- 2015年10月21日
SAPジャパンの超リアルタイムビジネスが変える常識(1)~Industrie4.0で働く人はもっとハッピーになれる
インダストリー4.0によって、働く人はどのように変わるのか?私は三つの変化があると考える。これらの変化が、働く人に仕事の意義を強く感じさせ、働くモチベーションの向上につながるのではないかと思う。 (1)仕事の領域が広がり、より専門性/付加価値の高い仕 […]
インダストリー4.0によって、働く人はどのように変わるのか?私は三つの変化があると考える。これらの変化が、働く人に仕事の意義を強く感じさせ、働くモチベーションの向上につながるのではないかと思う。 (1)仕事の領域が広がり、より専門性/付加価値の高い仕 […]
今年は戦後70年の節目の年といわれている。終戦を迎えて5年目の1950年に朝鮮動乱が始まった。この動乱が日本経済に特需をもたらした。これを境にして、日本の経済は順調にすべり出した。動乱が終わっても軌道に乗った経済は拡大を続けていた。物不足が深刻な時代 […]
「モノ作り企業の経営の本質とは何か?」-これまで、国内外大小300以上の製造業のコンサルティングを行っていて多くの経営者に聞かれることだ。私は必ず「スペック(仕様)をマネジメントすることだ」と答えている。顧客はスペック(製品の仕様や機能)を買っている […]
ベンチャーへの期待が高まっている。しかし残念ながら、日本での起業環境には未整備な点が多く、日本のベンチャー創出は(欧米と比べ)圧倒的に遅れている現実がある。また、「日本の若者にはベンチャー精神が欠けている」との指摘も多く、事実、社会に巣立つ新卒学生は […]
弊社は自動ドア・セキュリティセンサのオプテックス社の子会社であり、FA用センサの開発・製造・販売を行っている。 元々はドイツのSICK(ジック)社へのFA用光電センサのOEMからスタートしており、現在に至るまで25年以上その供給は続いている。 ドイツ […]
私は、総理の答弁に唖然とした。「製造業におけるITの活用は、日本が世界の中でも進んでいるというふうに認識をしています」。私が8月10日に行った参議院予算委員会での質疑の中の一コマだ。 日本のトップの製造業に対する認識がこの程度なのか? 日本の製造業の […]
二兎追うものは一兎も得ず、ということわざがある。昔からあることわざには思い当たるふしが往々にしてあるものだ。しかし、現代社会は複雑なゆえに二兎を追う局面は多々ある。特にものづくりにかかわる業界にとって、グローバル市場と国内ローカル市場の二兎を追わねば […]
「ライン設計の成立性検証」という観点で、現場でどのような課題が起こっているのかをアンケート結果から抽出すると、典型的に以下のような課題があることが分かった。 1〓出来上がった設備が設計通りの生産能力を発揮できず、現場での装置レイアウト変更などを余儀な […]
革新的な物づくりに挑戦したコンパクトラインという生産方式がある。生産ラインを短くするための従来の改善の概念とは違い、大幅にコンパクトにして、生産コストダウンを狙った方式である。 もともとコンパクトにした背景は、日本国内において少量多様生産の時代に入り […]
部品や機器の営業は、見込み客から商品資料や見積もりの依頼を受けて、初めて訪問する時に問い合わせ事項の準備と会社案内を持って出かける。問い合わせの用件が終わって、自社の会社案内を済ませた後に、見込み客は何をつくっている会社なのか、面会している技術者は何 […]
夏の終わりに世界が揺れている。中国発世界経済の変調は、日本の中小製造業の足元を直撃し、輸出関連業種の受注減が顕著になってきた。 日本の製造業は、グローバル市場の変化に大きく左右されるが、残念ながら、インダストリー4.0の提唱する(世界とオープンで)「 […]
1990年代に、護送船団方式という言葉や活字が巷間で散見された。本来の護送船団方式とは軍事用語であり、船団を護送する時に最も遅い船のスピードに合わせて航行することであったのだが、この時マスコミ紙上で賑わった護送船団方式とは金融業界のことであった。お金 […]
欧州式スプリング端子台の中で近年注目を集め、各業界、各企業で採用が急増している「プッシュイン式接続方式」は、当初DINレール式端子台として開発されたが、国際規格整合、省工数、省スペース、メンテナンスフリーといったメリットから、他の製品群にもこの接続方 […]
中国経済の異変が伝えられている。6月以降の上海総合株価の暴落に続き、中国政府の一方的な通貨切り下げ報道が世界を駆け巡った。日本を始め、夏休み真っただ中の欧州でもこの事実には敏感に反応し、世界中の報道機関によって『中国経済の実態は思った以上に悪い!!』 […]
