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コラム・論説

  • 2022年10月28日

日本の製造業再起動(92)【提言】劣化列島日本/希望と勇気【その10】沈下する(日本の) 完成品メーカー「ピラミッド崩壊」

3万人のための情報誌と称する「選択10月号」に興味ある記事が掲載されている。「部材メーカー生き残りの『大転換』」「『トヨタよりテスラ』という潮流」と銘打った記事である。内容の詳細は割愛するが、日本の部材メーカーがトヨタはじめ日本の自動車メーカーに見切 […]

  • 2022年10月27日

踏み出せばその一足が道となる 老いて朽ちる前に挑戦を

「この道を行けばどうなるものか 危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる 迷わず行けよ 行けば分かるさ」先日亡くなったアントニオ猪木氏が引退スピーチで披露した「道」という詩だ。もともと新日本プロレスの道場に飾っ […]

  • 2022年10月26日

令和の販売員心得 黒川想介 (78)マーケティング2・0再構築 顧客内顧客を増やす情報活動

企業の目的は顧客を創造することであると定義しているのはかの有名なドラフカーである。企業がマーケットの創造という目的を持って活動する時に最も重要な機能はマーケティングとイノベーションだと言う。わかりやすく言うならば顧客が無意識にもっている欲求を知る事と […]

  • 2022年10月19日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所75】本物のコストダウン コストは、生産性向上と在庫削減を同時に行えば、例外なく下がる。

利益を上げるためにコストを下げる必要が出た時、その具体的な方法として多くの工場で、作業能率の向上に力を入れる改善が行われています。ちょっと極端な言い方をしてしまいますが、この作業能率向上によるコストダウンには間違った方向に行ってしまう危険性が潜んでい […]

  • 2022年10月19日

「○○するだけ」の技術を突き詰めろ 専門性と汎用性を両立する価値技術

常にカップラーメンを家にストックしているという人は多いだろう。お湯を入れて数分待つだけで完成し、美味しく食欲を満たしてくれる。味そのものは店舗で食べるラーメンには及ばないかもしれないが、いつでも・どこでも・誰でも・簡単・素早く・同じ味を作り楽しめるこ […]

  • 2022年10月6日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所74】モノづくりにおける流れの追求 モノづくりは、付加価値が付く瞬間以外は、運搬または停滞である。

工場は付加価値を付ける場所です。原材料を加工して部品にし、部品を組み立てて製品にします。それぞれの工程で、最初の状態に付加価値を付けて次の状態にすることを繰り返します。このようにして工場ではたくさんの部品や製品が作られますが、付加価値が付く時間は意外 […]

  • 2022年10月5日

プラットフォーム時代の終焉 強い専門性とつながりが活きる時代に

なんでも揃うデパート・百貨店は、昭和の象徴だった。食品から衣服、電化製品、さらにはレストランや遊園地ゲームセンターといった娯楽施設まで一つの施設内にあり、ひとつで完結していた。しかしいまのショッピングセンターを見ると、専門店のテナントが中心。専門的な […]

  • 2022年10月5日

令和の販売員心得 黒川想介 (77)顧客の製造現場に市場はある 自動化できない工程を効率化

昔から商売は、信用が第一と言われている。店に買いに行くお客様はその店のことを知っている。商品は同じでもその店には安心感があるから買いに行く。その安心感というのが信用である。機器部品の販売店は現在の顧客からの信用を得ている。その信用を得るまでには(一) […]

  • 2022年10月4日

【「テクノドリブン」~技術からはじめよ~①】 技術解決思考でビジネスモデルを革新せよ!!(タナベコンサルティング)

はじめに コロナショックに伴いDX(デジタルトランスフォーメーション)が急加速し、これまでデジタルへの取り組みに無頓着であった企業も、デジタルなくしては業務を進められない状況になった。2年前はデジタルへの取り組みが“他社との差別化”や“生産性の改善” […]

