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2023年度はコロナ禍の影響を脱却しつつあり、一部原材料の値上げなどマイナス要因もあったが、売上は堅調に推移し、年度計画も達成見込みである。新しく取り組んでいるアシストスーツ「Airsapo」の事業も、法人向けの試用制度からの受注率も高く、リピート購入が増えた。物流倉庫業務などの自動化がしにくい作業の負担軽減でも活用いただいている。自動化領域でも、コンベア単体から、機器を組み合わせたローダー・アンローダーをはじめ、パートナー企業と協力したライン全体の構築など幅広い事業が伸びている。営業面ではキャラバンカーによるお客さま先で実機を見ていただく活動が高い評価をいただいている。海外事業も堅調で、特にタイは中国からのフォロー体制が整い、スピード感を持った動きができている。2024年前半にはベトナム法人の設立も計画している。プロバスケットボールチーム「京都ハンナリーズ」のスポンサー活動についても、認知度の向上を中心に大きな効果が出ている。「京都企業」が「京都のプロチーム」を応援することに地元の共感もいただき、Airsapoとのコラボキャンペーンによる拡販や、採用活動においても大きな相乗効果がでている。
2024年はあらゆる変化に柔軟に対応し、事業を発展させていく。今は時代の変革期でもあり、従来の考え方や行動を一新してどんどんチャレンジするつもりだ。一方で、企業・人として基本となる哲学はしっかり守ることも徹底する。例えば10年・20年とご利用いただいた製品でも、修理やオーバーホールのご依頼に対し、できる限り対応するという体制をとっている。SDGsや持続可能性という潮流にも合致する。これからも顧客との信頼関係を大切にしつつ、従来の方法を一新するほどの柔軟性をもって社会の発展に貢献していきたい。
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