【各社トップが語る2024】日本ワイドミュラー「真の出発点から再加速」加藤 裕之 営業統括本部 本部長

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2023年は、納期問題が早く回復できたため他社からの切り替え案件を拾え、新規案件を増やすことができた。

前年絶好調だった電源とリレーは、他社の納期が復活したため市場への製品供給が過剰となり、急ブレーキがかかっている。それでも弊社特有の機能を搭載した上位系の電源「PRO TOP」は順調に新規採用が増え、Ethernetスイッチも廉価版市場に新型を投入して順調に進んでいる。戦略製品の上位系のリモートI/Oは積極的に営業活動を開始し、予想以上の反響をいただけている。また避雷器も積極的に提案を開始した。

2022年から始めた特約店施策も、新たに2社増えて合計10社となった。積極的に弊社製品のPRや大型顧客への攻略計画にも協力していただけ、良い結果が出そうな事案がかなり発生している。特約店側も非常に興味を示し、相乗効果が出ている。また特約店特典として納期回答のオンライン化の移行をはじめ、いまのところ素早く正確な納期回答が得られると反応は良い。

2024年は、本格的な動きをする環境が整ってきたので、本当の意味でスタートラインに立つ年と考えている。

市場に認知されはじめている電源やリレーに加え、上位製品の提案を加速する。

リモートI/Oは、提案を始めてから1年弱でかなりの成果が出ており、本格的な展開を開始する。新製品としてリモートI/0をベースにした新型PLCや新型表示器をリリースし、全容を披露できるのは2025年までかかる見込みだが、進化していく様子を発信していく。また避雷器と角形コネクタ市場に本格参入し、特殊センサも発売を予定している。

また、特約店施策も軌道修正する時期に来ており、それぞれの特約店の長所もわかってきたので、昇格制度の導入をはじめ、理想的な販売店網の構築を進める。

https://www.weidmuller.co.jp/ja/index.jsp

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