- 2023年2月3日
【数字で見る日本の製造業の現在地2023】SEAJ、2022年12月度 日本製半導体製造装置 販売高 前年比1.1%増の3065億9600万円 景気後退・踊り場に突入
日本半導体製造装置協会によると、日本製の半導体製造装置の2022年12月度の販売高(3カ月平均)は、前年同月比1.1%増の3065億9600万円となった。2022年は7月以降も3000億円超の高水準で推移してきたが、10月から景気後退局面に入り、前月 […]
日本半導体製造装置協会によると、日本製の半導体製造装置の2022年12月度の販売高(3カ月平均)は、前年同月比1.1%増の3065億9600万円となった。2022年は7月以降も3000億円超の高水準で推移してきたが、10月から景気後退局面に入り、前月 […]
主要FA・機械上場商社の2023年3月期の業績予想は、部材の調達難という厳しい市場環境下ながら、製造業を中心とした旺盛な設備投資をとらえ、15社すべてが前年から増収になる見通し。特に製造業向けの半導体や電子部品、FAなどエレクトロニクス分野は順調で、 […]
日本電機工業会(JEMA)によると、重電機器受注生産品の2022年度第3四半期(10~12月)の受注額は前年同期比23.4%増の5077億円となり、5四半期連続のプラスとなった。内需は13.1%増の3579億円。うち製造業は15.1%増の890億円と […]
ロボット国内出荷・輸出額推移(会員ベース) 出典:日本ロボット工業会 日本ロボット工業会は、2022年の会員ベースのロボットの受注・生産・出荷実績を公表し、受注額が対前年比1.6%増、生産額は5.6%増と前年を上回り、受注、生産、総出荷実績(金額、台 […]
世界経済フォーラムは、世界の先進的な工場「Lighthouse」について、2022年は新たに36工場を追加した。日本からはP&G高崎工場(群馬県高崎市)が選出され、日本にあるLighthouseとしては3件目となる。 Lighthouseとは […]
日本半導体製造装置協会(SEAJ)は、2022年度から24年度までの3年間における日本製半導体・FPD製造機器の需要予測を公表した。半導体製造装置は23年度に一時的に踊り場を迎えるが、24年度には戻って4兆1997億円に達し、FPD製造装置も22年度 […]
日本で製造したものを海外に出荷した金額「輸出額」は、2021年は83兆914億2000万円(食料品や原料品等も含む)となり、。これまでの最高額となるリーマンショック前の2007年の83兆9314億円に匹敵する大きな数字となった(財務省貿易統計)。 調 […]
日本の製造業がどれだけ稼いだかを示す「製造業GDP(名目)」は、2021年度は日本の名目GDP550兆5000億円の20.6%となる113兆4092億円となった(2021年度国民経済計算年次推計より算出)。 ここ20年の日本の名目GDPは、2007年 […]
全国にある製造業の事業所を示す「事業所数」(従業者4人以上)は、2020年は17万6858カ所(経済産業省 令和3年経済センサス‐活動調査より)。生産拠点の海外展開や事業所の統廃合等を経て、年々減少傾向にある。 これまでの推移を見ると、最も古い調査結 […]
コロナ禍でも最低ラインの300兆円はキープ バブル期、リーマンショック前の330兆円超えが目標 メーカーが製造して出荷した金額「製造品出荷額」は、2020年は302兆33億円(経済産業省 令和3年経済センサス‐活動調査)となった。 これまでの推移では […]
日本経済の発展を牽引し、今も支える製造業 就業者数下げ止まりも 自動化・オートメーション化が必須 日本の製造業で働く人は、2022年10月末時点で1053万人となっている(総務省統計局 労働力調査2022年10月分より)。これは日本で働いている人の1 […]
日本の製造業は成長しているのか、衰退しているのか。拡大しているのか、縮小しているのか。その規模はどれくらいなのか。明確な基準をもとに数字を示し、定量的に見ていかないと意味がない。そこで「数字で見る日本の製造業の現在地」として、日本の製造業人口、出荷金 […]
2022年は部材不足の影響から、製品を作れない、納められないからお金が入らず、さらに材料費や燃料費、物流費の高騰によって利益を圧迫し、二重三重に苦労がかさむ年となった。2023年も引き続きこの状況は変わらないが、水面下では部材不足は解消に向かい、メー […]
日本ロボット工業会によると、会員ベースでの2022年10−12月 ロボット受注・生産・出荷実績は、受注台数・金額は前年同期比マイナスとなったが、生産・出荷は順調に進み、9四半期連続の増加を記録。総出荷台数・金額は過去最高の6万4417台、2275億円 […]
