- 2021年7月29日
「強い生産現場」のための顧客情報の活用 第1回:なぜ営業と製造現場の意思疎通が上手くいかないのか
あらゆる業種で顧客との接点となる営業部門は、企業にとって欠かせない存在であり、製造業においてもそれは例外ではありません。しかし、多くの企業において、顧客に近い立場の営業部門は、物理的にも心理的にも製造現場からは距離があります。そのことが情報共有や意思 […]
あらゆる業種で顧客との接点となる営業部門は、企業にとって欠かせない存在であり、製造業においてもそれは例外ではありません。しかし、多くの企業において、顧客に近い立場の営業部門は、物理的にも心理的にも製造現場からは距離があります。そのことが情報共有や意思 […]
〜どんな機器・システムともつながるIoT・エッジインターフェイス〜 2011年、ドイツで発表されたインダストリー4.0を契機にはじまった製造業のデジタル変革。第4次産業革命とも言われ、いまも世界的なトレンドになっています。はじめはIoTやAI、ロボッ […]
製造や製品設計の現場に出入りしている機器部品の販売店は、扱う商品に応じていろいろな特色を持つ店になっている。一般的に区分すれば、電設資材店、機械工具店、制御機器店、計測機器店、電子部品店などの名称で商いをしている。 しかし近年は、この様な区別がなくな […]
日本半導体製造装置協会(SEAJ、牛田一雄会長)は、2021年度から23年度までの3年間の日本製半導体製造装置の需要予測を発表した。半導体製造装置は2021年度から23年度まで順調な成長を続け、2022年度に3兆円を突破する見込み。FPD製造装置も3 […]
かつて昭和40年代頃に機器部品メーカーから営業に出張してき工場の技術者が「営業は人にモノを売るのが仕事だから経験を積まないと難しい」としみじみ話していた。工場で働く人だって経験が必要なことに変わりはないはずなのに、なぜそういう話をするのか質問してみた […]
いろいろな現場で品質不良の統計を見る機会があるのですが、本当に品質そのものが不良であったということだけでなく、選別しておいた不良品を間違って出荷してしまったとか、あるいは発生したゴミが製品に付いたまま送ってしまったといった、実にもったいないケースも多 […]
モノづくりには目で見えるところが多いので、とても分かりやすいですね。しかし見えるところだけではありません。見えないところも実は多く、その見えないところのカイゼンはなかなか進まないのです。 例えば私がカイゼンの中で最も重要なテーマとしてあげている「流れ […]
2021年、産業用ロボット市場は好況を予測。新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた自動化、非接触の受け皿としてのロボット活用で需要広がりに期待され、受注額は9640億円、生産額も8650億円で増加の見通しとなっている。 日本ロボット工業会が公表した「 […]
「ゆるやかな標準」をコンセプトに「つながるものづくり」を進めているインダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)は、 「IVI つながるものづくりアワード 2021」を発表し、15 の業務シナリオWGのなかから最優秀賞はマツダほかの「A […]
世界中の老若男女に楽しまれている玩具といえば何を思い浮かべるだろうか?プレイステーション、ニンテンドーSwitchなどいくつか思い浮かべるが、一番は「LEGO」だろう。カラフルな樹脂ブロックを組み合わせて何かを作る。決まった形はなく、自分の想像にまか […]
ものづくりのDXで生産効率アップ 過去の記事で筆者が述べてきたように、当社は創業当時から多くの顧客の『ものづくりのデジタル化 (DX)』を成功させ、『他社では真似できないレベル』で生産効率アップを実現させてきた。 そこで最近、多くの方々から筆者に「多 […]
イートン・エレクトリック・ジャパンは、アジア太平洋地域の電力管理事情を調査したレポート「Eaton EnergyAware | アジア太平洋地域のパワーマネジメントの未来」を公開した。 これによると、日本はアジア各国に比べて電力管理への関心が薄いが、 […]
工場内のあらゆる場所に住所を付けよ。 私が友人の「川上さん」に連絡を取りたいと思ったとします。スマホの電話帳で「川上さん」を探してその場所をポチすれば電話がかかります。あるいは同じくスマホ内のメールアドレスリストの中の「川上さん」を探せばその場でメー […]
生産効率アップできなければDXとはいえない! -ものづくりのDXで生産効率アップ 過去の記事で筆者が述べてきたように、当社は創業当時から多くの顧客の『ものづくりのデジタル化 (DX)』を成功させ、『他社では真似できないレベル』で生産効率アップを実現さ […]
