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コラム・論説

  • 2022年8月3日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所69】段取り替えの改善ポイント 段取り替えにボルトを見たら、改善できる!!と思え。

一度締めたら緩まないのがボルトの利点です。モノを固定するときや製品の組み上げには欠かせないモノですね。しかし頻繁に取り付け取り外しをする用途には、ボルトは必ずしも最適とはいえません。スパナなどを使って何度も回転させなければならないし、工具の取り置きや […]

  • 2022年8月3日

令和の販売員心得 黒川想介 (73)顧客に接して製造現場を知る「三知運動」で営業活動活性化

若い販売員に「どんな営業をしたいか」と聞く。比較的に多いのは案件がもらえる営業をしたいという回答である。案件が発生すると販売員に声がかかって打合せに入る。こうした打合せの件数は昭和の頃と比べるとかなり小さくなっている。昭和の製造現場では常に自動化を模 […]

  • 2022年7月29日

二元論に惑わされない 選択肢はもっと沢山あるはずだ

善か悪か。白か黒か。丁か半か。一か八か。二元論はシンプルで分かりやすく、人の心に刺さりやすい。また結論が中途半端にならないのがメリットだが、答えが偏り、課題や問題点を覆い隠し、現実世界には当てはまらない回答になる可能性があるというデメリットがある。メ […]

  • 2022年7月29日

令和の販売員心得 黒川想介 (72)新商品に興味示さぬ顧客対策 斥候能力が前進する道を作る

アメリカ映画の西部劇が全盛の時代によく出てくるシーンがある。騎兵隊マーチが流れ、隊列を組んで前進する隊が隊長の号令で一斉に止まる。この先の地形はどうなっているのか、敵対するインディアンが待ち伏せしていないか等を探らせるために一、二名の隊員を選んで斥候 […]

  • 2022年7月28日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所68】多品種生産の改善のポイント 生産スピードを上げるより、段取り替えのスピードを上げよ。

日本の高度成長期の大量生産要求に対応するため、製造業は改善で生産スピードを上げ生産量を増やし、コストを下げて大きな成果をあげました。同じ製品を安く大量に造る時は、生産スピードアップの改善は効果的です。 しかし今のマーケットはより小ロットの生産を求めて […]

  • 2022年7月27日

【制御盤製造のDXの壁とその解決策7】設計の属人化の壁

デジタルツールを使って熟練者の暗黙知を形式知化する 制御盤の設計・製造工程をデジタル技術を使って効率化し、制御盤関連各社の体質強化を実現する「制御盤DX」。しかしそこに至るまではいくつもの壁・ハードルが存在する。日本電機工業会(JEMA)制御盤203 […]

  • 2022年7月27日

日本の製造業再起動(89)【提言】劣化列島日本/希望と勇気⑦ 50年前にタイムマシン『日本列島改造論』

『劣化列島日本』をテーマとした今年度シリーズ第7回目は、田中角栄氏の列島改造論を振り返り、当時の「新しい国造り戦略」を検証する。半世紀前の列島改造論を改めて見直すと、当時の活力と関係者の英知に驚愕する。今日とは雲泥の差である。50年の時の流れの中で、 […]

  • 2022年7月15日

【制御盤製造のDXの壁とその解決策6】受注時の口座開設・取引の壁

電子商取引情報(EDI)導入を積極検討しよう 制御盤の設計・製造工程をデジタル技術を使って効率化し、制御盤関連各社の体質強化を実現する「制御盤DX」。しかしそこに至るまではいくつもの壁・ハードルが存在する。日本電機工業会(JEMA)制御盤2030ワー […]

  • 2022年7月14日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所67】在庫に対する考え方 理想的な在庫の量は、ゼロである。

多くの工場で「在庫管理」にチエを絞っています。しかし、その管理の中身を見てみると、在庫を切らさないように管理をしているところが圧倒的に多く、在庫削減に向けて管理やカイゼンを実行している会社は少ないようです。 在庫の理想的な手持ち量はゼロです。注文が来 […]

  • 2022年7月14日

【FA時評②】求められるFA商社の原点回帰

FA業界は新型コロナ感染症の影響を受けながらも、世界的な景気回復を追い風にしながら、高原状態で好調を維持している。半導体や金属、樹脂材料の品不足と価格高騰、好調な経済状況に伴う雇用拡大で相変わらず人手不足が続いており、景気の腰折れにはなっておらず、依 […]

  • 2022年7月13日

【産業用ロボットを巡る 光と影(41)】裁判沙汰を防ぐために打つ手とは?失敗を恐れチャレンジしないことが生産効率UPを阻む!