電子情報技術産業協会(JEITA)は、電子情報産業の世界生産見通しを発表した。2022年の世界生産額は前年比1%増の3兆4368億ドルとなり過去最高を更新。23年はDXやカーボンニュートラル向け需要で電子部品が伸び、3%増の3兆5266億ドルで過去最 […]
2023年はコロナ禍もだいぶ収まって景気回復が期待されるが、実際は原材料価格や燃料コストの高騰など不安要素は解消せず、2021年・2022年に比べて低成長にとどまりそうだ。しかしながら、製造業をはじめ設備投資や自動化、デジタル化、電化への需要は根強く […]
制御用スイッチ・リレー・表示灯などの制御回路機器のJIS規格「JIS C 8201-5-1:2022」が10月20日付で改正された。 規格名称は「低圧開閉装置及び制御装置-第5-1部:制御回路機器及び開閉素子-電気機械式制御回路機器」で、制御回路機器 […]
日本半導体製造装置協会(SEAJ)が発表した、2022年第3四半期(7−9月)の世界半導体製造装置販売高は、前年同期比7%増の288億ドル(3兆8995億6320万円・1ドル135円換算)となった。地域別では、中国が7%増の77億8000万ドルで、台 […]
モータ、インバータ、PLCなど産業用汎用電気機器の出荷は、製造業の設備投資需要が旺盛で、好調を持続している。日本電機工業会(JEMA)による産業用汎用電機機器の出荷実績では、2022年度上期(4−9月)の出荷額合計は前年同期比7.7%増の4750億円 […]
コロナ禍を機にテレワークの急速な浸透、無人化や遠隔監視などのニーズが高まっている。人手不足や資材の不足と価格高騰も加わり、企業の設備投資は増加傾向にあり、FA市場にとっては大きな追い風が吹いている。 日本政策金融公庫の「2022年度中小製造業設備投資 […]
FA・配電制御機器は今も入手困難な状況が続いているが、一部製品やメーカーでは納期は改善に向かうものが出ており、少しずつだが出口が見え始めた。 三菱電機は、主要機器で納期改善が明確になってきた。PLC・シーケンサは、MELSEQ Qシリーズは8月に4− […]
日本政策金融公庫の「中小製造業設備投資動向調査」によると、2022年度の中小製造業の国内設備投資額は前年比19.7%増加の2兆7237億円となった。4月に実施した22年度当初計画よりも増加し、特に生産装置が大きく増加している。その背景には、需要が急増 […]
国際ロボット連盟(IFR)によると、2021年の世界の産業用ロボットの出荷台数が50万台の大台を突破し、過去最高となる51万7385台に到達した。過去10年間で右肩上がりを続け、19年・20年はコロナ禍で停滞したが、21年は大幅回復。今後も成長が続く […]
人と並んで作業ができるロボットとして今も注目を集める協働ロボット。発売開始から10年以上が経ち、ロボットハンドをはじめツールも充実し、使い方も慣れてきたこともあり、活用範囲が広がって本格的な普及段階に入った。 矢野経済研究所によると、2020年の協働 […]
日本半導体製造装置協会(SEAJ)は、2022年7月度の日本製半導体製造装置とFPD製造装置の販売高を公表した。日本製半導体製造装置の7月度の販売額は前年同月比31.8%増の3205億6700万円。日本製FPD製造装置の販売高は、30.5%減の296 […]
日本工作機械工業会は、2022年7月の工作機械の受注状況(確報)を公表し、受注総額は1424億1200万円(前年同月比5.5%増)となった。先月まで5カ月連続で1500億円を超えていたが、7月は受注は若干落ち着いた。それでも受注は高水準をキープし、2 […]
日本配電制御システム工業会によると、2022年6月度の配電・分電・制御装置の生産額は462億7100万円(11.6%減)だった。このうち閉鎖型配電装置は129億4100万円(14%減)。分電盤は86億2300万円(1.2%減)。監視制御装置は166億 […]
見える化も予知保全もデータ活用も、すべてリアルな現場からデータを集めるセンサがあってこそ成立する。デジタル化・DXの進展にともないセンサの出荷数量・金額は年々増加しており、電子情報技術産業協会(JEITA)の「センサ・グローバル状況調査」によると、2 […]
人手不足のなか、自社を選んで入社してきてくれた新入社員は、いわば「金の卵」。だからといって過剰におもねる必要はないが、できるならば長く勤めて会社の将来をになって欲しいというのは誰しもが思うところ。とは言え、デジタルネイティブでZ世代とも言われる10代 […]
FAメーカー各社の2022年度第1四半期決算が出揃った。2021年度は各社増収増益の好調で終えたが、2022年度のスタートは一転して厳しさに直面した。特に受注残と納期遅延の解消を進めていくなかでの部材不足と中国のロックダウンによって足を引っ張られるケ […]