- 2011年6月15日
省エネ背景に拡大基調続く汎用インバーター市場 高効率モータと一体化した取り組みで効果
汎用インバーター市場の拡大基調が続いている。省エネを背景に国内外で需要が拡大しており、東日本大震災の発生に伴う一層の省エネ意識向上がこれに拍車をかけている。小型化や操作性の向上、用途専用機種の開発などユーザーニーズに対応した取り組みが進められ使い易さ […]
汎用インバーター市場の拡大基調が続いている。省エネを背景に国内外で需要が拡大しており、東日本大震災の発生に伴う一層の省エネ意識向上がこれに拍車をかけている。小型化や操作性の向上、用途専用機種の開発などユーザーニーズに対応した取り組みが進められ使い易さ […]
富士電機は、「エネルギーと環境」を事業の大きな柱に掲げた取り組みを強めており、省エネに繋がる汎用インバータでも国内外で実績を上げている。 現在、「FRENICシリーズ」として、Mini、Eco、Multi、MEGA、5000VG7Sなどのほか、今年2 […]
安川電機は、グローバル市場ナンバーワンのインバータメーカーとして国内外で取り組みを強めている。海外市場への対応としてこのほどインドでの生産も開始し、海外生産体制がさらに充実した。 機種は、汎用からシステム、専用まで幅広くラインアップしているが、特に「 […]
三菱電機は、汎用インバータでも高い実績を有する。 現在「FREQROL―700シリーズ」として、A700、F700、F700P、E700、D700シリーズを中心機種として取り組んでいる。 このうちF700は、ファン・ポンプ用のF700P、小型タイプの […]
安川電機は2012年3月期の業績見通しを、売上高3200億円(前年同期比7・8%増)、営業利益200億円(同55・3%増)、経常利益200億円(同48・9%増)、当期純利益120億円(同83・4%増)と増収大幅な増益になることを明らかにした。 同社は […]
省エネ化促進に大きな効果が期待できるインバーターは、環境問題などとも絡み、市場は安定して拡大している。 最近のインバーターは、性能の向上とともに誰でも扱える操作の簡便性や小型・軽量化、低騒音化、安全性、ネットワーク対応などが著しく進んでいる。なかでも […]
横河電機は、FA機器の中核を成しているPLCの新製品としてレンジフリーコントローラFA―M3シリーズの新シリーズ、「FA―M3V」の拡販に注力している。FA―M3Vは、CPUモジュールに新開発のラダープログラム演算エンジン「Vitesse engin […]
サーボモータ市場は、中国、韓国を中心としたアジア地域向け外需を牽引役にグローバルで市場が拡大している。リーマンショック以降、V字に近い回復を見せ、今年も堅調な伸びで推移していたが、東日本大震災で当座の行方を不透明にしている。サーボモータメーカー、ユー […]
横河電機は、レンジフリーコントローラFA―M3のCPUからのデジタル制御信号をアナログ信号に変換して駆動機器に出力するアナログ出力モジュール2種類=写真=を14日から発売した。 価格は出力点数4点が9万円、8点が17万円。電源・CPU・ベース・入力/ […]
操作用スイッチ市場は、国内外の全般にわたる旺盛な需要に支えられ堅調な拡大を見せ、リーマンショック前の状況に徐々に戻りつつある。ただ、3月11日に発生した東日本大震災の影響が今後どのように表れてくるかが課題となっている。3月までは、国内では半導体製造や […]
オプテックス・エフエー(小國勇社長)は、エッジ判別タイプの画像センサ「CVS3シリーズ」をリニューアル、形状判別や方向判別に最適な「CVS3―Rシリーズ」=写真=を発売した。標準価格は据置きの13万8000円。国内販売目標は1000台。 2005年発 […]
富士電機システムズは、高性能ベクトル制御形インバータ「FRENIC―VGシリーズ」=写真=の販売を開始した。標準価格は3相200V7・5kWで50万円。2011年度10億円、12年度40億円の売り上げを計画。 新製品は、制御応答速度を同社従来品比6倍 […]
照光式スイッチが堅調な拡大を見せている。産業機器、民生機器、業務機器などすべての分野で前年同期を大きく上回る状況で推移しており、リーマンショック後の落ち込みを補う勢いだ。薄型や光源の高輝度化、表示部のインテリジェント化などが進み、新たな用途開拓に繋が […]
最近は、タッチパネルやプログラマブル表示器などの使用が増え、操作スイッチ市場の減少が懸念されているが、照光式スイッチも含めて、簡単で分かりやすく、コストも低く抑えられるという操作用スイッチのメリットはまだ大きく、特に機器の微少電流化、基板化などへの流 […]
