
横河計測は、半導体デバイスや光ファイバーなどを扱う光部品メーカー向けのマルチアプリケーションテストシステム「AQ2300シリーズ」について、「AQ23211A」と「AQ23212A」光パワーメータモジュール(OPM)を発売した。
同製品は、アベレージ時間を従来の100 µsから20 µsと大幅に短縮し、データ収集を高速化。一つのファイルに1チャネルあたり最大10万1ポイントまでのデータを保存でき、ファイルの転送時間も1秒未満に短縮。光パワーのロギング測定は、データ最大数を従来の2万1ポイントから100万1ポイントに増加。高速で大容量のデータ転送ができ、大幅な時間とコストの節約を可能にした。
ソースメジャーユニット(SMU)とシームレスに統合でき、光パワーメータとフレーム内のバス回路を介して簡単に同期でき、配線も不要。さまざまな測定ニーズに柔軟に対応することが可能となっている。