- 2017年9月20日
産業用ロボットを巡る 光と影 (7)
■システムインテグレータその2 抜群の提案力とメンテナンス力 マツモト機械は、アーク溶接装置やレーザ溶接装置、切断装置の自動機械、それに周辺機器の技術開発・設計から製作までトータルにプロデュースする会社です。 この会社に産業用ロボットのシステムをお客 […]
■システムインテグレータその2 抜群の提案力とメンテナンス力 マツモト機械は、アーク溶接装置やレーザ溶接装置、切断装置の自動機械、それに周辺機器の技術開発・設計から製作までトータルにプロデュースする会社です。 この会社に産業用ロボットのシステムをお客 […]
FAセンサの市場が急拡大している。半導体、スマホ、自動車、インフラ関連をけん引役に需要が急増しており、フル生産の状況が続いている。人手不足、人件費上昇、高精度なものづくりなどを背景に、製造業の設備投資意欲は依然旺盛で市場拡大の要因になっている。インダ […]
ジック(東京都中野区)は、トリプルエコーを用いたHDMM+テクノロジーにより、雨、ほこり、霧など悪条件の環境下でも対象物の正確な検出と測定結果を保証する、マルチレイヤースキャナ「MRS1000」を新たに開発した。 新製品は、屋内、屋外の幅広い用途に対 […]
■補助金を活用できた企業・できない企業——儲けより生産性向上優先を 現在、経済産業省などから様々な「ものづくり補助金」などの補助金が出されております。仕事柄、それらの補助金を利用して産業用ロボットを導入された色々な企業と携わってきました。 補助金は大 […]
竹中電子工業(京都市山科区)は、薄いフィルムや連続包装の小袋の継ぎ目などを安定して検出できる「継ぎ目検出用超音波センサ US-T04AN」を7月3日から発売した。目標販売台数は年間2000台。 新製品は、透過形アナログ方式の超音波センサで投音器から受 […]
経済産業省は、ロボットの普及に向けて、ロボットシステムインテグレータに必要な能力とレベルをまとめた「ロボットシステムインテグレータ(ロボットSI)スキル標準」と、ロボットシステムの構築プロセスをまとめたロボットシステムインテグレーション導入プロセス標 […]
ティーチング時間を短縮 安川電機は、熟練を要する複雑な作業をロボット化するための手本をロボットに直感的に教える「実演教示機能」を開発した。 産業用ロボットは、プログラミングペンダントの装置を使ってロボットに動作を教示するのが一般的だが、ペンダント操作 […]
安川電機は、産業用ロボット「MOTOMAN(モートマン)」として、人協働ロボット「MOTOMAN-HC10」(可搬質量10キロ)を、6月5日から発売した。価格はオープン。 新製品は、国際規格ISO10218-1に準拠した安全柵が不要で人とロボットがい […]
産業用ロボットを導入する企業 森合精機 高耐久 洗浄機 組み立て精度向上 森合精機は、「油圧機器の製造」「洗浄機の製造」「減速機の製造」を行っています。この会社は、洗浄ニーズとそれを克服するための開発が行われてきて洗浄機の性能が非常に高く、またユーザ […]
■産業用ロボットを導入する企業 その2 〜圧倒的な生産数量アップ 今回は「金型の製作を行うA社」をご紹介いたします。A社は、SIを介さず、金型製作の加工分野で産業用ロボットを導入しました。なぜ金型の加工に産業用ロボットを導入したのか、その契機などをイ […]
ロボットシステムインテグレータ(ロボットSIer)の重要性と可能性 経済産業省 製造産業局産業機械課 ロボット政策室 技術一係長 小林 寛 人手が足りない状況が続き、労働力の確保に頭を抱える日本 日本では今後、働き手がますます高齢化していく一方で、彼 […]
浜松市を拠点に対象ロボットを選ばないインテリジェントロボットソフトウェアを開発・提供するリンクウィズ。3DCAD開発で培った技術をベースに、自動ロボットコントロールツール「L-Robot」や自動検査ツール「L-Qualify」を開発、産業革新機構から […]
Q 安衛則第150条の3第1項第2号について、作業者がティーチングペンダントを手にもって作業している場合、あるいは当該労働者を監視する者が、非常停止操作できる位置で監視する場合、同項の措置を講じているといえるか? A 同項は「直ちに」停止できるように […]
工場の生産設備機械などを中心に幅広い分野で利用されているFAセンサは、ものづくりを支える重要製品として市場規模を拡大している。日本電気制御機器工業会(NECA)の2015年度(15年4月~16年3月)の検出用スイッチ出荷額は1035億円で、14年度比 […]