密閉形ガス絶縁開閉装置を除く開閉制御装置の生産額は、昨年6月から前年同月を上回って推移しており、今年度は6000億円を突破する見通しが強まった。 経済産業省の従業員50人以上の企業を対象にした統計によると、開閉制御装置の生産額は昨年4月が94・5%、 […]
端子台、コネクター、配線資材などの配線接続機器市場は、一昨年からの需要回復により順調に推移している。日本電気制御機器工業会(NECA)による接続機器を含めた制御専用機器の出荷高統計では、2009年度(09年4月~10年3月)は前年比6・8%減の102 […]
電気制御機器の出荷は過去最高額超えが射程に入ってきた。2010年度の出荷額が過去最高であった07年度の約93%の水準まで回復が見込まれているためで、11年度にも並ぶか、超えるものと見られる。アジアの新興国を中心とした外需が大きく伸びているためで、PL […]
パナソニック電工は、太陽光発電システム事業において住宅分野、公共・産業分野の両分野に注力する方針で、2012年度に国内トップのシェア獲得を目指す。また、LED照明事業も電材・住建・電器の3ルートで拡販を行い、15年度には1000億円の売り上げを目指す […]
FAセンサの市場が堅調な回復を見せている。特にリーマンショック後、急減していた半導体・液晶製造装置分野、自動車関連分野、工作機械分野、電子部品実装分野などが急回復している。日本電気制御機器工業会(NECA)の検出用スイッチの出荷統計も、2009年度は […]
オムロンは、IAB、EMC、AECの主力制御3事業が大幅に回復、第4四半期も順調に推移すると予想していることから、2011年3月期業績予想を上方修正し、売上高6200億円、営業利益490億円、税引前利益455億円、純利益300億円を目指す。また来期か […]
横河電機は、プラントなどの製造現場で使用される機器の調整・設定・管理を行うソフトウェア「FieldMate(フィールドメイト)」を改良した「FieldMate R2・03」を発売した。価格はベーシック版拡張パッケージが3万円から、アドバンス版は10万 […]
制御機器各社の業績が好調に推移している。第3四半期を終わった時点で、各社ともすべての販売地域で売上高が前年同期を大きく上回り、主力の制御機器分野も同じく伸長している。第4四半期の見通しでも、各社とも第3四半期までの動きと大きな変化がなく推移するものと […]
日本ロボット工業会がまとめた会員47社ベースでの2010年10~12月期のマニピュレータ、ロボットの生産実績は、対前年同期比93・8%増の1207億円と5四半期連続でプラスになった。この結果、10年1~12月の年間生産は、前年比95・1%増の4478 […]
2010年8月期決算は、計画通りに増収増益となり、売り上げ、利益ともにピーク時の75%程度まで回復した。今期は決算期変更により、10年9月から11年2月までの6カ月の変則決算となるが、その次の12年2月期決算では、年間で前年同期と比べて5~7%ぐらい […]
2011年3月期の売り上げは前期比30%強の増加になりそうである。上期は50~60%増の高いペースで推移していたが、下期以降受注が減少してきていることに加え、前年の同期も下期以降は回復基調になっていたこともあり、相対的に伸び率の鈍化に繋がっている。1 […]
日本リライアンス(横浜市金沢区福浦2―3―2、TEL045―791―3115、石崎淳一社長)は、ACベクトルインバータにラインドライブアプリケーション用の制御ループを内蔵した新型モータドライブユニット「Drive Multi」=写真=の販売を開始した […]
2011年の新春を迎え、謹んで新年のお喜びを申し上げますとともに、日頃からの当工業会に対するご支援に厚く御礼申し上げます。 さて、昨年の経済状況を振り返りますと、アジア地域を中心とした新興国や資源国の力強い経済成長が挙げられますが、その一方で米国では […]
サーボモータ市場は、主要ユーザーである自動車・工作機械分野、半導体・液晶分野などの動きが順調に回復している。また、中国を中心としたアジア市場や新興国など海外市場も堅調に推移、市場を牽引している。 09年度の市場規模は、経済産業省の機械統計で928億円 […]
インバーターは、省エネ対応の切り札的存在として、市場を拡大している。2010年度は中国を中心とした外需が牽引役となって大きく伸長、前年度比約50%増加した。今年度もこの傾向は続くものと見られ、2桁の伸長は確実と見られる。 インバーターは、モーターなど […]
当社は「エネルギー・環境」分野でマーケット視点での事業展開を図るために2010年4月にセグメント変更を行った。当事業部は、汎用インバータ、モータなどを自動車や鉄道、工場の機械向けなどへの販売活動を展開している。 モータやインバータの市場はアジアを中心 […]