出光興産、千葉県市原市の千葉事業所に全固体電池材料向け硫化リチウムの大型製造装置を建設

出光興産は、千葉県市原市の千葉事業所の敷地内に、全固体リチウムイオン二次電池(全固体電池)の材料となる固体電解質の量産に向け、硫化リチウムの大型製造装置(Li2S大型装置)を建設する。固体電解質の重要な中間原料である硫化リチウムの製造能力を世界トップクラス(蓄電池3GWh/年相当)に拡大し、原料から中間原料、製品までの一貫したバリューチェーンを構築する。2027年6月の完工を予定している。
同社は2027年〜2028年に全固体電池の実用化を見据え、全固体電池に不可欠な材料である固体電解質の開発と量産体制を構築中。現在、2つの小型実証設備が稼働しており、2024年10月には大型パイロット装置の基本設計を開始。今後、中間原料の硫化リチウムも量産化が必須であることから、今回、Li2S大型装置の建設を決定した。

https://www.idemitsu.com/jp/news/2024/250227.pdf

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