THK 搬送ロボット「SIGNAS」独自の自律制御で柔軟な運用が可能【AGV AMR特集】

THKの搬送ロボット「SIGNAS」は、多くの製造・物流現場で用いられているガイドテープを必要とするAGVとは異なり、内蔵カメラで目印となるサインポストを認識しながら移動する搬送ロボット。
ロボットに内蔵されたステレオカメラで、設置されたサインポスト(目印)との距離・方位を計測し、経路に沿って走行動作(発進/カーブ/スピンターン/停止)を制御。サインポストの位置を変更することで簡単に走行場所を変えられ、初期設置工事は迅速に設置コストも安く行え、レイアウト変更も手間がかからずに柔軟な運用が可能。
また走破性も高く、登坂斜度は5%、段差乗越は10mm、乗越溝幅は50mm。アスファルトやグレーチング、縞鋼板など凸凹路面での搬送が可能。一般的なAGVは使用場所や用途が限られるのに対し、同製品は例えば段差やスロープのある場所や、屋外と屋内を行き来するエリアなどでも運用でき、使用環境やスペース、運搬物などの条件に合わせて、幅広く使うことができる。
積載用途をはじめ、複数台の台車を連結させたり、台車の下に入り込んで牽引するなど使用方法は多様。可搬重量は500kgタイプに加え、1トンタイプもラインナップ。金属加工品等の重量物搬送や長尺品、パレットの搬送などにも利用可能となっている。

https://www.thk.com/jp/ja/news/products/article-29112023-2.html

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