にキーエンス100%出資による資本金1億円で設立。自動化・省力化機器等の企画・開発およびECプラットフォームの運営を事業とし、橋本洋平氏が代表取締役社長を務める。
MAKERZは、あらゆる製品で価格が上昇する一方、装置に対してはコストダウン要求が強まるなかで、調達の新たな選択肢としてサービスを展開。コストダウンに向けて調達の仕方を見直し、計画購買時にはコストメリットを得られる同社製品で、急ぎや不具合など突発的な調達が必要な際はそれに応じた調達先から購入することで、品質を落とさずコストダウンできるとしている。
取り扱い製品は、「アルミフレーム・接続部品」と「関連アクセサリ」、ボールネジ、リニアガイドなど「直動部品」、ベアリング、タイミングベルト・プーリーなど「回転・駆動部品」、ばねや位置決め品など「汎用部品」、ボルトやナット、ねじなど「締結部品」、バルブやエアチューブ、ホースなど「空圧部品」、丸棒やロッド、ゴム、ガラスなど「素材(金属・樹脂・ゴム・ガラス・スポンジ)」、産業用ホース、油圧・水圧継手など「油圧・水圧部品」、トグルクランプ、検査用治具など「検査用品」、ハンディパワーサプライなど「電気機器」。センサやモータ、ビジョンなどを支える治具やそれらと一緒に使われて装置を構成する機器や部材が揃っており、キーエンスグループで装置向けの部材の多くをカバーできる仕組みとなっている。
また、現在使っている部品リストから同社製品で置き換え可能な型番と価格を調べ、互換性を確認して3営業日以内に回答する代替品提案サービス「ZINRIKI」も提供。置き換えを検討する際のリスクと不安を軽減し、代替品に置き換えていくことでコストダウンを促進する仕組みも整えている。

https://www.makerz.co.jp

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