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「令和の販売員心得 黒川想介」の検索結果123件

  • 2024年10月17日

令和の販売員心得 黒川想介 (122)

FAマーケットが発展する過程で、1970年代前半の頃、FA機器メーカーは省力化の店というチャネルを作った。それは制御機器を売る販売チャネルではなく、省力化設備や治具を製作する小規模ベンダーだった。 当時、中規模程度の工場には数種類の工作機械があって、 […]

  • 2024年9月26日

令和の販売員心得 黒川想介 (121)新製品のマーケット拡大は中小販売店営業が役割担う

平成で足踏み状況にあった国内総生産は、令和に入ってから少しずつ上昇し、ようやく 600兆円の大台を超えた。 日本の高度成長が始まっていた前回の東京オリンピックの頃は国内総生産は 30兆円の規模であり、日本企業の大半は中小企業であった。 その頃の電気業 […]

  • 2024年9月6日

令和の販売員心得 黒川想介 (120)FA営業の根底に小さな市場 成長を引き継ぐ中小の販売員

FAマーケットの黎明期にはFA営業にとって盤メーカーは大きな存在であった。当初は受配電盤、分電盤、動力盤が主であり、制御盤はわずかなものであった。その制御盤用モーターを入切するプランジャーのマグネットスイッチ型リレーで制御回路が組まれていた。プラグイ […]

  • 2024年8月30日

令和の販売員心得 黒川想介 (119)「全自動」を夢見たFA黎明期 意気込みなくなり効率重視へ

現在、隆盛を誇っているFAマーケットではオートメーションという言葉を使った会話は皆無である。しかしFAマーケットの黎明期にはオートメーションという言葉をよく使った。その言葉には夢があった。製造現場でオートメ化が進めば将来は全ての機械設備は自動で動き、 […]

  • 2024年8月5日

令和の販売員心得 黒川想介 (118)「ITオートメ化」の夢実現に臆してしまうことを理解せよ

オートメーションという言葉や概念は製造現場の機械設備自動化だという理解から始まっている。製造現場のオートメーションによって国内経済が成長しオフィスの近代化が始まった。オフィスの生産性向上から多くの事務機器が生まれた。各種の事務機器を装備することがオフ […]

  • 2024年7月26日

令和の販売員心得 黒川想介 (117)現代の営業力とは何かを考え「行動目標管理」の実践が重要

一九五六年はオートメーション元年と言われている。この年に日本で初めて現在のセンサーに相当する繰り返し精度の高いマイクロスイッチの生産が開始された。その後FAマーケットは急速に広がった。  7年後にはメーカーの直販では対応ができなくなり、有数の販売店が […]

  • 2024年7月4日

令和の販売員心得 黒川想介 (116)ロボット化し高額になる設備 決定権持つ管理者の見極めを

デバイスとは回路、システムの構成単位である。ITでよく見かける構成単位に情報端末デバイスがある。これはパソコン、スマホのように単体で動作し、インターネットにつないで使う。もう一つは周辺デバイスがある。これはキーボード、USBメモリーやマイクのように情 […]

  • 2024年6月20日

令和の販売員心得 黒川想介 (115)ユーザーから直接情報を得て利に貢献し販売店も成長する

販売店営業が言う課題解決やお困りごと解決のなかで多いのは「商品探し」である。「だいぶ前に製造中止になっていた」「仕様変更のため寸法や性能が合わなくなった」「納期問題が発生した」等々の理由でその要求にあった製品の探索依頼が顧客から飛び込んでくると懸命に […]

  • 2024年5月30日

令和の販売員心得 黒川想介 (114)メーカー戦略だけではなく 他に独自のものを持つべき

FA販売店は自動化を構成する機器や部品の売買仲介を生業とする。FAマーケットが立ち上がって広がりを見せ始めた頃に、このFA機器部品に注目し力を入れた販売店にはいくつかの系統があった。多かったのはモータや電線を扱う電設資材店、機械部品や工具を扱う工具店 […]

  • 2024年5月19日

令和の販売員心得 黒川想介 (113)見込み客に対し攻めの営業は顧客の実態把握し親近感醸す

城は守りのために作られた。いくら堅固に作ってもいつかは破られる。それでも城は敵にとって抑止力となり、味方にとっては誇りであり、士気を高める存在になる。せっかく大金を投じて作った城である。城が抑止力にならないくらい強大な敵であっても守り抜いて勝たねばな […]

  • 2024年4月19日

令和の販売員心得 黒川想介 (112)分化、統合するマーケット 観察し合う商材を見い出す

FA販売店はFA機器や部品を扱い、FAメーカーとFA機器部品ユーザーの間に立って売買の仲介を生業にする。戦略なくして成長なしと言われる通り各販売店は戦略を立て行動しているが商材とマーケットが同じであるため戦略も似てくる。 各販売店が平成年間にやってき […]

  • 2024年4月5日

令和の販売員心得 黒川想介 (111)知識で「心証よく」ではなく 頭を下げて関係づくりから

FA販売店の営業は顧客の案件に動かされ、顧客からの用件に走る。その一方で取扱いメーカーの強い影響を受ける。FAメーカーは商品の機能を高めて生産設備、生産システムの高度化に対応できるFA商品を開発し販売する。FA営業がそれらの機器をを売るためには技術的 […]

  • 2024年3月29日

令和の販売員心得 黒川想介 (110)強豪打破だけに固執をしない チャレンジする目標見つける

世間では「いい陽気になりました」「寒くなってきました」等と言って、あいさつを交す。同じ様なあいさつでもビジネス世界のあいさつは「忙しいですか」「景気はどうですか」となる。世間のあいさつと同様に軽いコミュニケーションではあるがビジネス世界ではさらりと相 […]

  • 2024年3月7日

令和の販売員心得 黒川想介 (109)電気技術色濃い現在の現場 増える省力化レベルの需要

唐突であったがFAの販売員に「自動化と省力化の違いは何だろうか」と質問してみた。「人の作業の介在なしに作動するのが自動化であるし、省力化も人を省くのではあるから言葉は違っても同じ意味で使われると思う」という回答であった。間違っているわけではないが厳密 […]

  • 2024年3月1日

令和の販売員心得 黒川想介 (108)存在する多様なマーケット 見聞広く持ち攻めの営業を

機器部品販売店では主力に扱う商品によって販売マーケットが違っている。しかしそれらのマーケットは単独で存在するわけではない。各々のマーケットは他のマーケットと重なる部分がある。例えば事務機器、計測機、情報機器等々を作っている非動力系の機器メーカーに出入 […]

  • 2024年2月23日

令和の販売員心得 黒川想介 (107)デジタル化で営業環境変化 詳細な情報と現場に精通を

中学・高校時代に学んだ中国の王朝の歴史を殷・周・秦・漢・・と声を出して憶えた人は多いのではないかと思う。 史上最古の殷王朝を滅ぼした周は前代の王朝名を「殷」と称していたため歴史上は殷となっていたが「殷」自身は「商」と称していたことが遺跡の発掘でわかっ […]

  • 2024年2月3日

令和の販売員心得 黒川想介 (106)商談テーマにとらわれたら営業の「革新活動」が必要に

歴史上で戦国時代の終了は為政者が他者から奪い取る土地がなくなってしまったことを意味している。この時代の土地とは為政者にとって利益の唯一の源泉であるといってもいい資本であった。一所懸命という言葉ができたように土地持ちの者は命を懸けて土地を守ってきた。し […]

  • 2023年12月24日

令和の販売員心得 黒川想介 (105)慣習的な営業活動を見直し 戦略的思考へと切り替える

FAとはファクトリーオートメーションである。FA店の販売員は工場設備の自動化をマーケットとして営業活動をしている。FA店の販売員はメーカー側に立って製造工場を日々訪問し営業活動をする。顧客の言い方、FA機器部品メーカーの言い分に動かされ、立ち止まって […]

  • 2023年12月7日

令和の販売員心得 黒川想介 (104)顧客全体をターゲットにして「がんこ」な営業活動から脱出

FAの販売員に営業は大変か、おもしろいかと問えばおもしろいという人が多い。彼等は営業活動を通して多くの商品の種類を知っているしFA営業には欠かせない電気に関する知識も身につけている。彼等が活動した平成時代は国内のFAマーケットは昭和期のように大きく伸 […]

  • 2023年12月3日

令和の販売員心得 黒川想介 (103)現場作業者の動きをよく知り 顧客にプラスとなる営業必要

日本の製造業は弱くなったとか、まだ強い現場力があるとかをよく耳にする。その評価はどこから来るものなのか。ひとくくりにして言えるものではない。こと製造工場の強さに関して言えばその強さとは徹底したコスト管理と生産の効率化による生産性の向上である。戦後の高 […]