筆者の記事は、産業用ロボットを購入する側(顧客側)のための内容がほとんどだが、今回は売る側であるSIer(システムインテグレータ)にも読んでほしい。 某SIerと某顧客との裁判 先日、筆者の知り合いで謀SIerの取締役をしている人から「うちの溶接ロボ […]

  • 2022年7月8日

ロボットテクノロジージャパン大盛況! 製造業のお膝元の底力を実感

6月30日から7月2日まで愛知県の愛知県国際展示場(アイチスカイエキスポ)で行われた、産業用ロボットと自動化システムの専門展示会「ロボットテクノロジージャパン」に参加してきた。ロボットのなかで産業用に特化してターゲットを絞り、かつ自動車を中心とした日 […]

  • 2022年7月8日

【製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (70)】

技術データの確からしさを担保するにおいて何が最重要か 基準となる数値は「細かく、確実に」 製造業における技術者にとって、最も重要な業務の一つが「技術評価」です。機械系であれば強度/弾性率や動的応答、光学的性質、化学や薬学系であれば元素組成や化学構造と […]

  • 2022年7月7日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所66】注文別モノづくりの視点

商品は、製品別でなく、お客様ごとに造れ。 世の中で、一人ひとりのお客様に向けてモノづくりをしているところは決して多くありません。それは、製造工程やラインを見れば一目瞭然でしょう。 しかし部品でも完成品でも、買ってくださる会社や人がいるから造られるので […]

  • 2022年6月30日

【製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (69)】モチベーションが下がり立ち止まっているように見える若手技術者 打ち合わせはアピールの好機

COVID-19の影響もある中、将来を期待されて入社した新人技術者。今年入社した技術者たちも、秋ごろになると会社での生活が大体つかめ始める一方、仕事に対するモチベーションが下がり始める時期でもあります。 さまざまな要因でモチベーションは低下しますが、 […]

  • 2022年6月17日

国が見据える日本の製造業の未来とは? 産業振興の道筋を示せ

2022年版の「ものづくり白書」が公開された。日本の製造業の市況、経営状況などを分析し、事業環境の変化として原油価格の高騰、部材・素材不足、DX、カーボンニュートラルなどを取り上げ、状況を解説している。今回もざっと目を通し、コロナ禍やサプライチェーン […]

  • 2022年6月16日

【製造業での広報活動のススメ】Vol.1 ニュースリリース編

【教訓1】社内の事情を突破しないと、良いニュースリリースにはならない! はじめに 日本の企業は、欧米に比べ、営業部門や製造部門ほど、広報部門を重要視しない時代が長く続いていました。ある時期までは、広報室は企業のゴミ捨て場と言われていたそうです。特に、 […]

  • 2022年6月15日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所64】モノづくりのレベル

自社の実力は、モノづくり6段階のレベルで把握せよ 自社のモノづくりの実力を把握することはとても大切だと思います。しかし何をもって実力というのかと考えると、これはけっこう難しいテーマです。昨年よりは良いとか、同業者の中では一番良いといった相対的な比較で […]

  • 2022年6月14日

【FA時評】市場活性化へ正確な統計

 産業界はあらゆるモノの価格が上昇を続け、以前のデフレ状況から一転してインフレ傾向を強めている。原材料や資材価格の上昇に加え、物流費なども日ごとに上がり、これにモノ不足も生じていることから売る側の立場が強く、価格への転嫁が従来には見られないほど着実に […]

  • 2022年6月1日

自動化は人と企業を守り、幸せにする 仕組み化×自動化を進めよう

三菱電機の品質不正問題。長年かつ広範囲にわたっていた事は残念でならない。未来志向で捉えるならば、この問題によって大きな事故や不具合を引き起こさなかったことは不幸中の幸いだった。顧客やステークホルダーへの信頼を損なうことに対して責任問題は避けられないが […]

  • 2022年5月31日

儲かるメーカー改善の急所101項【急所63】設備への考え方

設備はチューンナップできて一人前。内製化でオンリーワンを目指せ。 どんな仕事であっても、プロと呼ばれる人たちにとって、自分が使う道具の調整や改造はできて当たり前です。ときには道具自体を作ったりもしています。買ってきたままで使っているのなら、それはアマ […]

  • 2022年5月26日

【提言】劣化列島日本/希望と勇気⑤『出羽守(ではのかみ)』に支配されたウクライナ報道

今年度(2022年)は劣化列島日本をテーマにシリーズで寄稿しているが、第5回目は、劣化列島日本の象徴とも言える『出羽守(ではのかみ)』に支配されたウクライナ報道を取り上げる。筆者はかねてより出羽守(ではのかみ)の弊害を提言してきた。出羽守(ではのかみ […]

  • 2022年5月25日

営業力を鍛えよ アフターコロナは再び「営業力」が生きる時代が来る

新型コロナウイルスの感染拡大が下火になってきてあらためて思うのが、コロナ禍で訪問や対面が制限され、オンラインでの打ち合わせやリモートワーク等が広がったが、やはり営業力に定評がある企業は足腰が強いということ。昔から営業が強いと言われる企業、またはコロナ […]

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