プッシュインテクノロジーの誕生 IEC規格に準拠したスプリング式端子台を採用する際のメリットは、省スペース、省工数、国際規格整合などが挙げられる。 まず省スペースだが、例えば一般的な20Aクラスの丸圧着端子台と、欧州式スプリング端子台を比べると、端子 […]
一般個人向けの商品を販売している営業と、産業系の部品やコンポ商品を販売している営業に本質的な違いはないが、大きく違う点がある。例えば、保険関係を扱う営業マンと商談に入り保険契約が済んだ後にどなたか紹介してもらえたら幸せです、などと紹介依頼をするケース […]
端子台のトレンド 産業界はグローバル化によって、製品の開発、製造、調達、販売などが国境を越えて世界中とつながりつつあることは周知の通りである。また最近では、2011年にドイツから発信された「Industrie 4.0」というコンセプトが注目されており […]
産業用ロボットはプログラムされた通りに動く。つまりティーチング次第で動き方は変化する。ゼネテック(東京都新宿区新宿2-19-1、TEL03-3357-3044、上野憲二社長)の「Robotmaster(ロボットマスター)」は、これまでできなかったレベ […]
現在は情報化社会といわれ、メディアやネットを通じて次々と情報が入ってくるし、いつでも必要な情報をアクセスできる時代になった。情報化時代に入る前には自分にしか知り得ない情報が結構あったから、情報という言葉に秘密性が感じられた。だからちょっとした情報でも […]
世界を渡り歩くと、真のグローバル人材(日本人)に出会うことがある。世界を股にかけ国際社会で活躍するグローバル人材に共通する能力は、欧米のものまねや流暢な英語力ではない。彼らは、歴史/文化/宗教/言語が全く異なる世界の人々のなかで、相手を尊重し、自分も […]
日本の中小製造業・町工場のお家芸である『多品種少量生産・短納期生産』が、世界の潮流となってきた。インダストリー4.0(I4.0)やインダストリアル・インターネットも、『究極の多品種少量生産システム』を目指しているのは明白である。 ドイツのシーメンスは […]
部品やコンポ商品営業では、横展開をするというフレーズをよく使う。メーカーが部品やコンポ商品をつくる時にどういった個所に使用してもらうのかを意図してつくるのであるが、つくった時の意図とは違う使い方や、違う個所に使われていることが往々にしてある。思いもよ […]
産業用ロボットにとって、対象物に触れて掴む「ハンド」は最も重要な部品。しかし、対象物によって重い/軽い、硬い/柔らかい、大きい/小さいなど特徴はさまざま。帝人エンジニアリング(大阪市中央区南本町1-6-7、TEL06-6268-2100、坪井理史社長 […]
イギリスの総合誌「モノクル」のランキングで、東京が「世界で一番住み良い都市」に輝いた。2位はウィーンで、3位がベルリン。数十年前の日本は、高度成長の傍ら環境破壊が進行し、排ガスによる大気汚染と河川の汚染などが酷かった。集合団地などの狭い住居が「うさぎ […]
産業界に部品やコンポ商品を販売する営業戦線は、時代によって本質的に変化してきた。草創期では「顧客の人脈や個人の身上を知らないで物なんか売れるか〓」の時代を経て「商品の技術的側面を知らないで物なんか売れるか〓」となり、「顧客のことを知らなくて物なんか売 […]
IoT(モノのインターネット)に注目が集まっている。5月28日にNHKが『クローズアップ現代』でIoTを取り上げ、コマツやアメリカのGEの取り組み、ドイツ政府によるインダストリー4.0(第4次産業革命)の政策などについて放映された。放映後に、私は、数 […]
いまどきの若者は云々という言葉を使う時に、あまり言いたくはないが、という前置きをする。このフレーズは太古の昔からよく使われていたというが、何となく古く思われたくないという意識が働くからだろう。時代を経るにつれ技術が発達し、人口が増加すれば社会の制度や […]
富士通は今年3月、次世代ものづくりへの取り組みを開始し、同時にロボットのシステムインテグレータ(SIer)事業をスタートさせると発表した。そこで、「富士通が進めるロボット導入支援とは」について、同社産業・流通営業グループ(ものづくりビジネス担当)熊谷 […]
ふと気が付いてみると、いつの間にか変わっていたということは誰もが経験することである。部品やコンポ商品を扱う業界では、売り上げを管理している上位の顧客層の動きを毎月見ているであろう。それでもふと気付くと、少し前とはだいぶ変わっている。成長期にそれほど大 […]
和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたが、「和食と日本食の違いは何か?」と言われると答えに困る。専門家によると、伝統的な懐石料理や郷土料理が和食で、カレーやラーメンなどは日本食だという。和食はある特定のものを指し、日本食は日本で食べられる食事全般の […]