- 2022年8月3日
令和の販売員心得 黒川想介 (73)顧客に接して製造現場を知る「三知運動」で営業活動活性化
若い販売員に「どんな営業をしたいか」と聞く。比較的に多いのは案件がもらえる営業をしたいという回答である。案件が発生すると販売員に声がかかって打合せに入る。こうした打合せの件数は昭和の頃と比べるとかなり小さくなっている。昭和の製造現場では常に自動化を模 […]
若い販売員に「どんな営業をしたいか」と聞く。比較的に多いのは案件がもらえる営業をしたいという回答である。案件が発生すると販売員に声がかかって打合せに入る。こうした打合せの件数は昭和の頃と比べるとかなり小さくなっている。昭和の製造現場では常に自動化を模 […]
アメリカ映画の西部劇が全盛の時代によく出てくるシーンがある。騎兵隊マーチが流れ、隊列を組んで前進する隊が隊長の号令で一斉に止まる。この先の地形はどうなっているのか、敵対するインディアンが待ち伏せしていないか等を探らせるために一、二名の隊員を選んで斥候 […]
【主な掲載記事】 ・FA・電機制御機器の2021年度出荷額 絶好調で2017年度に続く過去2番目の規模へ・三菱電機、品質不適切行為 第3回調査報告書 新たに15事業所101件の問題発覚・IPCはんだ付コンテスト2022 10/26名古屋で開催・灯台 […]
オートメーション新聞2022年6月1日号(ものづくり.jp株式会社)では、FA・制御機器業界の2021年度市況のまとめを掲載しています。FA機器メーカー、商社ともに好業績だったということは、当たり前ですがFA業界も非常に好調で、過去最高出荷金額だった […]
最後の近代戦争と言われたのは日露戦争である。火器は発達していたが機動力はまだ機械化されていない騎兵の時代であった。戦場では歩兵・騎兵・砲兵・工兵の兵種で構成された軍が活躍した。営業戦線を見ると平成がは始まった頃の機器部品のマーケットには近代戦の兵種と […]
営業には二ツの基本的活動がある。 一ツは扱い商品を売るセリング活動である。もう一ツはマーケット情報を扱うマーケティング活動である。 19世紀に入りナポレオンが登場した。それまでの戦争はある一定の制限がかかった戦争であった。まだ司令官が全軍を把握できる […]
人間社会は様々な利害関係で成り立っている。高校や大学のような学園生活に終止符を打って稼ぐ生活が始まる。現場に慣れて、仕事を覚えることに無我夢中の時が過ぎる。少し余裕のできる五月頃にかかるのが新入社員の五月病である。なんとなく会社に行きたくない五月病の […]
劇的に変わるほどの大革命があれば立ち止まってこれから先どうしようと思案する。明治維新や敗戦後の世の中はまさにこの大革命であった。このような大革命ではそれまでやってきた経験が役に立つことは少なくて、いらない物事が多い。敗戦後はこの先どうしようと一時思案 […]
経済活動は需要と供給のバランスを保ちながら動いていくものであるが経済の規模はその時代の技術によって規定される。つまりその時代の技術が需要のパイを大にし、技術が停滞すれば需要は飽和する。その時点で供給側が生産効率を上げて、コストを下げても需要は増えない […]
営業の目的は端的に言えば売上を確保することである。国内GDPが伸びている時に売上額が前年並みであれば相対的には減少していることと同じだ。周囲の給料が伸びても自分の給料は横這いということになる。売上目標額を前年比で高めに設定流するのは給料を上げたいと言 […]
「戦争論」の著者のクラウゼヴィッツは戦争というものは机上で幾らシミュレーションしても現実の戦場に立てばまったく別物になると言う。戦場につきものの数々の困難が多発し偶然という現像を重なって思いも寄らない事が次々と起きるだと言う。そしてこの妨害的要素とな […]
令和時代の営業事情を読み解く時に参考になるのがクラウゼヴィッツの「戦争論」である。これまでに戦場で起こる危険と兵士の肉体的苦難を対比して、令和の営業現場で起こる不安や精神的ストレスに関して考察してきた。 今回は情報に関することである。戦争下において情 […]
年の初めや期の始めには改まった気持ちになる。日本は年代表記に元号を持つ国である。元号の変わり目には一区切りの時代感覚が持てるので、新しいことをするきっかけになる。製造業の間で平成の終盤からバズっていたインダストリ4.0やIoT化だが、令和を契機に現場 […]
人は誰でも心身ともに健康でいられるように願っている。身体には気を使って不調をさとったらすぐ対応するが、精神的不調にはそれほど敏感ではなく、予防処置は後回しになる。精神的不調はストレスと関係することが知られている。それでストレスは一般的に悪者扱いをされ […]
