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コラム・論説

  • 2020年3月11日

マインドセットを変えるチャンスへ

最近、マインドセットという言葉をよく聞く。 これまでの経験や受けてきた教育、先入観などから形づくられる思考のことで、いわゆる固定観念、暗黙の了解などがこれに当たる。   新型コロナウイルスの影響でリモートワークを行う企業が増えている。twi […]

  • 2020年2月26日

令和の販売員心得 黒川想介 (17)平成期の販売員と違う印象 相手を引き込む口上で臨む

昭和期に活躍した機器や部品業界の販売員が、平成の頃によく言っていたことがある。「最近の販売員は新規開拓ができなくなった。我々の若い頃は工場と見れば飛び込んで、新規開拓をしたもんだ」。 今となっては飛び込み訪問などというのは化石のような古い話である。し […]

  • 2020年2月26日

産業用ロボットを巡る 光と影(24)

地方自治体も本気でロボットを推奨 実績を示せば、企業も喜んで重い腰を上げる コンサルタントに依頼 今回は、私が顧問を務めている「ふくいロボットテクニカルセンター」に関して記載いたします。 この「ふくいロボットテクニカルセンター」は、福井県内の製造業( […]

  • 2020年2月26日

【提言】コロナ蔓延! 中国工場のカタストロフィで中小製造業復活の転機『ロボファクトリー』の必然性〜日本の製造業再起動に向けて(60)

『カタストロフィ(catastrophe)』とは、時として『大惨事』と訳されるが、突然のキッカケから修復不能の事態に発展した大災難を意味し、『破壊』を表現する言葉である。中国発の新型ウイルスの蔓延は、深刻な脅威として世界中に感染が広がっている。 人か […]

  • 2020年2月26日

ハイプ・サイクルを活用せよ

  ある3Dプリンタメーカー曰く、3Dプリンタはハイプ・サイクル上の幻滅期を抜けたという。2010年頃に「何でも作れる夢のマシン」とも言われて一家に一台の時代が来ると喧伝もされたが、現在は産業用途で着実な普及が進んでいる。 設計開発部門の試 […]

  • 2020年2月26日

基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (38)

生産委託先・外注先の品質改善指導② キーマン押さえ信頼関係築く   1.中国企業に対してどのように臨めばよいか 前回の記事では、中国企業に対して日系企業と同じ感覚で臨むのは無理です。違いがあることを認識して、会社でその認識を共有しましょうと […]

  • 2020年2月19日

デジタル時代だからこそ三現主義を貫き通せ

センサやネットワーク、IoT、ビッグデータ、AIといったデジタル技術の進化と普及によって現場の多くが数値化して可視化され、現場に行かずともその状況が分かるようになっている。 そんな便利な時代、現場に行き、現物を見て、現実を知る、いわゆる「三現主義」は […]

  • 2020年2月19日

基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (37)

生産委託先・外注先の品質改善指導① 品質改善には認識の共有が重要   今回からは、外注・取引先の品質改善指導について書くことにします。 中国工場の生産委託先や外注先には当然、日系中国工場もあるとは思いますが、ここで書く生産委託先・外注先とは […]

  • 2020年2月19日

製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (35)若手技術者には「紙媒体の専門書で調べる」ことを徹底させよ

「若手技術者に技術の本質を理解させるための具体的なアプローチがわからない」という時には、「紙媒体の専門書で調べる」という徹底をさせてください。 引き続き顧問先で本年入社の新人技術者の教育を行っています。ある顧問先の新人技術者に以下のような課題を出しま […]

  • 2020年2月12日

令和の販売員心得 黒川想介 (16)戦闘的から戦略的への転換 何度でも顧客に会う機会を

人は人と顔を合わせて話を交わす時に、それが短時間であっても相手を評価・判断する。それも無意識に、大ざっぱに3種に分けている。 一つ目は、自分となんとなく馬が合う感じを受ける。二つ目は、極端に言えば顔を見るだけでも声を聞くだけでもいい気分になれず、あま […]

  • 2020年2月12日

真のデジタル人材の育て方

「DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるためにはデジタル人材が不足している」「デジタル人材を育成しなければならない」とよく言われる。 「デジタル人材」という言葉が若干バズワード的な感じがしてきているが、そもそもデジタル人材とはどんな人のこと […]

  • 2020年1月29日

令和の販売員心得 黒川想介 (15)相手に圧倒される「位負け」ワンパターンを脱出し克服

1960年代に制御機器や部品販売の教材となった小冊子があった。筆者はアメリカの墓売りセールスマン、ウィリー・ゲールであり、タイトルは『販売心理術』であった。墓売りの彼が墓の商談に持ち込むためにまずやらねばならないことは、相手の素性を知ることであった。 […]

  • 2020年1月29日

【提言】中小製造業の後継者問題と生き残り 事業承継とRPA(ソフトロボット)〜日本の製造業再起動に向けて(59)

今回は『中小製造業の生き残り』をテーマとして、『事業承継』と『RPA(ソフトロボット)』という全く違う2つのキーワードにスポットライトを当て、中小製造業の課題について論じたい。 はじめに、世間で話題となっている中小製造業の『後継者問題』を取り上げたい […]

  • 2020年1月29日

新しい技術を使いこなす覚悟を持つ

ロボットやIoT、AIといった先端技術はすさまじい勢いで進化し、多くの製品・サービスを生み、新たな価値を引き出している。すぐ先には5Gという通信の大変革が待ち受けており、この動きが加速していくのは間違いない。 その一方で、新しい技術と変化に否定や悲観 […]

