- 2020年8月19日
産業用ロボットを巡る 光と影(28)
なぜ優秀なソフトを用いてもロボットの導入に失敗するのか? 絶対精度の重要さを認知せよ! ロボットの導入に失敗する理由 今回は、少し専門的な話になります。 最近、産業用ロボットを導入する会社が増えているのは周知の事実ですが、ティーチングを行う方法が […]
なぜ優秀なソフトを用いてもロボットの導入に失敗するのか? 絶対精度の重要さを認知せよ! ロボットの導入に失敗する理由 今回は、少し専門的な話になります。 最近、産業用ロボットを導入する会社が増えているのは周知の事実ですが、ティーチングを行う方法が […]
新規の見込み客へのアプローチは、売り込む商品や扱い商品に頼ってはいけないと再三言ってきた。初回のアプローチの段階では名刺交換が終わり、着席して簡単なこなしの会話の後、相手が黙ってしまうと販売員はなすすべがなく焦ってしまい、どうしても商品に頼らざるを得 […]
■急所3 動作経済の四原則その① 距離 ↓ 距離を短くする これから4回にわたって「動作経済の四原則」という動作に関する便利な原則の話をいたします。製造業で仕事をするということは、材料に何らかの作用を加えて付加価値を付けていくことといえ […]
いまさらながら友人にロボット掃除機を勧められた。部屋の隅々まで結構な量のゴミを吸い取ってくれ、毎日の掃除がとても楽になったと大絶賛していた。 インターネットリサーチのマイボイスコムの調査によると、日本でのロボット掃除機の普及率は約5%とのこと。200 […]
実験や試験をやらせる場合の最重要指示事項がわからない 安全確保し目標期限までに報告書を 今日のワンポイントは、「若手技術者に実験や試験をやらせる場合の最重要指示事項がわからない」という時には、「まずは安全第一、そしてその次は活字と画像で […]
■急所2 基本の大切さ ↓ 基本中の基本を徹底せよ 勉強でもスポーツでもそしてもちろん仕事でも、もしあなたが「基本は大切だと思いますか?」と聞かれたら皆さんYESと答えるのではないかと思います。 しかし次に、「あなたはその基本をしっかり […]
若手技術者が時間感覚を身に付けていない 会議の議題と時間配分を明確化 若手技術者が時間感覚を身に付けていないという悩みについて考えてみます。 そのような時には、「会議、打ち合わせ、ミーティングの議題とそれぞれの時間を明確化させる」という […]
機器部品営業は、市場の環境に応じて営業のやり方を変えてきた。これまで述べてきたように、黎明離陸期ではまだFA市場は未成熟であったから、市場を模索する市場探索型営業であった。 昭和の成長拡大期には、工場や現場の数が増え続けていたからその現場の隅々に、次 […]
この数年「民主化」という言葉が流行している。と言っても政治や国家体制の話ではなく、テクノロジーの分野でだ。その典型的なものがAIとロボットだ。 例えばAIは、これまではAI研究者や技術者などAIにたけた人でなければAIを作れない、使えないものだったが […]
大手の販売店は資金が割に潤沢であり、マーケティングスタッフを抱えることができる。したがって、戦略的に種々の手を打って令和時代の成長路線を進めることができる。 しかし、大半の販売店はマーケティングスタッフを抱える余裕はなく、販売員の営業力強化や多少の販 […]
DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉がはやっているが、定義は各社さまざまで実態をつかむのが難しい。しかし先日、東芝デジタルソリューションズの島田太郎社長の就任会見のなかでDXについて興味深いコメントがあった。 いわく、DXで重要なのはビ […]
改善は誰のために行うか ↓ 工場でのあらゆる活動は、お客さまからのご要望に応えるために行っている。 「改善は誰のために行うか?」というシンプルな質問ですが、これにはいくつかの答があると思います。一緒に考えてみませんか? 自分のため…そうですね、いいと […]
今月(7月)に富士通が、基本、在宅テレワークを行うと公表した衝撃的なニュースをご記憶の方も多いと思われる。コロナ対策として始まったテレワークが、たった数カ月で『新たなる働き方』として大企業の指針となった事は、労働環境の大変化を予感させる重大ニュースで […]
中国工場における従業員の定着及び従業員教育の進め方③ 求める役割明確にし育成を 第3回の今回は、管理者の育成についてです。ここで言う管理者とは、現場の班長・組長や科長のことを指します。班長・組長や科長の育成については、連載16・17の記事で記していま […]
