- 2013年4月24日
分岐点
住宅関連の電設メーカーからFA機器メーカーのトップに就任した経営者は、1年後に「FA機器市場がこれほどに上下動の大きい業種とは思わなかった。電設市場の方が見通しを立て易い。安定した経営ができる」と驚いていた。同じ製造業でも立ち位置が違えば、経営環境が […]
住宅関連の電設メーカーからFA機器メーカーのトップに就任した経営者は、1年後に「FA機器市場がこれほどに上下動の大きい業種とは思わなかった。電設市場の方が見通しを立て易い。安定した経営ができる」と驚いていた。同じ製造業でも立ち位置が違えば、経営環境が […]
ODVA日本支部では「ODVAカレッジ2013@名古屋」を、名古屋国際センター第1会議室で5月23日開催する。時間は午前9時30分~午後5時。 カレッジでは、センサー・アクチュエータネットワークから産業用イーサネット、安全ネットワークまで全てのネット […]
サーボモータの市場が回復基調に向かいつつある。北米やアジアの新興国市場が堅調であることに加え、停滞している中国市場も自動化投資を背景に反転に向かおうとしている。今年夏以降は半導体製造装置の需要が回復するという見方が強く、円安効果もあり先行きへの期待は […]
物のネットワークはインターネットの10倍以上のビジネスになる! 情報ネットワークといえば、1980年代から開発され、ほぼ全世界に普及しているインターネットである。このインターネットは単に情報の伝送だけでなく、ユビキタス(いつでも、どこでも、人の)ネッ […]
世界の人口が70億人を突破する中で、先進国を中心に高齢化社会が進展している。しかし一方で、高齢化を支える医療や介護分野でのヘルスケアやメディカル関連機器やサービスは、安心・安全な生活を行う上で重要性を増しつつある。 日本は世界でも高齢化が進みつつある […]
高輝度で低消費電力、長寿命という特徴を持つLED照明は、家庭用から産業用まで幅広い分野に普及している。産業分野では、調光制御が可能なことから、工場やオフィスの照明用として採用が拡大、さらにメンテナンスフリーで小型・薄型化を図ったことで、装置や機械の内 […]
昨年の国内の工場立地件数は、太陽光発電施設の設置を行う電気業の立地案件が増えたことで大幅に増加、2008年以来の1000件を突破した。件数の増加は昨年に続いて2年連続、立地面積が増加するのは5年ぶりになる。国内産業の空洞化が懸念されるなかで、今後の産 […]
操作用スイッチ市場の堅調な拡大が続いている。各種機械や装置向けに加え、省エネ・創エネ・新エネなどに絡んだエネルギー関連向けが好調に推移しており、さらに、アミューズメントや社会インフラに絡んだ需要も伸長している。製品も、全般的に機器のコンパクト化に伴う […]
日本電気制御機器工業会(NECA、山田義仁会長)は、2013年度(平成25年度)の電気制御機器の出荷見通しを12年度比104・9%(290億円増)の6250億円となる見通しを発表した。これは過去最高の出荷であった07年度(6662億円)に対して、93 […]
太陽光発電システムは普及速度を加速させている。2020年に05年の約10倍、30年には約40倍の導入規模が予想されており、市場の拡大は今後も続く。とくに、欧米と比べ普及の遅れている電力産業用の導入増加が見込まれている。政府の規制緩和策により導入環境が […]
EMCT研究会(平戸昌利会長)は、特別セミナーを3月22日、定例発表会を29日、東京・大田区のヱビナ電化工業のヱビナ・テクノマーク会議室で開催する。 特別セミナーは(1)国際安全規格の状況について(2)規格が経済に与える影響について(3)CEマーキン […]
閉鎖的から開放市場への兆しが芽生えつつある鉄道関連産業に対し、駆動・制御機器や配電制御システム各社は、鉄道関連向けに営業を強化している。鉄道車両の電装率が向上しているほか、信号保安装置や駅構内の安全対策向け需要が高水準で推移していることに加え、市場も […]
先知とは誰よりも早く知ることである。早く知ることによって先手が取れる。先手を取れば相手の気勢を殺ぎ、先制することができる。先知・先手・先制は孫子の兵法をひも解くまでもなく、古来より現在に至る戦いで勝つための常套手段である。古来より戦役といわれる軍事行 […]
日本電気制御機器工業会(NECA)環境委員会(鈴木和美委員長)は8日、「NECA環境セミナー2013」を東京・芝公園の機械振興会館で開催、50人が参加した=写真。環境委員会の日頃の活動報告を兼ねて、環境を取り巻く最新情報を提供するために開いており、今 […]
