- 2015年1月14日
一般社団法人日本ロボット工業会 「中長期視点で業界活性化」 津田純嗣会長
新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 2014年を振りかえってみますと、世界経済は概ね緩やかな回復基調となっていますが、欧州で景気に一服感が見られ、アジア全般では景気回復気運がうかがわれましたが、中国は拡大テンポが緩やかとなり、そして米国で […]
新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 2014年を振りかえってみますと、世界経済は概ね緩やかな回復基調となっていますが、欧州で景気に一服感が見られ、アジア全般では景気回復気運がうかがわれましたが、中国は拡大テンポが緩やかとなり、そして米国で […]
新年明けましておめでとうございます。関係団体並びに会員の皆様には、日頃より当工業会の事業に多大なるご尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。 当工業会も、2009(平成21)年の設立から今年で7周年を迎えます。 政府は消費税増税の先送りを決めて、デフレ […]
昨年は電力・配電制御業界全体が様々な要因で好調だったと感じている。高度成長期に作られたキュービクル、配電盤、分電盤などのリニューアル需要、2012年からの全量買い取りによる太陽光発電向けキュービクル需要、電気料金引き下げニーズに応えるためのマンション […]
昨年の国内景気は、政府の公共事業増加等の経済対策により、企業収益と雇用環境の改善が進んだことや、日銀による量的・質的金融緩和政策に支えられ円安・株高基調となった。しかし、消費税増税の反動に伴う個人消費の停滞から景気の足踏みが見られたことにより、年末に […]
昨年は、安倍政権の掲げた経済政策「アベノミクス効果」による景気刺激策で、円安基調と株価の回復などによるデフレ脱却、経済成長率の上昇と、国内景気に薄明かりが差してきていた。 しかし、昨年末に突然の衆議院解散、そして総選挙となり、今年はまだまだ力強い景気 […]
日本経済は色々な課題を抱えながらも内需と輸出の両輪がうまく牽引した形で新年を迎えた。内需は省エネやインフラ整備などを中核に消費税の影響を受けながらも、国内の設備投資意欲に支えられて拡大基調で推移している。国内GDPの約2割を占める自動車関連分野は、生 […]
2015(平成27)年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。 アベノミクスが始動してから約2年が経ち、経済の好循環が回り始めています。少子高齢化や、国内市場の縮小が進む一方、国内でのものづくり再評価や、ビッグデータ・ITの活用等による製品や工程の革 […]
学校の教科書で学んだ文明とはエジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、黄河文明の世界四大文明である。昨今の文明論では学者によって文明を七・八・十六文明など様々に分類されているが、いずれの文明論の中にも日本文明は独立して入っている。 現在、主流にな […]
昨年は、4月の消費税増税直後は停滞感があったものの、夏以降は市場が動き始めたと考えている。通期予想でも連結売り上げで180億円(昨年比7・2%増)を見込んでいる。今年もアベノミクス効果の継続を期待するものの、自助努力によって事業拡大を目指したい。 生 […]
昨年の国内経済は、GDPがマイナス成長ではあったものの、ゆるやかな回復基調が続いた。海外経済は、北米の景気回復や、欧州の景気持ち直しなどプラスの兆候はあるものの、資源国の通貨下落などリスクが顕在化した一年だった。そのような中、当社の2014年度の状況 […]
昨年は海外システムビジネスの拡大、液化天然ガス(LNG)および新エネルギー市場への展開などを着実に実行し、上半期の連結売上高で昨年同期比13・9%増を達成でき、通期でも増収増益の見通しだ。5月に東証1部への指定替えを果たし、今年は当社の技術力をさらに […]
昨年は堅調に売り上げが拡大した年といえる。下期は落ち着いたものの、上期は昨年比で8・6%程度の売上げの伸びを示すことができた。特に中国向けが好調で、電子部品向けの引き合いが多かった。マレーシア、インドネシアなどのASEAN地域の売上げも貢献した。イン […]
インバータ市場は、ものづくり強化に向けた設備投資の増加、社会インフラの拡充やリニューアル、海外での旺盛な投資もあり拡大している。 市場規模は経済産業省の機械統計によると13年が218台で654億円となっており、日本電機工業会(JEMA)の14年度上期 […]