  • 2023年11月8日

令和の販売員心得 黒川想介 (102)営業が成長軌道に乗せるには ーカー、顧客の事情把握を

FA商品を扱う販売店は各々が得意とする商品で顧客を作る。その顧客から新たなニーズが発生する。そのニーズに応えて当該商品を探して納入する。こうして商品の種類がふえ、ふえた商品で新たな顧客を作って販売の領域を広げる。この様な過程を得て成長してきた販売店は […]

  • 2023年10月28日

令和の販売員心得 黒川想介 (101)現場により変わる「見える化」主管部との人脈づくりが重要

販売員の最大の関心事は売上である。売上を上げるために新商品等のカタログを持って顧客をぶらりと訪問する。何か商談テーマはないかと探りを入れる。この様な顧客訪問ができる販売員は顧客とパイプが割に太い販売員である。テーマを探しに訪問するのであるからそこそこ […]

  • 2023年10月5日

令和の販売員心得 黒川想介 (100)広がり見せるFAマーケット 制御回路の外側に着目したい

オートメーションという言葉がアメリカからやって来たのは一九五二年頃だと言われている。その三年後にはソニーがトランジスターの製作に成功している。そしてその翌年の一九五六年には日本産業界でオートメーション時代が始まっている。大戦後11年目の事である。以降 […]

  • 2023年9月30日

令和の販売員心得 黒川想介 (99)製造工場の工程を細分化し 新規開拓で売上低迷を打開

これまでに販売店は売上が低迷した時、まっ先に頭に浮かぶのは新規客開拓であった。今でも新規客開拓で売上低迷を打開したい気持ちは同じである。しかし以前とは違って中小の販売店にとって新規客開拓はかなり難儀なことである。難しいからといっても手をこまねいている […]

  • 2023年9月8日

令和の販売員心得 黒川想介 (98)現場それぞれの効率化がある 製造部に潜む新しい市場開拓

日本の製造業のものづくりはお家芸と言われてきた。現在でも、ものづくりは堅調であり、世界的にも優位のレベルにある。製造業が機械を使った手作り生産からFA生産に移行し始めて以来FA系の販売店はずーっと製造業と付き合って繁栄してきた。したがってFA営業には […]

  • 2023年9月1日

令和の販売員心得 黒川想介 (97)誰もが「自尊心を満たしたい」「欲求」意識した人間関係構築

マズローの欲求五段階説を研修で学んだ営業関係者は少なくない。人間は欲求によって行動する。その欲求は生きたい、生存したいという欲求から始まり、自分が描く理想の生き方を実現したいという自己実現の欲求まで五段階になっているという説である。三段階目に所属の欲 […]

  • 2023年8月3日

令和の販売員心得 黒川想介 (96)窓口機能は受け身のスタイル 持続的拡大目指す攻めの営業

10年ひと昔と言われるがひと昔前には販売員はまだ携帯電話が主流でスマートフォンを持っていなかった。顧客とのやり取りでパソコンメールが多くなったのはもうひとつ昔のことである。その20年間に販売員と顧客の間では合理化が進んで、それまでは訪問をして実行して […]

  • 2023年7月28日

令和の販売員心得 黒川想介 (95)リモート化で訪問営業消失?問われる販売員の本来の役割

機器部品の販売員は顧客を訪問する時に主としてどんな営業活動をしているのか。その内容をおおまかに聞いてみると販売員からすぐ出てくる回答は見積提出打合せ、納期打合せ、進行している件名の状況確認、商品の紹介、案件の相談や打合せである。少し間を置いて案件さぐ […]

  • 2023年7月8日

令和の販売員心得 黒川想介 (94)新しいマーケット誕生時には 上流の部門や技術者へ訪問

昨年販売員が頻繁に耳にする事がある。加工組立の生産現場から入ってくる何々のデータを取りたいという情報である。生産現場には大きく分けると前工程に相当する原料を扱う生産現場と後工程に相当する加工組立の生産現場がある。原料生産では液体状・固定状・気体状の物 […]

  • 2023年6月30日

令和の販売員心得 黒川想介 (93)新規客の訪問も「最初が肝心」社交辞令は気持ちを和ませる

『何事に於ても最初は肝心』である。最初は大事だから小事といえども軽々しく扱ってはいけないという意味である。これを更に深読みすると、何事をやるにも最初は大きなエネルギーを使わなければならない。だからと言って最初から、馬力を出しても空回りしてしまう。だか […]

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