- 2012年2月29日
電磁開閉器回復基調 復興需要が後押し 海外生産志向が一段と強まる メーカーの寡占化さらに進む アジアや新興国海外市場開拓が課題 小型化へ意欲的な取り組み 環境負荷低減、安全対策に重点
製品的にほぼ完成された領域に達していると見られている電磁開閉器であるが、昨今の省エネ、環境負荷の低減など、周辺トレンドの変化を背景に製品開発が行われている。共通した傾向は、小型化、省エネ化、グローバル化対応、省配線化と配線作業性の向上、環境負荷の低減 […]
製品的にほぼ完成された領域に達していると見られている電磁開閉器であるが、昨今の省エネ、環境負荷の低減など、周辺トレンドの変化を背景に製品開発が行われている。共通した傾向は、小型化、省エネ化、グローバル化対応、省配線化と配線作業性の向上、環境負荷の低減 […]
宏業電気が販売するイタリア・ロヴァート・エレクトリックの電磁接触器(コンタクタ)は、ユニークなコイル用ターミナルが最大の特徴である。コイル用ターミナルが上下2カ所、それぞれにA1、A2端子があり、上部のA1と下部のA2、またはその逆でも動作させること […]
●520億円市場を形成 配線接続機器市場は、NECAの制御用専用機器出荷統計によると、10年度は同22・4%増の1254億円と大幅に回復した。11年度は、3月に発生した大震災の影響が懸念されたが、第1四半期は同4・5%減の296億円、第2四半期同3・ […]
日立産機システムは、電磁接触器・開閉器「HSシリーズ」として、8~50Aフレームまでをラインアップしている。 新緩衝構造により、負荷起動時に急激な電源電圧変動(70%程度にダウン)が生じても、電磁石の衝突時の衝撃を低減することで、安定した動作が実現で […]
富士電機機器制御は、電磁開閉器の国内トップメーカーとして豊富な品ぞろえと実績を有する。メーン機種として9~800AフレームまでそろったSC NEOシリーズに加え、昨年12月から新製品として2・2kW以下の小容量用途向けにSKシリーズを発売した。 SK […]
ワゴジャパンはDINレールにワンタッチ取り付けできる超小型の8点センサ/アクチュエータ接続用コネクタ端子台「PM―C739/535―8NF」を発売した。100ミリ角BOXに入る小型サイズながら、入力/出力機器8点を圧着不要で簡単に接続できる。 ケージ […]
共立継器は、直流電磁接触器、電源切替用電磁接触器、高圧真空電磁接触器、継電器の大手メーカー。半世紀を超える歴史を持ち、豊富な製品陣容ときめ細かな対応力で知名度、シェアとも高い。 電源切替開閉用電磁接触器SSKシリーズは、瞬時励磁式と機械保持形により切 […]
東洋技研は、3・5ミリピッチスプリング式コネクタ端子台「PCXシリーズ」が盤の小型化設計に好評のため、新たに3Mハーフピッチコネクタ搭載のPCX―10Sシリーズ5機種とPCX―コモン端子台シリーズ6機種を追加した。 新発売のPCX―10Sシリーズは、 […]
ムーラー電機が新発売したPKE形ブレーカは、過電流検知部を従来の熱動電磁式に代わり、電子式としたモータブレーカ。ブレーカ自体に定格電流設定ダイヤルが装備されているため、コンタクタを組み合わせるだけで、短絡、過負荷、欠相保護機能を備えたモータスタータを […]
品川商工は、配線などに関連する付属部品であるワイヤリングアクセサリーの専門メーカー。配線端子カバー、基板アクセサリー、配線保持具、配線保護具、配線保護材など数多くの製品を展開し、それらの製品開発にも積極的に取り組んでいる。そこには常に「オンリーワンの […]
共立継器は、直流電磁接触器、電源切替開閉用機器の大手だ。端子台でも工業用端子台、スタッド端子台、制御用端子台を発売しているが、配線技術者の立場から開発しており使い勝手、安全性に優れる。 スタッド端子台「NKT―□Sシリーズ」は、配線作業の効率が向上す […]
工場内通信のオープンネットワーク化への取り組みは、ここ20年ほどの間、ドイツ、米国、日本などの工業先進国が中心となって取り組まれており、それぞれのネットワークが普及促進に向けた団体を結成し、訴求活動を行っている。 日本でも従来、それぞれの団体が独自に […]
理光産業は、フロート、レベルセンサの総合メーカー。同社のレベルスイッチは、樹脂製のMFSシリーズ、ステンレス製のRFSシリーズなどが中心。大容量タンクから機器組み込み用まで材質、機能、性能別に豊富な機種をそろえ、幅広いレベル計測ニーズをカバーしている […]
山武は、光電センサ、近接センサをはじめ、レーザーセンサ、超音波センサ、画像センサ、地震センサ、パーティクルセンサなど幅広いFAセンサをそろえている。 昨年11月から光電センサの新製品として「HP7(セブン)シリーズ」の販売を開始した。 新シリーズは、 […]