ODVA TAG Japan(横見光代表)は「第16回年次総会」を、東京・大崎のゲートシティホールで7日開催し、2012年度活動報告、13年度活動計画などを審議し、承認した。 総会では、横見代表が最近の活動状況を報告し、「12年12月現在、Ether […]
■小容量タイプで横幅36ミリ 電磁開閉器は技術的に完成された領域に達していると見られているが、昨今の省エネ、環境負荷の低減など、周辺トレンドの変化を背景に製品開発が行われている。共通した傾向は、小型化、省エネ化、グローバル化対応、省配線化と配線作業性 […]
電気回路の開閉制御を行う電磁接触器(コンタクタ)と電動機の過負荷保護を行う熱動型過負荷継電器(サーマルリレー)を組み合わせた電磁開閉器は、機械・装置と一体となって使われている。工作機械、半導体・液晶製造装置、エレベータ、配電盤など幅広い分野で、モータ […]
配線接続機器市場は、NECAの制御用専用機器出荷統計によると、10年度は1254億円(前年比22・4%増)、11年度1289億円(同2・8%増)となっている。12年度は、中国や欧州の景気低迷の影響を受け、第1四半期237億円(前期比29・3%減)と減 […]
「第10回自動認識総合展・大阪」(主催=日本自動認識システム協会)が13、14の両日、大阪のマイドームおおさかで開催された。 同展示会は、バーコード、2次元シンボル、RFID、NFC(Near Field Communication=近距離無線通信) […]
■半導体の設備投資先送り FAセンサは、ものづくり以外の非FA用途での拡大もあり、市場規模は堅調さを維持している。NECAの検出用スイッチ出荷統計では、10年度1137億円(同38・1%増)、11年度1062億円(同6・9%減)、12年度は第3四半期 […]
政府の経済政策で数年の間は「不況」の文字が霞むような気がしている。あくまでも「気」であるが、景気も世の中の雰囲気しだいなのだから、やはり「気」になる。そう見ると、元気、陽気、快気、天気などが思い出され、ついでに嫌な不景気も浮かんできた。▼ 日本の産業 […]
このアンケート調査は、制御盤の省コスト化に関する調査研究の第一ステップ「制御配線の合理化」の調査報告、「海外規格の最新動向」をテーマにしたJSIA技術セミナーの参加者を対象に行われた。アンケート回収は53件。 配線合理化に関する調査報告に対しては、7 […]
「スマートコミュニティ」でシンポ 2月に全国3会場 日本電気制御機器工業会とEUスタディーズ・インスティテュートは、「スマートコミュニティの展望と制御システムの安全に関する日欧戦略的協同」と題してシンポジウムを、大阪(2月12日)、東京(同14日)、 […]
関西地区のFA機器市場動向は、全般的に厳しい雰囲気が漂うものの、「省エネ・創エネ・蓄エネ」をテーマとした案件が増加、メガソーラー関係や電源関係に携わる分野が活況を呈している。さらに配電・制御盤業界は、急増するメガソーラー設備への対応や、今後普及が予想 […]
2012年12月期の売り上げは前年度比101・5%となり、下期のほうが伸びている。メガソーラーに関連したパワーコンディショナー向け部品をはじめ、LEDドライバー、エアコン用インバーター、スマートフォン用充電器、パチンコ関連などが伸長した。特に、メガソ […]
昨年は、当社設立30周年の節目であったので、創業時の原点に戻り社名の「セフティ」イコール安全・安心をキーワードに環境、省エネ対策の商品企画に積極的に取り組んできた。とくに、東日本大震災を一過性の記憶に終わらせてはいけないとの思いから「リメンバー3・1 […]
「ネプコンジャパン」は、エレクトロニクス実装技術の川上から川下まであらゆる技術が一堂に集結した総合展示会。「第42回インターネプコン・ジャパン」「第30回エレクトロテスト・ジャパン」「第14回半導体パッケージング技術展」「第14回電子部品EXPO」「 […]
2012年10月期の売り上げは計画に対し90%の達成率であった。中国市場向けの販売比率は10%ぐらいまで下がっているので、以前よりは影響が少なくなっているが、むしろ日本の顧客の中国向けの販売が低迷している影響のほうが大きい。これから半年間ぐらいは日本 […]
昨年は、経済状況の影響を、まともに受けた。このことは想定内だった。ただ、中国については、思わぬことが起こった、という感じである。今3月期については、経済状況の低迷は折り込み済みの目標を設定し、事前に準備していた。このため、さほどのショックはなく、業績 […]
昨年は、最悪の年だった。今期(60期、6月決算)の7~10月は、ほぼ目標通りだったが、11月以降、12月、そして1月も崖っぷちの状況にある。受注の狭間に入ったようだ。 視覚障害者向け製品、ソレノイド(電磁部品)、体性感覚刺激製品の3本柱に、昨年特許出 […]