  • 2022年9月30日

失敗は成功の糧 デジタル空間で失敗・事故をどんどん経験しよう

先日、国際物流展2022の日立製作所ブースで、労働災害のVR体験をさせてもらった。140種類近くの労働災害が実際に体験できるとのことで、VRゴーグルを被り、何やら配線がしてある手袋をはめ、バーチャルな製造現場に没入した後、説明員の指示のもとスタート。 […]

  • 2022年9月29日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所73】賢い在庫の持ち方 在庫を持つなら川上で。

カウンターのお寿司屋さんでは、板前さんが注文通りに握り寿司やお造りを出してくれます。当たり前ですが、注文を受けてから慌ててご飯を炊き始めたり、着替えて魚河岸に魚を買いに行ったりということはありません。あるいは冷蔵庫から前もって握っておいたお寿司を出す […]

  • 2022年9月27日

日本の製造業再起動(91)【提言】劣化列島日本/希望と勇気⑨「臆病劣化の現実」と自動化・DX化への挑戦

2022年は、年初よりコロナ禍や鋼材価格の高騰に見舞われた年であるが、年初には予期しないウクライナ危機や急速な円安進行など、想像を超えた波瀾万丈の年である。コロナ禍に振り回された自粛期間に中小製造業を取り巻く外部環境は激変した。『劣化列島日本』をテー […]

  • 2022年9月27日

【産業用ロボットを巡る 光と影(42)】特許申請できたロボットの加工とは?なぜ金型加工のロボット化を成功できたのか?

特許の申請をした顧客 先日、筆者は「RobotWorksを昨年導入した顧客」の工場に伺った。この企業は社員30名ほどの典型的な中小企業で、主に研磨加工を行っている。ロボットは3年前に導入したが、あまりロボットをいかせないので、当社にコンサルとソフトを […]

  • 2022年9月13日

令和の販売員心得 黒川想介 (76)画期的商品の出現は望めない 製品から顧客中心へシフトを

国内は少子高齢化やデフレ気味の経済環境下にあり、働く人口の減少で国の勢いは先進国や新興国に比べて弱くなっている。それでも社会は変わっていく。販売店が取引している顧客も当然変わる。その結果、顧客数に変化があるし売上上位の顧客の顔ぶれは変わる。 客先開拓 […]

  • 2022年9月9日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所72】倉庫を高度に使う発想

モノの管理に、人の目とコンピュータの目の、相乗効果を取り入れよ。 強いモノづくりができるように改善を進めていくと、倉庫の活用レベルを高めることが大切だと分かってきます。倉庫とは、単なるモノの保管場所などではなく、原料や部品を加工して製品にして出荷する […]

  • 2022年9月7日

令和の販売員心得 黒川想介 (75)単に商品を売りたい欲心より 相手を知りたい気持ちで臨む

ラジオのトーク番組の中で、ある有名なアナウンサーが次の様な話をした。駆け出しの頃から色々な人にインタビューをした。自分も少しは有名になり、若手のアナウンサーからインタビューを受ける機会がふえた。あるインタビューを受けた時に真摯に関心を持って私の事を見 […]

  • 2022年9月6日

良薬は口に苦し 反対意見や疑問点にこそお宝は眠っている

Twitterは面白い。脈略もなく、突然、ニッチな言葉がトレンドになったりする。多くはテレビや雑誌、新聞などで取り上げられた言葉がトレンドに上がってくるが、時折、「?」と思ってしまうような言葉が出てくる。例えば「ラッダイト運動」。8月29日あたりだと […]

  • 2022年8月26日

【制御盤製造のDXの壁とその解決策9】設計変更の内容が発注者に反映されないの壁

設計データを盤発注者とクラウドで情報共有する 制御盤の発注者から今回の内容を伝える仕様書が紙またはPDFで届き、内容を読み込んでみると、なにやら違和感が。前回の発注時、内容に不備があったために設計の一部を修正して納品したのだが、今回も前回の修正前と同 […]

