イグスは、栃木県内の在庫・アセンブリー4拠点を集約し、栃木県さくら市に新工場を建設する。
同社はこれまで、国内の在庫・アセンブリー拠点として栃木県内の計4カ所で稼働していたが、既存工場のスペースでは効率的な生産ラインを組むことに限界が生じ、自動化・省力化設備の導入にも制約が発生していた。また、将来的なビジネス拡大に対応できる生産体制の構築、倉庫機能の拡充も課題となっていた。
新工場は、4拠点の在庫・アセンブリー機能をスペースのある新工場に移転・集約することで、工場・倉庫拠点間の輸送をなくし物流効率を向上。在庫保管能力は2024年比で約70%増加を見込む。自動化・省力化機器の導入や生産ラインを見直し、新たな倉庫システムを導入し、労働生産性を向上する。また、新工場建屋の隣地には将来的な工場拡張に向けた約5000平方メートルの土地を確保している。
新工場の延床面積は約1万0000平方メートル。2026年春竣工予定。投資金額は約35億円。
イグス、栃木県さくら市に新工場。栃木県内の在庫・アセンブリー4拠点を集約
- 2025年4月22日
- 工場・設備投資
- 2025年4月16日号, イグス
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています