- 2024年1月19日
【2024年 年頭所感】一般社団法人日本工作機械工業会 会長 稲葉 善治 日本のコトづくりを支える
2024年の新春を迎え、謹んで年頭の御祝詞を申し上げます。 さて、昨年を振り返りますと、新型コロナウイルスは5類に移行し社会は平静を取り戻しましたが、一方で、米中対立は長期化・先鋭化しており、ウクライナ戦争も長期化の様相を呈しているほか、中東パレスチ […]
2024年の新春を迎え、謹んで年頭の御祝詞を申し上げます。 さて、昨年を振り返りますと、新型コロナウイルスは5類に移行し社会は平静を取り戻しましたが、一方で、米中対立は長期化・先鋭化しており、ウクライナ戦争も長期化の様相を呈しているほか、中東パレスチ […]
2023年の新春を迎え、謹んで年頭の御祝詞を申し上げます。 さて、昨年を振り返りますと、米中対立、ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとする世界各地域での地政学的リスクの顕在化などにより、世界情勢は不透明・不確実な状況が続きました。製造業界においては、 […]
日本工作機械工業会は、2022年7月の工作機械の受注状況(確報)を公表し、受注総額は1424億1200万円(前年同月比5.5%増)となった。先月まで5カ月連続で1500億円を超えていたが、7月は受注は若干落ち着いた。それでも受注は高水準をキープし、2 […]
オートメーション新聞は、2022年9月14日号を発行しました。今週号では、2021年に世界ではどのセンサが、どれだけ売れたかの調査結果である「JEITA2021年グローバルセンサ出荷数量・金額実績」のほか、つながる工場の土台を支える配線接続機器の製品 […]
日本工作機械工業会は、2022年6月の工作機械の受注状況(確報)を公表し、受注総額は1547億1100万円(前年同月比17.1%増)となった。4カ月連続で1500億円を超えた。内需は586億5200万円(31.3%増)。一般機械、自動車、電機・精密機 […]
オートメーション新聞2022年8月3日号(ものづくり.jp株式会社)では、産業用ロボットをはじめ、工作機械や食品機械、産業機械等の最新FA機器・自動機の市況を取り上げています。産業用ロボットの2022年4-6月の市況は、生産額が四半期で過去最高額を記 […]
オートメーション新聞2022年6月29日号(ものづくり.jp株式会社)では、いま一番FA業界を悩ませている配電制御機器の納期遅延を取り上げています。一部メーカーの一部製品について納期見込みが明らかになり、それをまとめて紹介しています。依然として長期化 […]
日本工作機械工業会は、2022年5月の工作機械の受注状況(確報)を公表し、受注総額は1533億3400万円(前年同月比23.7%増)となり、3カ月連続で1500億円を超えた。5月としての1500億円超えは初めてで、単月の受注額でも過去11番目の好結果 […]
日本工作機械工業会によると、2022年3月(速報)の工作機械の受注額は1664億8400万円で、前年同月比30.2%増。うち内需が488億5900万円(60.4%増)、外需が901億3900万円(20%増)となった。3月単月としては、この10年間で2 […]
2022年の新春を迎え、謹んで年頭の御祝詞を申し上げます。 さて、昨年を振り返りますと、米中が対立を深める中、新型コロナウイルスの感染拡大が続いたものの、先進国を中心にワクチン接種の進展から経済活動を取り戻し、世界経済は緩やかな回復傾向に転じました。 […]
2021年度のFA・自動化業界は、国内ではコロナ禍が落ち着きを見せ、樹脂材料や半導体不足による自動車等の生産の一時停止、制御機器の入手困難と納期遅れという逆風はありつつも、半導体製造装置やロボット、工作機械などの需要は旺盛で、受注は順調に進んでいる。 […]
コロナ禍で厳しい1年となった2020年度に対し、2021年度は日本国内でもワクチン接種の開始や自動車産業や半導体業界の活況によってFA・自動化業界も持ち直しはじめている。2021年度第1四半期における主要な電機・機械、FAメーカーの業績は好調。さらに […]
日本工作機械工業会は、2020年4月の受注確報を発表し、受注総額は561億4300万円と前年同月比から48%減となった。2010年1月以来、10年3カ月ぶりの600億円割れ。内需・外需ともに50%近くのダウンとなり、国内外で新型コロナウイルス感染拡大 […]
日本工作機械工業会(日工会)がまとめた2019年度(19年4月〜20年3月)の工作機械受注額は、前年度比34.9%減の1兆995億円と2年連続の減少となり、10年ぶりに1兆1千億円を下回った。 主力需要業種の一般機械、自動車、電気機械、精密機械が30 […]
