- 2016年4月20日
インド洋時代の到来 情報収集力が原動力 前アマダ専務 高木俊郎の「異国インドにズームイン」
米調査会社ニールセンが発表した昨年10-12月期の世界の消費者景況感指数調査で、日本は調査対象国61カ国中の37位とさえない結果となった。ちなみに最下位は韓国である。 1位はインド、2位はフィリピン、3位はインドネシア、4位はタイとアジア勢が上位を占 […]
米調査会社ニールセンが発表した昨年10-12月期の世界の消費者景況感指数調査で、日本は調査対象国61カ国中の37位とさえない結果となった。ちなみに最下位は韓国である。 1位はインド、2位はフィリピン、3位はインドネシア、4位はタイとアジア勢が上位を占 […]
横河電機は、子会社のヨコガワ・インディアで、フィールド機器の主力製品である差圧・圧力伝送器「DPharp EJA-Eシリーズ」の生産を開始する。インドは、中長期的な経済発展が期待されるマーケットで、石油や石油化学、電力など各種プラントの新増設が数多く […]
実行するMINI Industry4.0(Most Intelligent & New Initiative Industry4.0) 【1】18世紀に人類が学んだ“工業化”の魔力 第1次産業革命がなかったら、大英帝国は世界の覇権を握れなか […]
■ローカル企業の『力強い活路と明るい未来』とは 2016年はクリティカルな年になりそうである。 中国ダメ、ドイツダメ、アメリカもヤバイ。中国での機械や装置の売上高激減が、中国景気後退の深刻さを如実に物語っている。優等生ドイツにも陰りが生じ、主力機械メ […]
安川電機の子会社、韓国安川電機は、韓国のロボットメーカー「ドゥリムロボティクス社」(本社=ファンソン市、朴サンベク代表理事)の株式の35%(4万4268株)を取得する。取得価格は280億ウォン(28億円)。 ドゥリムロボティクスは、韓国有数の塗装・シ […]
「川を上れ、海を渡れ!」という言葉がある。「川を上れ」は、時間の流れ。“歴史を遡って学べ”という意味であり、「海を渡れ」は、“世界情勢に目を向けろ”との意味だそうである。 今、中小製造業にとって最も重要な言葉ではないだろうか? 戦後70年に及ぶ日本の […]
三菱電機は4月1日付で、産業メカトロニクス製品のアフターサービス子会社、菱電工機エンジニアリング(RKE、名古屋市東区、福島司社長)の社名を、三菱電機メカトロニクスエンジニアリング(MMEG)に変更する。 同社のNC・放電加工機・レーザー加工機などの […]
産業用通信製品の独立系リーディング・サプライヤー、スウェーデン・HMSインダストリアルネットワークス社は、ベルギー・eWON(イーウォン)社を買収することになった。 eWONは2001年の創立で、PLCへの遠隔アクセスや、データ収集アプリケーション、 […]
コニカミノルタは、情報機器事業の国内生産子会社の豊橋精密工業(愛知県豊橋市、堀合博行代表取締役社長)とコニカミノルタ電子(山梨県都留市、高須亮代表取締役社長)を合併し、新生産子会社「コニカミノルタメカトロニクス」(愛知県豊川市)を4月1日付で設立する […]
横河電機は、中期経営計画「Transformation 2017」の重点施策の一つである高度ソリューションビジネスの拡大を加速するために新たに設置した事業ユニットである「Industrial Knowledge」で、クラウドソリューションビジネスを拡 […]
ダイトエレクトロンは5日の取締役会において、100%出資の連結子会社「ダイトロンテクノロジー」および「ダイトデンソー」の2社を吸収合併し、新商号を「ダイトロン株式会社」とすることを決議した。3月30日に開催予定の定時株主総会の承認が条件。合併および商 […]
富士フイルムの半導体材料の製造・販売子会社である富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズは、台湾の台南市に先端半導体材料を生産する新工場を建設する。今年8月に稼働を開始し、現像液の生産から開始する予定。総投資金額は約10億円。 同社は2006年に台湾 […]
富士電機の米・子会社、富士電機アメリカ社は、カナダの鉄道車両用ドア開閉装置メーカー、シーメックエレクトロニック(SEMEC)社の株式51%を取得し買収する。北米での鉄道車両事業の拡大が狙い。買収後は社名を「フジSEMEC社」に変更する。 SEMECは […]
不二越は、ベアリング事業のグローバル最適地生産の促進に向けて、ASEAN市場においてベアリングの鍛造・旋削部品の生産子会社「ナチフォージングテクノロジータイランド」(NFTT)を設立。タイで軸受け一貫生産を開始する。 同社は、中期経営方針で「成長市場 […]