PD(プログラマブル表示器)は、コントローラの稼働監視やモニタリング、制御指示を行うタッチパネルディスプレイとして利用されている。 日本電気制御機器工業会(NECA)の出荷統計によると、2013年度で約500億円市場を形成しており、14年度も上期は前 […]
サーボモーター市場は、半導体製造装置や工作機械などの生産が好調なことから過去最高の市場になりつつある。 日本電機工業会(JEMA)の、2013年度の生産実績は前年度比118・5%の820億円で、14年度は同103・9%の851億円を見込んでいる。しか […]
FA(産業)用パソコン・コンピュータは、工場の生産用からインフラ設備用まで幅広い需要裾野に支えられ、安定した市場を形成している。市場規模は350億~400億円と見られている。一般的に産業用コンピュータは、工場の製造現場や重要な設備の制御装置など、長期 […]
PLC(プログラマブル・コントローラ)市場は、半導体・液晶製造装置、工作機械、自動車製造関連での需要が活発で、内需・外需とも大きく伸びている。 日本電気制御機器工業会(NECA)の出荷統計によると、PLCの2013年度(13年4月~14年3月)の実績 […]
操作用スイッチは、機器・装置のインターフェイス部として使用されている。産業用や業務民生機器用を中心にスイッチの出荷統計をまとめている日本電気制御機器工業会(NECA)によると、操作用スイッチの2013年度(13年4月~14年3月)出荷額は、前年度比1 […]
FAセンサは、計測や判別などの役割を果たしている。日本電気制御機器工業会(NECA)の2014年度(14年4月~15年3月)の検出用スイッチ出荷額は、上期で前年同期比105・5%の564億円となっている。国内出荷は横ばいだが、輸出は114・3%と2桁 […]
リレーは、電気信号を受け機械的な動きに変換する電磁石と、電気を開閉するスイッチで構成されている。 日本電気制御機器工業会(NECA)の出荷統計では、2013年度の市場規模は約1350億円で、14年度上期は前年同期比109・4%の722億円となっている […]
バーコード、RFID、バイオメトリクスなどの自動認識機器の市場は、トレーサビリティや物流システムの効率化ニーズなどを背景に、需要が拡大している。 日本自動認識システム協会(JAISA)の出荷統計によると、2013年自動認識市場全体の出荷金額合計は、前 […]
端子台、コネクタなどの配線接続機器は、電気機器の入出力を支える機器として重要な役割を果たしている。国内市場規模は、端子台が約500億円、コネクタは約4500億円となっている。 端子台は、薄型化や省スペース化、インテリジェント化、狭ピッチ化、再生可能エ […]
謹んで新年のお慶びを申し上げます。旧年中は当協会の活動にひとかたならぬご協力をいただき、心から感謝申し上げます。 日本では、昨年12月に衆議院議員選挙が行われ、与党が大勝し、議席の3分の2を確保しました。この結果により、安倍首相と政府は「アベノミクス […]
新年を迎えたことで、あの東日本大震災から、早や4年が経とうとしています。遅々として進まなかった復旧も、官民一体となった復興活動により、新しい東北の創造に向けた取り組みが着実に進み出しました。一方、福島第一原発については、廃炉に向けて、乗り越える壁が非 […]
今年度は、既存事業に加え、メガソーラーなどの新規事業も業績に貢献し、堅調な拡大基調が続いている。 メガソーラー事業は、産業用太陽光システムの設計・設置からメンテナンス業務までを一貫して当社がワンストップで請け負う業務と、その周辺機器としての制御機器の […]
2015年3月期の業績は、売り上げが前年度比約5%増加し、利益もそれ以上の伸びが見込めることから、合弁会社設立以来、最高の実績となりそうだ。国内は工作機械やPV(太陽光発電)関連が好調に推移している。海外は前半良かったが、10月以降は中国が変調し、ア […]
2015年3月期の単体売り上げは、現在のところ国内が前年度比100%、海外が115%で推移しており、全体では同105%ぐらいになりそうだ。 売り上げの4分の1を占める車載用部品は、ジェイテクトのグループ力を生かして一段上を目指して取り組んでいる。中国 […]
当社は2010年に持続的成長を目指すプロジェクトを開始し、10年後に売り上げ100億円を目指す長期経営計画「ビジョン100」を策定した。その過程として、昨年は東証1部上場を果たすことができた。 注力分野としては、電力関連を中心とした「重電機器市場」、 […]
2014年はここ数年間で投入した新製品の効果が着実にあらわれてきた。特にタブレットやスマートフォンで装置情報を確認できる「Pro―face Remote HMI(モバイル用リモートモニタリングソフトウェア)」などが顕著だ。当社では、遅れていると言われ […]