  • 2022年8月26日

【制御盤製造のDXの壁とその解決策8】機能要求の多様化の壁

部品データと電気設計CADのライブラリ機能を有効活用する 制御盤の設計・製造工程をデジタル技術を使って効率化し、制御盤関連各社の体質強化を実現する「制御盤DX」。しかしそこに至るまではいくつもの壁・ハードルが存在する。日本電機工業会(JEMA)制御盤 […]

  • 2022年8月25日

【製造業での広報活動のススメ】Vol.3 取材記事に対する対応編

大きな記事が掲載された喜びも束の間、社内外からクレームの嵐 はじめに 日本の企業は、欧米に比べ、営業部門や製造部門ほど、広報部門を重要視しない時代が長く続いていました。ある時期までは、広報室は企業のゴミ捨て場と言われていたそうです。特に、日本経済を支 […]

  • 2022年8月24日

日本の製造業再起動(90)【提言】劣化列島日本/希望と勇気⑧『本土決戦・中国企業との戦い』

「劣化列島日本」をテーマとした今年度シリーズの第8回目は、虎視眈々と日本市場攻略を進めている中国の機械メーカーの実態に迫ってみたい。 8月2日付日刊工業新聞に、中国レーザー加工機のトップメーカーであるHSGレーザー社の日本市場への参入を報じている。『 […]

  • 2022年8月24日

【製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (71)】

技術者育成においてまず取り組むべきことは何か 技術者育成は大切であり取り組まなければいけないが、まず何に取り組めばいいのかわからない。これは多くの企業において悩まれていることかもしれません。それもそのはずで、まず何に取り組むべきかがわかっている企業で […]

  • 2022年8月24日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所71】現場での問題の見つけ方

すぐに使わないモノがあれば買い方に、すぐに動かない中間品があれば、造り方に問題があると考えよ。 大事故が起きてしまった後の現場検証で、「明らかに予兆があったのだが誰もそれを正しく認識しなかったので、その結果、今回の大事故につながった」といった分析結果 […]

  • 2022年8月24日

令和の販売員心得 黒川想介 (74)毎日顧客に会う現代流の稽古 新たな経験が新たな発見導く

昔の武士は日夜剣術の稽古に励み、土台を作れと教えた。その教えとは武士は剣術の技を磨いて強くなり、戦いの場で相手に勝たなければ出家に奉公できないというものではなかった。もち論、日夜の稽古によって剣の技は上達しただろうがそれよりも担力が鍛えられることを狙 […]

  • 2022年8月23日

製造業の新入社員の成長意欲が低い?先輩社員が殻を破って挑戦する姿を見せろ

製造業の新入社員は、本当に成長意欲が低いのか?ラーニングエージェンシー(旧トーマツイノベーション)とラーニングイノベーション総合研究所が行ったアンケート調査「新入社員意識調査(製造業編)」によると、製造業の新入社員は「スキルアップのために何か特別なこ […]

  • 2022年8月12日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所70】最適な生産スピード 出荷に間に合う、最もゆっくりなスピードで作れ。

「モノづくりは速く造るより、ゆっくり造るほうが生産性はよくなる」、と言ったら皆さんはどう思われるでしょうか? そんなバカな!速いほうが生産性は高いに決まっているじゃないか!!と思われた方はいらっしゃいませんか。 スピードを速めると、手作業であれば不良 […]

  • 2022年8月7日

【寄稿】重要インフラのサイバーセキュリティについて【 Cohesity, Inc. CISO ブライアン・スパンスウィック】

最大の懸念はランサムウェアによる被害 2004年に設立された独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、経済産業省のもと、日本のITに関するさまざまな取り組みを企画・実施しています。 IPAでは、2006年から毎年、前年に発生した情報セキュリティ事件や […]

  • 2022年8月5日

激しい生存競争のなか「変わらない・挑戦しない」でどう生き残るの?

偉人たちの名言とされるものは、いま風に言えば発言の一部の切り抜きだ。しかし、そんなことは関係なく、物事の本質を捉え、シンプルに言い当てているから、人の心に突き刺さり、時代を超えて残っていくのだろう。何か悩んだり、行き詰まった時には、偉人の名言を眺めて […]

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