  • 2020年1月15日

令和の販売員心得 黒川想介 (14)「究極の売り方」などはない 販売員が自ら発見するもの

これが究極の売り方だ、なんていう売り方は機器部品の営業にはあり得ない。平成期の中頃に、そのような売り方があると錯覚した営業人がいても不思議ではなかった。機器部品の売り方は、一般の営業とは多少違った特色を持っているからそのような発想が生まれた。日本の製 […]

  • 2020年1月15日

基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (36)

購買業務について回る不正行為④ ~中国工場の不正行為事例~ 不正監視 常にチェック姿勢で   ③発注数量と納期の決定 部品や材料に関する発注数量と納期は、どこの工場でもMRPなどのシステムを回して決めていると思います。販売計画から生産計画が […]

  • 2020年1月15日

製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (34)

技術者の能力本位採用に向け 具体的に何をすればいいのかわからない 先日の日経新聞で「能力本位の新卒採用に改革を」という興味深い社説が出ていました。その記事が物語っているのが、企業が時代の変化の速さを踏まえ、あるべき新卒採用の姿が見えない中で、存亡の危 […]

  • 2020年1月15日

デジタル時代に変わるべきは「人」

第4次産業革命、デジタル変革、デジタルトランスフォーメーション(DX)といった時代の変革に合わせて製造業も変わらなければならない。 IoTやAI、ロボットなど先端技術を取り入れて自動化して生産性を向上しようと以前から言い続けてきたが、最近はそれで本当 […]

  • 2019年12月18日

令和の販売員心得 黒川想介 (13)現場の「やりとり」で覚えた昭和 平成は「顧客ありき」がベースに

営業部門に配属になる人は学卒の新人だけではなく、他部門から転属してくる人もいる。最近、途中入社の販売員も多くなった。途中入社の販売員の中には営業経験者だけでなく営業未経験者もいる。営業経験者の中にも、同じ機器や部品業界から来た人もいれば、全く違った業 […]

  • 2019年12月18日

【提言】金属加工を襲うパラダイムシフト「PLA(ポリ乳酸)が起こすプラスチック革命」〜日本の製造業再起動に向けて(58)

数年前より「プラごみ問題」が地球規模の問題として、テレビなどで大きく取り上げられている。プラスチック製品が海に流れ込み、海洋動物が不運な被害者となる映像を見て、衝撃を受けた方も多いのではないだろうか? プラスチック製ストローの使用を禁止する企業や、規 […]

  • 2019年12月18日

三位一体でロボット産業を盛り上げる

研磨材の世界トップメーカーであり、研磨のスペシャリストでもあるスリーエム(3M)は今、研磨作業の自動化・ロボット化に向けた取り組みを強化している。と言っても自前でロボットを作るのではなく、研磨材メーカーとしてロボットメーカーやロボットシステムインテグ […]

  • 2019年12月11日

製造現場をブランディングに活用せよ

12月4日から中国・上海で行われていた自動車アフターマーケットの専門展示会「アウトメカニカ上海」に参加してきた。 中国は2009年に年間1300万台の自動車を製造する世界一の自動車生産国となり、13年には保有台数が1億2000万台に到達。市場としても […]

  • 2019年12月11日

産業用ロボットを巡る 光と影(23)

先端技術を交換し合う企業たち!② 技術だけでなく、情報交換の場 条件良い仕事のパイプを増やす 中小企業の情報交換会 1年ほど前に、企業同士で情報交換を行う記事を掲載しました。その記事で、複数の企業が最先端の技術を交換し合った事、その内容は『展示会』『 […]

  • 2019年12月11日

製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (33)新人技術者の“知っている”ということが実務には使えない

今日のワンポイントは、「新人技術者の”知っている”ということが実務には使えない」という時には、「すべてを教えるのではなく、期限を決めて調べさせて説明させる」ということを心がけてください。 新人教育について、弊社の顧問先でも全体研修が終わり、研究開発部 […]

  • 2019年12月4日

令和の販売員心得 黒川想介 (12)初回アプローチこそ丁寧に 感謝と尊敬の念を持って…

いつの時代も顧客を増やす新規開拓という営業活動は、販売員の重要な任務である。昭和時代には、飛び込み訪問が新規開拓の主流であった。工場と見れば入って行って、成功したり断られたりを繰り返した。 現在の環境では飛び込み訪問のできる時代ではない。かつての飛び […]

  • 2019年12月4日

基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (35)

購買業務について回る不正行為③ ~中国工場の不正行為事例~ 「不正許さぬ」徹底したポリシー ②発注先の決定 これについても購入価格の決定と同じように部品や材料、一定以上の金額の金型や設備などの発注先決裁者は、原則として経営トップである総経理または工場 […]

  • 2019年12月4日

製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (32)

革新生む「創造力」と「誘導力」 技術者のイノベーションと企画力 1:企画力とその盲点 「技術者にとって求められるのは、イノベーションである」。いろいろなところで見聞きすることです。当社がさまざまな企業をサポートするにあたり、イノベーションが大切である […]

  • 2019年12月4日

予知保全+事後保全

最近「未病」という言葉をよく聞く。健康な状態と病気の間の状態のことで、医師たちは「症状が軽いうちに異常を見つけて病気を予防しましょう」と呼びかけている。これまで医療技術は病気が起きた後の処置を中心に発展してきたが、技術の進歩によって「未病」にたどり着 […]

  • 2019年11月27日

令和の販売員心得 黒川想介 (11)窓口の資材購買担当後方の 開発技術者を知る事が肝要

機器部品の販売員が普段の訪問活動で面談の対象にしている人には二種類ある。資材購買の人と設計や製造の技術者である。 資材購買は商材を買う立場である。販売員は商材を売る立場である。各々の立場が違ってはいるが両者は同質である。だから会った瞬間から、資材購買 […]

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