脳科学によれば人間の脳にはミラーニューロンという神経細胞がある。ミラーは鏡であるし、ニューロンは脳の神経細胞である。ミラーニューロンは他者をまねて学習する脳の領域であり更に他者の態度や表情等の情報によってどう感じているかを理解する領域だと言う。 &n […]
営業を2〜3年経験しているが同期と比べて、上達しないと悩み、周囲にも営業に向いていないかなと思われている販売員がいる。一方では2〜3年の経験で顧客の対応が良く、周囲には営業向きだと思われている販売員がいる。前者は営業に不向きで後者は営業向きだとは一概 […]
何気ない会話からおもしろい事を思いついたり、アイディアが生まれたりする事がある。その様な事はまったく頭の片隅にもないのに突然思いついたり、アイディアが生まれたりするのではない。普段から考えている事が人と会話している最中にポコッと出てくるのである。普段 […]
物事を成す時にPLAN・DO・SEEを回すという言葉をよく聞く。まず計画を立てる。そして実行し、その結果を検討するというやり方である。販売店や営業部門が計画を立てる時に①顧客や市場の情報を収集して、分析検討を行う。②それを基にして計画を立てる。③計画 […]
墓売りのウィーリーゲールは苦労の末に全米で屈指の販売員になった。その苦闘の経験を体系的にまとめて小冊子にした。その小冊子が日本語に訳されて紹介されたのはちょうど日本の産業が立ち上がろうとしていた60年代であった。墓売りとというきつい販売の初回アプロー […]
拙速という言葉がある。できはいまいちの案でもすぐ動くという意味だ。一般的に使用される同類語に即断即決や朝令暮改がある。あまり考えないですぐ決めて、すぐやるとか朝に決めた事を夕には変更するという事であって思虜の足りないさまの表現に使う事が割り合いに多い […]
墓売りのウィリーゲールは苦労の末に全米で指折りの販売員になった。彼は苦闘から学んだ墓売りのコツを紐解いて、「心理販売術」という小冊子にまとめた。商材が墓だけに墓に興味を持ってくれる人を探すのに手当り次第、当たってみるわけにもいかなかった。機器部品営業 […]
日本の製造業は現場が強いと言われてきた。品質向上、生産性向上を目指して現場は創意工夫を発揮して日本ブランドという高品質のものをつくった。会社という組織が動くにはトップダウンとボトムアップの方法がある。現場が特に強かった昭和時代にはボトムアップ型であっ […]
営業の仕事は、他の職種と比べると多くの情報に接して多くの業務を遂行する仕事である。その中でも営業が胸を張って活動する営業の機能は四つである。①顧客開拓や発掘をする機能。②商談テーマを見つけ出す機能。③見つけた商談テーマを受注まで持っていく機能。④受注 […]
機器部品の販売員が顧客を訪問して普段に会っている人は資材系の人か製造現場の設備系の人である。あるいは親しくなった生産技術や設計の人である。それ以外の人に会う機会は何かの用件で顧客側から呼び出しされた場合であり、そのような機会以外に販売員が自ら積極的に […]
営業は企業の経済活動の最前線にいる。第一次大戦を舞台にした小説に「西部戦線異常なし」という名著がある。ドイツ軍対英仏連合軍の戦場小説である。題名からは平穏な戦場であるかのようなイメージを受ける。 しかし内容は膠着した塹壕戦で、くる日もくる日も長大に伸 […]
製造や製品設計の現場に出入りしている機器部品の販売店は、扱う商品に応じていろいろな特色を持つ店になっている。一般的に区分すれば、電設資材店、機械工具店、制御機器店、計測機器店、電子部品店などの名称で商いをしている。 しかし近年は、この様な区別がなくな […]
かつて昭和40年代頃に機器部品メーカーから営業に出張してき工場の技術者が「営業は人にモノを売るのが仕事だから経験を積まないと難しい」としみじみ話していた。工場で働く人だって経験が必要なことに変わりはないはずなのに、なぜそういう話をするのか質問してみた […]
かつて営業と言えば、訪問販売のイメージがあった。訪問販売とは客先を1軒1軒回って、商品を売り込むことである。自動車などの耐久商品や複合機などの業務用商品も訪問販売で売られた。今やこれらの商品は集客や宣伝広告による販売促進型営業になっている。一般のコン […]
「彼は引き出しが多いからね」と言う表現がある。引き出しとは、家具などに取り付けて抜き差しできる箱である。隠れ持っている多様な知識や経験が詰まった箱を引き出しに例えている。つまり、引き出しの多い人というのは、時と場合に応じて隠し持っている知識や経験を […]
東京の新宿に公式ではないが、通称で「職安通り」と呼ばれる大通りがある。新宿歌舞伎町をぶらついた人は誰もが知っている公共職業安定所がある通りである。職業安定所が「ハローワーク」と呼ばれるようになって久しいが、今でも若者に「職安通りはどこか?」と尋ねられ […]