
総務省と経済産業省は、「2024年経済構造実態調査」一次集計結果を公表し、2023年の全産業の売上高は1930兆6951億円で、そのうち製造業は463兆3844億円となり、全産業の24%を占めた。
2023年の全産業の売上高は1930兆6951億円で、前年の1812兆円から6.5%増加した。
産業大分類別では、「卸売業、小売業」が前年度比2.8%増の520兆2855億円と最も多く、全産業の26.9%を占めた。次いで「製造業」が2.2%増の463兆3844億円となり、全産業に占めるシェアは24.0%となった。「医療、福祉」が184兆9115億円(34.7%増)、金融業・保険業が165兆3802億円(19.4%増)、「建設業」が128兆5213億円(4.1%増)と続いた。
製造業の内訳を産業中分類で見ると、輸送用機械器具製造業が94兆7000億円で最も多く、化学工業の44兆1000億円、食料品製造業の39兆4000億円、生産用機械器具製造業の29兆1000億円、電気機械器具製造業の27兆9000億円となっている。