「彼は引き出しが多いからね」と言う表現がある。引き出しとは、家具などに取り付けて抜き差しできる箱である。隠れ持っている多様な知識や経験が詰まった箱を引き出しに例えている。つまり、引き出しの多い人というのは、時と場合に応じて隠し持っている知識や経験を […]
東京の新宿に公式ではないが、通称で「職安通り」と呼ばれる大通りがある。新宿歌舞伎町をぶらついた人は誰もが知っている公共職業安定所がある通りである。職業安定所が「ハローワーク」と呼ばれるようになって久しいが、今でも若者に「職安通りはどこか?」と尋ねられ […]
5/26.27に行われるオンラインイベント・制御盤DXメッセの講演のなかで、制御盤内のスプリング接続式の端子台などへの配線作業の様子を「田植えのようだ」と評したのは富士電機機器制御だったか。 フェルール端子を指でつまんで、穴の中へグイッと押し込む。奥 […]
はじめまして、株式会社才流の岸田です。これまで10年ほどBtoBのものづくり、製造業の販促活動を支援してきました。現在は才流のコンサルタントとして、BtoBマーケティングや営業のオンライン化を支援しています。 コロナ禍で、製造業は大きく様変わりしまし […]
より早く正確に、品質の良い製品を作るための基本となる「位置決め」。当たり前の話ですが、加工や検査、測定、分析など、あらゆる工程の根幹を成し、その速度、精度が機械や装置の本質的な価値となります。 そんな位置決めについて、世界的な位置決め専門メーカーのド […]
以前の記事で、「ロボットは腕」「カメラは目」という安易な考え方が産業用ロボット導入の失敗の元であり、「ロボットの目はカメラだけでない旨を述べた。今回は「ロボットは人間の腕の代わりになるのか?」に関して述べる。ただし、「モノを運ぶ」「組み立てるなどの簡 […]
以前の記事で、「ロボットは腕」「カメラは目」という安易な考え方が産業用ロボット導入の失敗の元であり、「ロボットの目はカメラだけでない」旨を述べた。今回は「ロボットは人間の腕の代わりになるのか?」に関して述べる。ただし、「モノを運ぶ」「組み立てる」など […]
2020年はコロナ禍で世界的に経済活動が低迷したが、21年は少しずつ回復に向かっている。まだ設備投資は冷え込んでいるが、FA・制御機器の主戦場となる工場や倉庫等の人手不足、自動化需要は未解決のまま残っている。またコロナ禍によって3密の回避やリモートワ […]
現在の機器部品販売員が顧客や見込み客を訪問する時に面会する相手は概ね、電気系の技術者であり、メカ系技術者は少ない。前回の東京オリンピックが終わった1960年代半ばの製造現場は、機械課とモータやボイラーなどの扱う動力課が製造技術を担当していた。電気課は […]
グローバル時代に突入する以前の国内需要は旺盛であった。当時の製造現場では生産効率よりも生産力をどのようにして挙げていくかという課題に取り組んでいた。そんな活気のある現倍に出入りしていた機器部品販売店の売り上げは堅調だった。好調不調の波を繰り返しながら […]
リモートワークをしているとコンビニに行く回数が増える。アイデアが煮詰まった時、小腹が空いた時、仕事がひと段落してリフレッシュしたい時、受注など良いことが起きて自分にご褒美をあげる時など、散歩も兼ねてフラッと歩いていって、店内の商品を見て回り、好きなも […]
▼三菱電機、FA羅針盤「今こそ誰もがチャレンジできる環境づくりを」公開 三菱電機はFA羅針盤のビジネスコラムで、「婚活」の生みの親と言われるジャーナリスト・白河桃子さんが、働き方改革に乗り遅れないための秘訣、この先も生き残るためのヒントを解説したコラ […]
▼産業用汎用電気機器、2021年1月度出荷額、32カ月ぶりの前年超え 日本電機工業会(JEMA)によると、産業用汎用電気機器の1月度出荷実績は、前年同月比0.7増の626 億円となり、32ヶ月ぶりの前年同月比となった。電子部品、半導体向けで堅調なサー […]
回路の切り替え用などに使用するディップスイッチの市場が安定した推移を見せている。メカニカル機構の安定した信頼性と視認確認の容易さなどが評価されている。形状も小型・薄型化が顕著に進みほぼ極限に近づきつつあるものの、より使いやすさ目指した開発やコストダウ […]
今回は実際にロボットの導入に成功した会社としてインタビューした。 -ナカンテクノの優れている点は? 1937年の創業以来、一貫して印刷機メーカーとして配向膜(はいこうまく)印刷装置のほか、インクジェット印刷機、精密グラビア印刷機、オリジナル印刷版の製 […]
数えるな、形にして見よ。 材料を投入する、生産したモノを容器に移す、完成品を検査する、といった作業を観察していると、「数を数える」という場面に頻繁に出会います。出荷の直前になって数が合わないとか、最終確認とかいって複数の人たちが慌てた様子で何度も数え […]