信明電機は、市場占有率の高いDCソレノイドのほか、光電・近接センサ、トルクセンサ、オートロックブレーカーなどを製造販売しているが、高性能ながら低価格化を実現し好評である。 同社の高周波発振型センサー、オプトセンサーは、検出能力、耐ノイズ性、耐環境に優 […]
磁気近接スイッチ・磁気技術応用の大手専門メーカーであるマコメ研究所は、本質安全防爆構造の2線式磁気近接スイッチ「SW―3950A」を発売している。近年、プラントのみならず防爆対策を講じる製造業が増える中で、磁気近接スイッチの本質安全構造タイプは少なく […]
ピーアンドエフは、FAセンサとして、ポジションエンコーディングシステム「WCS3Bシリーズ」の拡販に注力している。 WCS3Bは、複数の光電センサを内蔵したセンサヘッドと、絶対値を持った樹脂製、またはステンレス製のコードレールで構成される。 センサヘ […]
ジックは、各種FA用センサーをはじめ、安全対策機器、自動認識機器などをそろえている。このうち、1月から販売を開始した超小型・軽量なレーザスキャナ「TiM310」は、無人搬送車(AGV)の衝突防止や、倉庫など保管スペースの有無検知、ワークのはみ出し検出 […]
エレクトロニクスメーカーの松久のディップスイッチは、日本で初めて国産化に成功した製品で長年の実績により国内、欧米、中国、アジアで高い知名度を誇っている。また、各種キーボードスイッチ、センサー、コネクター、ファンモーターなども製造販売しているほか、基板 […]
オータックスは、ディップスイッチのトップメーカーとして、1000種類・月産1200万個体制で取り組んでいる。今年3月から新製品として高品質・ローコストのKAシリーズの発売を予定しており、グローバルでのシェアを確固たるものにする計画。現在、スライド・ピ […]
オムロンは、民生から業務・産業用途までの様々な機器の設定用スイッチの品ぞろえを強化、業界トップクラスのラインアップを保有している。 現在、家電製品・通信機器・映像機器・医療機器・計測機器・制御機器・OA機器・防災防犯機器など幅広い分野で使用されており […]
ディップスイッチは、DIP(DUAL INLINE PACKAGE)と呼ばれ、操作用スイッチの中でも、他のスイッチのようにパネル表面に取り付けられることは少なく、プリント基板上に取り付けて、装置内部に組み込まれて使用されることがほとんどだ。 生産は高 […]
ディップスイッチは、プリント基板上の狭いスペース内に取り付けられることが多いため、機器の小型化と並行する形で形状が年々軽薄短小化する方向にある。限られたプリント基板のスペースに、ほかの電子部品と一緒に高密度実装化を図る上で、形状は機種選定上の大きなポ […]
ディップスイッチはプログラミング設定用スイッチとして市場を形成している。デジタル関連機器の増加も追い風となっている。生産は昨年前半までは高水準の状態が続いていたが、ここに来て一服感も出ている。使用する機器の小型化に対応して、形状の小型・薄型化が著しく […]
表示灯の分野では鉄道車両への採用が拡大している。特にLEDを採用した表示灯は、視認性が高く、省エネ、長寿命という各種の優れた特徴があることから、新幹線を筆頭に新型車両の運転台周りや車側灯、尾灯、標識灯などあらゆる箇所に採用されている。また、海外でも日 […]
今年は昨年に続き、先行きに不透明感を感じている。堅実な動きを示す企業がある一方、大型企業の倒産も出ており二極化が進んでいるようだ。当社は制御技術を核とした事業を確実に成就させ、あらためて専門技術商社としての強みを発揮していきたい。 こうした状況下、今 […]
各種の表示機器は日々性能がグレードアップし、アプリケーションも従来のFA分野からインフラ分野や外食産業分野、アミューズメント分野など様々な分野に拡大を見せている。今後もHMI機器として社会のあらゆる分野での成長が見込まれており、表示機器メーカーでは、 […]
昨年は東日本大震災をはじめ、円高、タイの洪水など激動の1年であった。当社もエコポイントの終了に伴うデジタル家電製品の7月以降の急激な落ち込みや、急速な為替変動などに振り回されたが、これまで販売額の上位3社が民生機器の市場で占めていたのが、7社が産機関 […]
IDECは、各種装置の操作表示パネル用に、表示性能と通信性を高めたプログラマブル表示器「HG4G/3G/2G形」を好評発売中である。 5・7インチから12・1インチまでラインアップ。高輝度・高分解能のLCDを搭載し、最高クラスの表示性能を実現。LED […]
昨年を振り返ってみると、東日本大震災、福島原発事故、米国財政赤字、EU債務危機、タイ洪水、超円高など気を引き締めなければいけないことが続いた。中部地区も主要産業である自動車、工作機械がリーマンショック以来、上向きだしたところであったが、少なからずその […]