ルネサスエレクトロニクスやジャパンディスプレイへの出資など「業界再編」のイメージが強い産業革新機構だが、実際は投資件数ベースで8割弱をアーリー/ベンチャー企業に振り向けているベンチャーキャピタル(VC)の側面を持ち合わせている。基本理念に「オープンイ […]
システムインテグレーター(SI)の役割 ロボットSIは実績を見て発注を 産業用ロボットに対する関心が高まり、「現場に導入するためにどうすればいいのか分からない」「新事業として自社でロボットの取り扱いを始めたいが、どんな技術や知識が必要なのか」という声 […]
少子高齢化対策、生産性向上に向けて、中小企業等で急速に関心が高まっている産業用ロボットだが、その一方で、現場へのロボット導入を担う「ロボットSI(システムインテグレータ)」の不足が深刻化している。経済産業省と日本ロボット工業会は2月24日、「ロボット […]
レーザックスの導入事例 安価な3次元加工、提案が可能 レーザックス(愛知県知立市、近藤恭司代表取締役社長)は、「レーザ機器やその周辺機器の製造」「レーザでの加工(試作)」を行っています。レーザ周辺機器のほとんどが海外メーカーで、日本の企業からするとサ […]
1カ月から 短期貸出 ティーチング付きも 中堅・中小企業やこれまでロボット未導入の企業において、現場における人手不足と生産効率化に向けたロボット導入への意欲が高まっている。しかし、どの作業でどう使うのが効果的なのか、投資に対する費用対効果、導入後の運 […]
オリックス・レンテック(東京都品川区、井尻康之社長)は、東京技術センター(東京都町田市金森3-25-3)内にロボットショールーム「Tokyo Robot Lab.」を開設した。複数メーカーの最新型次世代ロボットを常設で展示するショールームは業界初めて […]
導入が進まない訳 使えていない「ソフトの力」 ■産業用ロボット導入の現状 産業用ロボットを導入すると「就業者減少への対応」だけでなく、「生産効率アップ」につながります。しかし実際の生産現場を見ると、ロボットが行っている作業は「運搬」「組み立て」「スポ […]
ロボットの社会的普及がはじまるなか、「第7回日本ロボット大賞」が発表された。受賞製品はいずれも企画力と突出した技術によって、検討時には導入効果が見えやすく、導入時には使いやすく、導入後はビジネスとして成果を残しているものばかり。今後の本格普及と新たな […]
産業用ロボットは、そのままでは動かない。必要な動きのプログラムを作り、ロボットに教え込む必要がある。この教え込む作業はティーチング、教示と呼ばれ、人がこれを行うためには必ず「特別教育」を受けなければならないと労働安全衛生法、安全衛生規則で定められてい […]
CYBERDYNE(茨城県つくば市、山海嘉之代表取締役社長)は、福島県郡山市で進めてきた次世代ロボットの生産拠点が完成し、22日に竣工式を開催した。同工場は単に自動化されたFA工場ではなく、山海社長が提唱しているサイバニクス技術を駆使し、熟練者の技能 […]
ライフサイエンスの自動化を目指して設立されたロボティック・バイオロジー・インスティテュート(RBI、東京都江東区、高木英二代表取締役社長)が、バイオ産業用汎用ヒト型ロボット「まほろ」の実験スペース「ロボティック・バイオロジー・センター」(RBC)を開 […]
少子高齢化によって日本では全産業で労働力不足が進んでいる。2007年の団塊世代の一斉退職を契機に大きく取り上げられ、10年を経てさらに深刻さが増している。当時は、ベテラン技術者の退職による技術継承や流出が話題に上がったが、いまは人材不足とその対策が大 […]
産業革新機構(東京都千代田区、勝又幹英取締役社長)とスパークス・グループ(東京都品川区、阿部修平代表取締役社長)、および三菱UFJキャピタル(東京都中央区、安藤啓代表取締役社長)は、世界初の3Dロボットビジョンシステムを開発・販売する3次元メディア( […]
ロータリーエンコーダで有名なマイクロテック・ラボラトリー(相模原市南区、小山保夫代表取締役)は、エンコーダを内蔵した小型・ハイパフォーマンス次世代型サーボモータ「μDDモータシリーズ」を開発、量産準備を始めた。 同製品は高性能エンコーダを搭載し、ダイ […]
光電・近接センサは、FA用途を中心に、社会インフラ関連、民生分野まで幅広い市場で使用されている。高精度化・高品質化・高速化が求められる中で、光電・近接センサの果たす役割は大きく、センサの代表としての地位を確保している。 光電・近接センサの中心市場はF […]
ソフトサーボシステムズ(東京都立川市、梁富好代表取締役社長)はEtherCAT対応産業用ロボットコントローラソフトウエア「RMX」を開発、提供を始めた。 「RMX」は、市販のWindowsパソコンにソフトウエア「RMX」をインストールするだけで、ロボ […]