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2024年2月期の売り上げは、減収増益になりそうだ。前期は受注が異常に膨らむ一方で、生産能力を超える受注や部品不足、調達部材価格の高騰などの要因で売り上げに結びつけることができないことが多かったが、今期は過去の受注分を売り上げとして計上できつつあるものの、予想以上に受注減少の影響を受けている。当社の主力顧客のうち電力向けは少し動きが見られるものの、通信向けは停滞感が強い。鉄道向けも計画された以上の投資は出てきていない。ただ、利益率は価格改定などを実施し、コスト上昇分を少しずつ転嫁できていることで改善されつつある。
2025年2月期は今年のマイナス分を取り戻すべく、7~8%の売り上げ増の計画を立てたいと考えている。
昨年11月、計画していたUL規格取得のヒューズ台・ヒューズキャリアF/FCシリーズとして「F-10D」の受注を開始した。cULus、TUV、CQCなどの海外規格に対応している。また、かねてから準備を進めていたスプリングロック式の端子台も、今春から販売を開始する。当面、15~80Aぐらいまでをラインアップし、トランスや弱電分野に拡販を行っていく。
今年はこの2つの新製品の拡販に重点的に取り組むとともに、当社にしか対応できない特殊品も、顧客のニーズを盛り込みながら注力していく考えだ。一方で、古くなっている製品などを中心に機種の統廃合を行い、コストの見直しを進める。同時に不採算製品の価格改定も継続して取り組むことで、利益をしっかり確保できる体質を確立したい。
ここ2、3年の納期問題を教訓に、お客さまの発注サイクルに、ある程度余裕を持たせる動きがみられる。人手不足や物流問題、コスト対応といった取り巻く諸課題を解決につながるのではないかと期待している。
昨年11月、入居していたビルの取り壊しに伴い、本社事務所を移転した。気持ちを新たに創業100周年に向けて加速していきたい。
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