フェニックス・コンタクトは、回転監視セーフティリレー「PSRmotion」について、ソフト不要でかんたん操作の 新機種「PSR-MM20」を発売した。
同製品は、工場の製造ラインなど、モータを搭載し回転機構をともなう機械設備のオーバースピードや停止を検知し、安全動作する回転監視セーフティリレー。PLe、カテゴリ4、SIL3に対応でき、近接センサを2つ接続して、回転速度監視に基づくセーフティリレー動作を実行し、設定ソフトウエアなしに本体のDIPスイッチとボタンのみで0.5〜315Hzの許容速度の設定が可能。計測速度を0～10Vのアナログ出力信号として外部ユニットに出力も可能。17.5 mm幅のコンパクトなデザインで省スペース化が可能となっている。
また、近接センサとエンコーダが接続でき、より精密な速度監視やシャフト破損監視にも対応する高機能タイプ「PSR-MM30」、センサレスで停止検知タイプ「PSR-MM25」、センサレスでオーバースピード検知タイプ「PSR-MM35」をすでに発売しており、センサ接続タイプが加わることでアプリケーションに応じた機種選択ができるようになる。
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