- 2012年1月11日
主要製造業の課題と対策 ものづくり白書2012年版② 高付加価値鋼材の供給が必要 ○鉄鋼業
【現状】 我が国鉄鋼産業は、広範な産業分野に優れた基礎素材の代表である鉄鋼製品を供給する基盤産業である。2010年の粗鋼生産量は、金融危機による厳しい減産と在庫調整を迫られた時期を乗り越え、経済対策の効果などにより自動車産業を中心に国内需要が順調に回 […]
【現状】 我が国鉄鋼産業は、広範な産業分野に優れた基礎素材の代表である鉄鋼製品を供給する基盤産業である。2010年の粗鋼生産量は、金融危機による厳しい減産と在庫調整を迫られた時期を乗り越え、経済対策の効果などにより自動車産業を中心に国内需要が順調に回 […]
桑原英雄社長 2012年3月期の業績は、現在のところ売り上げが前年度比103%ぐらい、経常利益は減少の増収減益が見込まれる。東日本大震災で自動車の生産がストップしたことの玉突きでの影響が大きかった。FAでも、輸出は欧米の金融不安で工作機械の販売が少し […]
今2012年3月期は、東日本大震災の発生に伴う供給不安などの要素も重なり、6月は単月で過去最高の売り上げを記録するなど好調に推移していたが、その後は欧州の金融不安、中国の金融引き締めなどの影響を受け始めており、地域により売り上げに差は出ているが、通期 […]
国内は不況が続いているが、当社は幸いなことに海外での旺盛な設備投資需要に支えられ、不況の影響をあまり受けていない。技術開発、商品開発などの案件も多数抱えており、リーマンショック前の水準にはまだ及ばないが、2011年11月期は売上高を20億円ぐらい伸ば […]
三菱電機は、FAシステム事業で2015年度までに売上高6000億円を目指す。売り上げの半分を海外事業で行い、とくに中国、インド、アセアン地域、ブラジルを重点地域として、パートナー戦略と、現地での生産や販売体制を拡充し、ソリューション力を強化していく。 […]
CO〓排出量の少ない鉄道は、地球温暖化を抑止することにつながる乗り物として評価を高めている。一時は東京、大阪、京都など主要大都市では路面電車が足代わりとして縦横に細かく走っていた。しかし、自動車の普及とともに交通渋滞につながるとして廃止が進み、今では […]
富士電機は、インドネシアに現地法人「富士電機インドネシア」(社長=山本輝男富士電機アジアパシフィック社長兼任)を設立、3日から業務を開始した。同社ではインドネシア市場へは、火力・地熱発電などのプラント機器の日本からの輸出や、シンガポールにある富士電機 […]
日本能率協会(JMA)では、製造業における生産性や品質の向上、改善活動で成果をあげた日本企業の工場を表彰する「GOOD FACTORY賞」を創設、第1回の受賞企業5社を決定した。受賞したのは、会津オリンパス(日本)、東芝情報機器フィリピン社(フィリピ […]
日本配電制御システム工業会(JSIA、盛田豊一会長)は、インド及びインドネシア研修の参加者を募集している。応募締め切りは8月12日。 工業会設立30周年記念事業の一環として、インド及びインドネシアの配電制御システム業界事情・技術動向の調査、交流を目的 […]
明電舎、シャープ、NECは経済産業省の2010年度「インフラ・システム輸出促進調査等委託事業(グローバル市場におけるスマートコミュニティ等の事業可能性調査)」の委託先として採択され、島しょ国を対象とした小規模発電システムによるマイクログリッドの国際展 […]
横河電機の子会社であるヨコガワ・インドネシアは、インドネシアの石油化学会社であるチャンドラ・アスリ・ペトロケミカル(CAP)とその子会社であるスチリンド・モノ・インドネシア(SMI)から、両社のプラントの制御システム更新プロジェクトを受注した。 今回 […]
日本配電制御システム工業会(JSIA)関西支部(丹羽一郎支部長)は、「第29回定時総会」を大阪市都島区の太閤園で10日開催した。 まず、2010年度の事業報告及び決算報告、11年度の事業計画及び収支予算案報告をそれぞれ承認した後、「新法人制度への移行 […]
