- 2010年8月11日
2010年版ものづくり白書 『主要製造業の課題と展望』 (7)工作機械産業 高・中級機で高い競争力を保持
1、現状 工作機械は金属などの材料から切削、研削などによって不要な部分を取り除き、必要な形状に作り上げる機械である。金属製部品や金型の多くが工作機械で加工されており、機械を作るために必要な機械であることから、工作機械は「マザーマシン」とも呼ばれており […]
1、現状 工作機械は金属などの材料から切削、研削などによって不要な部分を取り除き、必要な形状に作り上げる機械である。金属製部品や金型の多くが工作機械で加工されており、機械を作るために必要な機械であることから、工作機械は「マザーマシン」とも呼ばれており […]
1、現状 建設機械とは、土木・建設業等において土砂の掘削、運搬などを行う機械であり、トラクタ、油圧ショベル、建設用クレーン、道路機械、高所作業車など用途に応じて様々な建設機械に分類される。我が国の建設機械の出荷額は、2008年度は2兆1971億円であ […]
1、現状 重電産業は、国内外の電力産業などに用いられる発電・送変電設備及び産業用電気機器を供給する我が国の基幹産業である。1990年代頃までは、国内電力産業の定期的な設備投資や公共投資などにより一定規模の発注量があったが、電力自由化の下での設備投資効 […]
◇富山ものづくり総合見本市―テクノフェア2010・NEAR2010(5―7日)=テクノホール(富山産業展示館)。連絡先:山県機電工業会〓076―442―4021。無料 ◇アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2010(21―22日)=東京ビッグサイ […]
厚生労働省の調べによると、2009年(平成21年)1月から12月までの国内の休業4日以上の労働災害死傷者数は、産業全体で10万5718人と、08年比で1万3573人(11・4%)と大幅に減少している。中でも製造業は2万3046人(構成比21・8%)で […]
この30年間でも、多い時には休業4日以上の災害で1年間に約39万人が被害に遭い、約5200人が死亡していたが、労働災害は確実に減少し、この30年間では約4分の1に減少している。このように労働災害が減少している要因は、安全意識の向上と対策が大きい。加え […]
製造現場の危険には、さまざまなものがある。切断や押しつぶしといった機械的なもの、高温や低温などの熱によるもの、感電や漏電といった電気的なもの、騒音や振動、放射線、化学薬品、不自然な作業姿勢など、危険を生み出す可能性は多岐にわたる。 これらの危険に対し […]
07年7月の厚生労働省からの機械のリスクアセスメントの具体的な指針改正は、きちんとしたリスクアセスメントを行うことを求めている。リスクアセスメントは、機械、作業の危険源はどこなのか、それを安全にするためには何をするべきなのかを探すことで、それに基づい […]
一方、日本電気制御機器工業会(NECA)や日本認証(JC)などが中心となって展開している「セーフティアセッサ認定制度」も、機械類の安全性を高める設計や安全技術普及に貢献している。すでに200社、約2000人のセーフティアセッサが誕生している。今年度か […]
ものづくり現場の安全確保への取り組みが年々進んでいる。現場で働く人の安全意識の向上といった精神的取り組みから、ミスなどによるうっかりした操作でも事故を防げるような対策が施されることで、作業事故件数は着実に減少している。この背景には企業の社会的責任(C […]
1、現状 板ガラス産業は典型的な装置産業であり、限られた企業により事業が展開されている。国内では3社(旭硝子、日本板硝子及びセントラル硝子)、国際的にも我が国企業を含め主要5社で世界市場(中国を除く)の6~7割を占める供給体制となっている。 機能性ガ […]
1、現状 我が国セメント産業の2009年の販売数量(輸出を含む)は5423万トン(前年比11・6%減少)となり、その出荷割合を見ると、生コンクリート57%、輸出19・8%、セメント製品10・5%となっている。 我が国におけるセメントの国内需要量は、公 […]
1、現状 化学産業は、プラスチック、化粧品、洗剤、写真用フィルム、タイヤなどのゴム製品、など、広範な分野にわたって素材や最終製品を供給するとともに、電池材料や医薬用部材、などエネルギー環境問題対策や安全安心社会の実現にも貢献する産業である。 2008 […]
日本工作機械工業会と東京ビッグサイトが共催する「JIMTOF2010(第25回日本国際工作機械見本市)」の出展規模が、569社4957小間となり、今回も東京ビッグサイトの全ホールを使っての開催となる。JIMTOFは隔年で開催しているが、25回目の今回 […]