明治電機工業の2020年3月期第3四半期連結決算は、売上高556億5900万円(前年同期比7.9%減)、営業利益25億7700万円(同19.9%減)、経常利益27億4200万円(同19.4%減)、四半期純利益17億9800万円(同26.6%減)。 同 […]
賛否両論の議論を押し切って、消費税増税が実施されたが、軽減税率やポイント還元など、制度が複雑ですこぶる評判が悪い。 今年7月、MMT(現代貨幣理論)提唱者のステファニー・ケルトン ニューヨーク州立大学教授が来日し、 MMTに関する講演を行った。これを […]
2019年は製造業各社にとっては厳しい状況が続く。人手不足や自動化に対する関心は高いものの、工作機械や半導体製造装置、産業用ロボット等の市況がなかなか回復してこない。 人に会って景気を尋ねるたび「今年は厳しいね」との回答ばかり。そんなあいさつが定番化 […]
令和として初めての2019年版「ものづくり白書」が公開された。 コネクテッドインダストリーズ、IoTやAI、ロボットの活用が着実に進むなか、今回の白書では日本製造業の強みの再確認と、米中貿易戦争による保護主義など世界に広がる新たな変化について触れ、そ […]
代表取締役社長 沖村 文彦 第48期になる2018年11月期は、前期に特需となったモータスポーツ用センサの売り上げ減少を見込んでいたが、他の主力製品でカバーしたこともあり、結果的には前年度並みの実績で終わった。AGV向けガイドセンサが30%増、工作機 […]
サーボモータ各社の生産が依然好調を維持している。能力一杯の生産を続けているところも多く、生産能力拡張に踏み切るメーカーも出ている。半導体、有機EL、電池、スマホ関連の需要増を背景に、これらの製造装置向けの需要が牽引しており、2020年までは確実に続く […]
牽引する半導体製造、工作機械 FA・制御機器の出荷が依然大幅な増加で推移している。PLC(プログラマブルコントローラ)やセンサ、サーボモータなどが前年同期比120%前後と大きく伸長している。旺盛な半導体需要を背景に半導体製造装置の販売が同150%前後 […]
2017年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 昨年は、年初からの原油価格の暴落、また6月の英国のEU離脱決定により金融市場が大きく動揺し、円高が急激に進行しました。11月の米国大統領選挙でトランプ氏が当選し、その後、為替が急激に円安に転 […]
FA・制御・電子部品流通を取り巻く環境は、総じて今年前半は前年同期を上回る状況で推移していたが、後半スローダウン気味の基調となっている。商社各社の売り上げは、前年を下回っているところもあるが、前年同期を数%~10数%上回っているところも多く、堅調に推 […]
日本工作機械工業会は、2015年6月分の受注統計の確報を公表した。受注総額は前年同月比6.6%増の1361億700万円だった。 内需は前年同月比41%増の603億1000万円と大幅増。一般機械が同54.5%増、自動車が同18.6%増、電気機械が同43 […]
日本工作機械工業会は、2015年5月分の受注統計の確報を公開した。受注総額は1385億4500万円と前年同期比を15%上回った。 特に内需が好調で、同43%増と大幅アップ。一般機械が同42.2%増、自動車も同19%増と好調。なかでも自動車部品は同51 […]
日本工作機械工業会は、2015年4月分の受注統計の確報を公開した。受注総額は、1346億2100万円と前年同期比を10・5%上回った。 特に内需が好調で、39%増と大幅アップ。自動車が前年同期比の78・4%増と大幅に回復。一般機械も同16・8%増、電 […]
工作機械の受注が好調だ。日本工作機械工業会が発表した2015年3月の受注速報によると、受注が前年同期比14・6%増の1470億9000万円となった結果、14年度(14年4月~15年3月)の受注総額が1兆5782億6000万円(前年度比31・0%増)と […]
FA関連機器の第1四半期(4~6月)の出荷が前年同期比2桁増と好調な伸びを見せている。国内外での旺盛なスマートフォン関連需要の拡大や自動車関連の投資増などがFA関連機器全体の出荷増につながっている。為替相場も安定推移していることから、輸出環境に追い風 […]
IDECの2013年3月期決算は、国内での制御用周辺機器及び商業向けLED照明機器などの売上減少、さらに欧州・中国地域での需要停滞の影響などで、売上高293億4300万円(前期比9・9%減)、営業利益14億3400万円(同48・2%減)、経常利益16 […]
中部地区の産業基盤の中核をなす自動車産業は、尖閣諸島問題により、中国での現地生産販売に支障が出ており、先の見えない状況にある。トヨタ自動車では中国での販売台数が20万台減少するという見方もあり、その影響は避けられない。自動車関連の部材を扱う商社では、 […]