【名古屋】豊電子工業(愛知県刈谷市一ツ木町5―12―9、TEL0566―23―2301、盛田豊一社長)は、日系企業の現地進出に合わせて営業・サービス体制を強化するため、インドとインドネシアに、今夏頃を目安に営業拠点を設置する。 同社は、「世界No.1 […]
プログラマブル表示器の大手メーカー、デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、TEL06―6613―1101、安村義彦社長)と、シグナリング機器メーカーのアロー(同住所、TEL06―6613―2551、アルノ・モンディ代表取締役CEO)は、2011 […]
2011年3月期の売り上げは現在のところ前年度比128%前後が見込まれる。08年度の94%ぐらいまで回復したが07年度のピーク時比では88%ぐらいの水準。国内は昨年後半ぐらいから需要が戻ってきたが、部品不足などもあり、受注先行の状況だ。海外は東南アジ […]
世界的に成長する国・地域や業種が鮮明になってきた。日本は日銀によると今年1・5%の成長見通しである。海外では中国、東南アジアは高成長を維持するが、米国は伸びが小さく、欧州は景気が良くならない。 こうした状況下で、当社は開発・製造・販売まで抜本的に見直 […]
2010年12月期の売り上げは前年度比75%増となり、利益も増えている。08年のリーマンショックで落ち込んでいたが昨年下期以降、上昇基調となっており、売り上げもピーク時の80%ぐらいまで回復してきた。 3年前から、米・Eaton社製品が大幅に加わり販 […]
国際的に地球温暖化問題がクローズアップされる中で、鉄道産業への関心が高まっている。自動車など他の交通機関に比べて大気中へのCO2排出が少ないことが背景にある。加えて、新幹線に代表される正確・安全な日本の鉄道運行技術は、世界的にも高く評価されており、日 […]
内需型産業といわれる配電制御システム業界も海外進出が進行している。本紙調査によると、すでに21社が42事業所を開設している。アジアに集中しており、なかでも中国が社数、事業所数で他国を圧倒している。逆に米国は2拠点、欧州は皆無である。顧客のアジア投資増 […]
オムロンの100%子会社であるオムロンスイッチアンドデバイス(OES、岡山市中区海吉2075、〓086―277―6122、谷口宜弘社長)は、2011年7月をメドに、本社内に新規開発のスイッチを中心としたパイロット工場を設ける。 同社の本社2号館は、従 […]
1、現状 我が国セメント産業の2009年の販売数量(輸出を含む)は5423万トン(前年比11・6%減少)となり、その出荷割合を見ると、生コンクリート57%、輸出19・8%、セメント製品10・5%となっている。 我が国におけるセメントの国内需要量は、公 […]
機械安全の資格制度「セーフティアセッサ(SA)資格」に、今年度から新たに「セーフティベーシックアセッサ(SBA)資格」が加わる。SBAは、製造現場の安全確保の観点をさらに広げ、製造職・管理職・管理業務職・営業職など非技術系職種で、機械運用安全の知識を […]
鉛フリーはんだの日本スペリア社(大阪府吹田市江坂町1―16―15、tel06―6380―3776、西村哲郎社長)は、中国・アジアでの販売体制強化のためベトナムとインドネシアに事務所を開設した。今後の需要増に備え新たな販売拠点を構築したもので、これで同 […]
パナソニック電工は、畑中浩一社長が相談役に退き、長榮周作専務が社長に昇格する。正式には6月の定時株主総会後の取締役会で決定する。 畑中社長は2003年12月に社長に就任、在任が6年半に及ぶため経営陣の若返りを図る。長榮専務はインドネシアの現地法人の社 […]
山武の海外現地法人アズビル・ベルカ・インドネシアは、2009年12月15日に環境マネジメントシステムに関する国際規格「ISO14001」を認証取得した。 同社では、グループで環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証取得の推進 […]
新年明けましておめでとうございます。 2010年の年頭に当たり一言ご挨拶を申し上げます。さて、昨年のわが国の経済環境はかつて経験したことのない厳しい中での1年でした。一昨年9月のリーマン・ショックに端を発した「100年に一度」といわれるほどの世界的な […]