この1~2年でデジタル化の文脈で「デジタルトランスフォーメーション(DX)」という言葉が使われるようになり、さまざまな場所で目にするようになった。 5年前ならインダストリー4.0、第4次産業革命、IoT、デジタル化、製造業のサービス化などと言っていた […]
人間社会は太古の昔から、変化を続けて歴史を作ってきた。社会の変化にはモノが伴う。モノそのものやモノの造り方も変化してきた。変化すれば新しい需要は生まれる。機器部品の営業は、モノやモノ造りに関係あるマーケットが戦場である。その戦場で活動している経験の浅 […]
自社の要素技術のレベルが上がらない 科学誌へ投稿し外向き視野育む 「自社の要素技術のレベルが上がらない」という時には、「中堅技術者に査読付きの国際科学誌へ投稿させ、そのプロセスを若手技術者にサポートさせる」ということを心がけてください。 […]
トヨタ自動車(以下トヨタ)が、正社員向けの在宅勤務を拡充していくという報道があった。新型コロナウイルス感染防止のために暫定的に行っていた在宅勤務を制度化し、オフィスワークからはじめ、工場勤務の技能職へも広げていく考えとのこと。 緊急事態宣言が明け、徐 […]
コロナの影響、客先もしくは仕事内容で明暗分かれる 優れたロボットの使い方でリスクヘッジを! コロナの影響をアンケート 当社は産業用ロボットを導入されている多くの企業をサポートしています。そこで、「コロナの影響で仕事はどうなりました?」というアンケート […]
中国工場における従業員の定着及び従業員教育の進め方② 同じ項目・内容を繰り返し教える 第2回の今回は、従業員教育の進め方についてです。 2.従業員教育の進め方 教育の重要性・必要性は誰しもが理解していますが、その流動性の高さから教育して […]
デジタル化やデジタルトランスフォーメーション(DX)が知識として定着してきたと思ったら、今度はより具体的な話として「3Dデータ活用の必要性」が言われ出した。 なぜ3Dデータ活用なのかを考える。 人類と技術発展の歴史はコミュニケーション、 […]
パラダイムシフトとは、認識や価値観が劇的に変化することをいう。コロナ禍により、われわれは経験したことのない劇的なパラダイムシフトの渦中にあり、中小製造業にも容赦無くパラダイムシフトの嵐が吹き荒れている。 何百年・何千年も前から、人々は寄り添い、語り合 […]
成長拡大期であった1980年代後半に、販売員が持ち歩く営業カバンが重くなったという論議があった。もちろんカバン自体が重くなったわけではなかった。業界の黎明離陸期には当然、商品の種類は少なくて、カタログを全部入れてもカバンは重くなかった。 生産設備やラ […]
技術的経験蓄積に向けた動きの最優先事項 緊迫感ある業務で習得する「知恵」 「若手技術者が成果を出すための技術的経験蓄積に向けた動きの最優先事項が何かわからない」という時には、「マネジメントがフォローでき、かつ時間軸の厳しい仕事を任せ知恵 […]
アフターコロナからwithコロナへ。新型コロナウイルスの感染拡大が取りあえず落ち着きを見せ、今後はコロナウイルスは身の回りにあるものだとの認識で、それに応じた新しい生活様式を作っていこうという風潮になっている。 そうなると気になるのが、そこではどんな […]
新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、製造業を含む多くの産業でリモートワークが広がり、働き方改革が大きく前進した。しかし実際に実施できたのは営業・販売や管理といった一部のオフィス業務に限られ、製造業のなかでも設計や製造、保守など現場業務は普段と変 […]
中国工場における従業員の定着および従業員教育の進め方① 自分の仕事に誇りを持たせる 今回から3回にわたって、中国工場における従業員の定着と従業員教育の進め方について書きますので、参考にしてください。 第1回は、従業員のモチベーションにつ […]
5年ほど前から現代は変動(Volatility)、不確実(Uncertainty)、複雑(Complexity)、曖昧(Ambiguity)が急速に増して予測困難な時代になったと言われ、この4要素の頭文字をとりVUCAと表されるようになった。 それが […]
テレビコマーシャルで有名になったクラウド名刺管理サービスという事業があるように、ビジネスの社会では名刺は欠かせないものである。受け取った名刺の枚数が多いということは、それだけ多くの人に会ってきたということになる。 機器部品業界の黎明期や離陸期には販売 […]
昭和の拡大成長期に「愛のフットワーク作戦」という拡販活動があった。これまで述べてきたように、昭和の拡大成長期は、工場が増えて新しい機械装置やそれらを使った生産ラインが次々と誕生すると、それらに使う新しい機器や部品の種類も増えた時代だった。 そのような […]