経済産業省、厚生労働省、文部科学省は、「2010年版ものづくり白書(ものづくり基盤技術の振興施策)」をまとめた。08年秋のいわゆるリーマンショックを契機に発生した世界同時不況に伴い生産が急速に減少した後、徐々に産業は活況を呈してきているが、依然ピーク […]
配線接続端子台をはじめ、各種オートメーション機器の総合メーカー、フエニックス・コンタクト(横浜市港北区新横浜1―7―9、青木良行社長)は、本社のあるドイツに4カ所のほか、海外5カ所の生産拠点を持ち、世界60カ国以上で営業を展開している。 地球温暖化問 […]
オムロン (6月21日付) 【機構改革】 本社機能部門の現ものづくり革新本部と、現事業プロセス革新本部、及び現IT革新センタを統合再編し、新たに「ものづくり革新本部」を設置。傘下には企画室、ものづくり人財開発部、品質革新センタ、環境革新センタ、生産プ […]
MECHATROLINK協会(MMA)は、「2010年度総会と講演会」を東京・三田NNホールで18日開催、54社から101人が参加した。今年度は会員850社を目標にし、事業もセーフティ技術部会を設置、台湾支部開設など引き続き普及拡大へ取り組みを強める […]
オムロンは、6月21日付けで社長直轄の組織として「ものづくり革新本部」を新たに発足させた。 同本部発足により、メーカーにおける最も重要な要素である「ものづくり力」を発揮し、各事業部門の競争力強化を総合的に支援するとともに、統合的な原価構造の革新に取り […]
◇丸菱食品機械と原材料総合展2010(6―7日)=グランメッセ熊本。連絡先:丸菱〓096―286―1503。招待 ◇第2回ものづくり岡崎フェア2010(8―9日)=岡崎市竜美丘会館。連絡先:岡崎ものづくり推進協議会〓0564―53―6191。無料 ◇ […]
世界最大級のものづくり専門展として「第21回設計・製造ソリューション展(DMS)」「第14回機械要素技術展(M―Tech)」「第18回3D&バーチャルリアリティ展(IVR)」(主催=リードエグジビションジャパン)の3展が、6月23日から25日までの3 […]
温度調節器(計)は、温度、湿度、圧力などの各種センサーから取り込んだ測定値を必要とする設定値と比較して、その差を修正するための調節信号を、リレーやアクチュエータなどへ出力し、対象物の温度や湿度を調節する役割を果たしている。 サーモスタットなどを使った […]
三菱電機の機器事業部長に4月1日付けで神田正志氏が就任した。 神田新事業部長は「国内のFA、配電制御機器市場は2006~09年度の実績までの復活は望めないことを前提に、既存事業の再強化による規模拡大、新分野・新市場への取り組み強化で需要開拓を進めたい […]
デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、tel06―6613―1101、大谷宗宏社長)は、コラボレーション事業強化策の第1弾として5月26日から7月9日まで全国11カ所で、協業メーカー10社と「コクピットソリューション展」を開催する。同展は、ユー […]
日本電機工業会(JEMA、西田厚聰会長)は、「2010(平成22)年度電機工業技術功績者」の表彰式を経団連会館で16日行った。JEMAの取り扱い製品である重電機器・白物家電機器の技術進歩の発展を図る一助として、1952年度から毎年表彰を行っており、今 […]
商社業務専門委員会(主査=サンセイテクノス新田徳次氏)は、制御機器などを扱う流通商社が集まった委員会で、1998年6月にスタートした商社委員会のもとで活動を行っている。現在14社が参加し、毎月委員会を開催しており、今年3月で100回目を数えた。 NE […]
オムロンは、スイッチ事業を強化するため4月1日から新会社オムロンスイッチアンドデバイス(OES、岡山市中区梅吉2075、谷口宜弘社長)で事業を開始した。グローバル展開と新商品創出の加速、ものづくり技術の強化という3つの観点でスイッチ事業の強化を図り、 […]
(3月21日付) 【機構改革】 『インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー(IAB)』経営企画部と経営管理部を統合再編し「企画室」を新設。 『エレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネスカンパニー(EMC)』営業統括事業部、アドバンス […]
制御機器・制御システムメーカーは、電子部品不足と原材料費高騰の板ばさみでせっかくの需要回復に水を差す結果になっている。特に電子部品は昨年12月に国内生産、輸入とも前年を上回ってきたものの、2年前に比べ70%台の水準にとどまっており、必要量の確保にはあ […]
富士電機ホールディングスは、4月1日付けで子会社の富士電機システムズの完全子会社である富士電機エフテック(FFT)に富士電機松本メカニクス(FMM)を統合し、さらにグループの金型部門も集約し、生産設備部門の統合会社にする。 FFTのもつ搬送技術とFM […]