2015年12月期の売り上げは、前年度比15%増加した。タイでの売り上げがここ数年倍増ペースで推移していることに加え、国内も従来のOA市場からFA市場へ販売をシフトしてきたことで、売り上げ増につながっている。 FA市場は今、IoTやインダストリー4. […]
今期は3カ年の第8次中期経営計画「JUMP1200」の最終年度として取り組んでいるが、現状では連結売上高1120億円ぐらいになりそうである。 昨年4月に、電機・電子・機械の3部門を持続的にバランスよく成長・発展させるために、営業本部にFAシステム営業 […]
現在当社では、第8次中期経営計画(2014年4月~17年3月)の実現を目指して、「さらなる信頼を得られる事業品質の確立」というスローガンのもと、「エンジニアリングビジネスの確立」「営業体制の強化」「グローバル体制の強化」「収益性の向上」「企業体質の強 […]
昨年は「新規顧客獲得」「カテゴリー・取扱商品」「大企業向け購買プラットフォーム」「海外事業」の四つの拡大を行い、2015年12月期売上高は575億円(前年度比+28%)を予想、ビジネス基盤の拡大とユーザー利便性向上に取り組んだ結果が実を結んだと考えて […]
安倍首相による外交はインドとの関係促進に力を入れている。インド初の高速鉄道計画で日本の新幹線方式の採用や、日本からインドへの原発輸出を可能にする原子力協定などホットな話題に沸いている。インドは今後目覚ましい発展を遂げる可能性のある国である。日本との関 […]
1 2016年、歴史的な「潮目の変化」が製造業を襲う 新年明けましておめでとうございます。 昨年2015年は、製造業界にとって「変化予兆の年」であった。昨年6月から突然始まった中国経済変調の影響は、かつてBRICSと騒がれた新興国を直撃し、新興国依存 […]
2016年3月期の売り上げは、現在のところ前年同期比102~103%になりそうだ。国内は昨年8月ごろまで好調だったが、その後減速している。海外は中国市場の厳しさは継続しているが、米国市場は堅調に拡大しており、良い状況で推移している。昨年、パネルコンピ […]
2015年も年の瀬を迎えようとしている。製造業界にとって本年は、歴史的な潮目の変化を感じる年であった。BRICsと騒がれた新興国への期待は、中国の経済変調の影響で大きく後退した。また、安い労働力を求めた『チャイナ・プラスワン』は大幅に影を潜め、海外進 […]
1. 欧州の影響を強く受けるアジアの製造業 インドの「インダストリー4.0」事情を記述する前に、アジア全域での製造業の動向を確認していきたい。 まずアジア各国で注目すべきは、「インダストリー4.0」が次世代の流れとして認知されている点である。アジアで […]
安川電機は、韓国でのロボット事業の強化に向けて、大邱(テグ)市に、100%子会社である韓国安川電機南部支店を拡大・移転するとともに、「韓国ロボットセンタ」を設立し、10月から稼働を始めた。 同センタは、これまで提供しているロボットユーザーへのロボット […]
タタ(TATA)は、傘下にタタ・スチールや、電力会社など100社を超える巨大企業を有するインドの最大財閥である。約27万円の自動車「ナノ」発売や、「ジャガー」「ランドローバー」の買収で話題となった企業もタタ財閥の一員のタタ自動車である。 インドに行く […]
日本の中小製造業を取り巻く環境が大きく変化している。特に精密板金業界など製品の適用範囲が多岐にわたる業界では、輸出依存業種やIT業種からの受注が激減する一方で、内需関連業種は依然として活況を呈している。2万社を誇る中小製造.町工場で構成される業界内は […]
横河電機のインドの子会社、ヨコガワ・インディアは、インドの大手石油・ガス会社、バーラト石油(BPCL)から、同社の石油や潤滑油の輸送拠点11カ所のトラックターミナルを監視・制御するシステムを7億3000万ルピー(約1100万USドル)で受注した。 納 […]
秋の魚「サンマ」がおいしい季節になった。魚をおいしく食べさせる技術は、日本が文句なしの世界一。最近は、世界中で「日本食」がブームとなり、「魚料理」もメジャーになってきたが、インドで「魚料理」はダメ。「魚は極めて貧しい食べ物である」と思うインド人が大半 […]
日東工業は、シンガポールの配電盤メーカー、ギャザーゲーツ社を買収し、子会社化する。ギャザーゲーツ社の親会社である同国のナチュラル・クール・ホールディングスから全株式を29億1400万円で11月に取得する。 日東工業は、成長著しい東南アジアにおいて配電 […]
オムロンは、米国の産業用ロボットメーカー「アデプト テクノロジー社」を買収すると発表した。株式公開買い付けを通じ、同社の株式を取得、その後合併を実施することで完全子会社にする計画。買収額は約240億円で手持ち現金でまかなう予定。 公開買い付けは9月2 […]