- 2013年8月28日
分岐点
毎年、ロボット競技大会のテレビ放映を楽しみにしている。昔、ロボット異種格闘技戦として注目されていた「かわさきロボット競技大会」を取材したのが、興味を持った始まりである。無線操縦器を操りながら、リンク内で相手のロボットに体当たりして飛ばしたり、逆にひっ […]
毎年、ロボット競技大会のテレビ放映を楽しみにしている。昔、ロボット異種格闘技戦として注目されていた「かわさきロボット競技大会」を取材したのが、興味を持った始まりである。無線操縦器を操りながら、リンク内で相手のロボットに体当たりして飛ばしたり、逆にひっ […]
東芝は今年10月1日付で、販売・サービス子会社の東芝産業機器システムを存続会社にして、開発・製造子会社の東芝産業機器製造と合併する。 両社は、産業用低圧モータや変圧器、産業用インバータや受配電機器などの産業機器事業を展開しているが、国内では「トップラ […]
国内産業の空洞化が懸念される中で、今後の国内産業の振興に向けて、医療・介護周辺での市場開拓への模索が続いている。特に少子高齢化社会のもたらす負の影響が、日本はもちろん先進国や中国などの新興国でも現れはじめており、今後医療・介護周辺での需要が大きく拡大 […]
サーボモータの市場が急ピッチな回復を見せている。2012年の大きな落ち込みの反動があるものの、3直体制に近いフル生産を続けているサーボモータメーカーも出てきている。先行きの市場見通しも明るい材料が多く、しばらくは上昇基調で推移しそうだ。製品も高速化や […]
三相誘導電動機のトップランナー方式が2015年度スタートする。日本は欧米に比べ高効率タイプの普及が遅れていたが、トップランナー基準の適用により、高効率タイプの普及が一気に加速される。 国内で使用されている三相誘導電動機は、約1億台。そのうち、ポンプ向 […]
端子台、コネクタなどの配線接続機器は、電気機器の入出力を支える部品として、重要な役割を果たしている。工場内の生産設備や、ビル・工場の受配電設備・事務機器、公共施設の各種機器、電車や自動車、さらには家庭や身の回りの電子機器まで、およそ電気のある所には、 […]
配線接続機器は多種多様な用途で使用されており、数ミリAの微少電流から数千Vの高圧高電流用まで多岐にわたる。国内の市場規模は約5000億円と見られているが、このうちコネクタが約4500億円、端子台が約500億円と推定され、コネクタが圧倒的な市場を形成し […]
電気接触機器最大手メーカーのWashiON共立継器は、端子台でも工業用端子台、スタッド端子台、制御用端子台を豊富にそろえている。新製品開発にも積極的で、ソーラーシステムの接続箱や集電箱に最適なHKT形高耐圧端子台を国内初のDC1000Vフルラインアッ […]
上海で来年3月18日から3日間 「electronica&productronica China2014」 アジア最大の規模を誇るFA市場を有する中国で近年、人件費の高騰や産業構造の改革に伴い、大手から中小製造業へと自動化投資が拡大しつつあります。こ […]
温湿度制御機器メーカーのシマデン(東京都練馬区北町2―30―10、GEL03―3931―9111、島村一郎社長)は、新製品の発売と営業強化の効果が出てきており、2014年3月期売上高が前期比で最低でも4%増の見通しにあるが、下半期の追い込みにより2桁 […]
制御機器流通関係者の情報によると、営業地域を越えた商社間の提携が模索されており、地域ブロックを地盤とする商社が仕入れ量の確保、在庫の効率化で連携する。同一営業エリアの商社間では提携が製品融通などに限られるが、商圏の異なる広域提携は新商材を含めた独自の […]
第三者認証機関のテュフラインランド日本支社は、CYBERDYNE(茨城県つくば市学園南D25街区1)が医療用として開発したロボットスーツHALが、欧州医療機器指令(MDD)に適合しているとして認証した。日本発の革新技術を用いた医療機器としてロボット治 […]
ここ数年、落雷による電子機器の被害が増加している。気候の温暖化などが原因で落雷が増加、雷の電流に敏感な電子機器が影響や被害を受けているもので、これに伴い雷害対策機器の市場が急速に拡大している。雷害は、雷が直撃する直撃雷と、直撃電流の誘導電流による誘導 […]
キャビネット・ボックス・ラックの市場は、IT分野でDC(データセンター)、社会インフラ分野でPV(太陽光発電)システムやスマートグリッド関連、FA分野で省エネ化対応での投資が意欲的に行われていることで、急速な拡大を見せている。同時に技術的にも、熱対策 […]
NKE(京都府長岡京市馬場図所27、GEL075―955―0071、中村道一社長)が100%出資している、中国広東省広州市の子会社「広州中村機器自動化」(安藤拓司董事長=NKE取締役)が、華南地区を中心に搬送機器・システムなど、自動化機器の保守・メン […]
黒田精工(黒田浩史社長)は、昨年11月の精密機械部品メーカーJenaTecグループ買収による経営統合のステップとして、直動関連機器とスピンドル製品の共通ブランド「KURODA JENATEC」を立ち上げ、世界市場での販売を開始した。直動関連機器以外の […]
工場や倉庫、事務所などの建設投資が増え続けている。建物や設備の耐震化、省エネ対策などに使用される受配電盤類、監視制御装置、電源の需要も順調に推移しており、そのため関連制御機器も回復基調にある。建築物の投資は来年度も増加する見通しにあることから、関連制 […]
コンテック(藤木勝敏社長)は、Solution―ePCシリーズに、検査装置市場をターゲットにした制御用ボードの拡張性と高い機能性を両立させたFA用カスタムコンピュータ「SPF14MQ671」=写真=を追加発売した。 新製品は半導体などの検査装置に要求 […]
オムロンは、装置や機械などの過電流・過電圧、不足電流・不足電圧、欠相・逆相、電圧不平衡などを検出する電源監視リレー「形K8AK/K8DSシリーズ」を発売した。 標準価格は7200円から。 近年、新興国市場において、不安定な電力事情が原因で発生する装置 […]
販売員は、顧客が提示する案件という形の商談テーマをかき集めたり、競合商品を見つけて商談テーマ化する営業活動を主力としているが、今や古い体質になりつつあると言っても過言ではない。成熟社会を実現している日本が、経済的にも政治的にも構造を変えていかなければ […]
中四国地区の大手制御機器商社、ライト電業(岡山市南区当新田67―1、GEL086―243―3844、岡本典久社長)は、来年2月に、中四国地区で「ライト電業オリジナル展示会2014」の開催を予定している。また、7月1日付で中国・蘇州に中国で4番目の営業 […]
操作スイッチの操作部と光源を一体化した照光式スイッチが、回復基調に入ってきた。国内では自動車、工作機械、新エネルギー関連を牽引役にして伸長を見せており、海外もアジアの新興国市場を中心に輸出が拡大を見せている。機器の小型化が進む中で、形状の小型・薄型化 […]
富士電機は、タイの変圧器メーカー、タスコトラフォ社に10月1日付で67・7%出資し、経営権を取得する。 タイの同社子会社である富士電機パワーサプライ社(FPT)と富士電機タイ社(FET)が、タスコトラフォ社グループ(TUSCO)に出資するもので、資本 […]
ある居酒屋の一室。専業メーカー社員の二人は杯を重ねるうちに、話題が中国に移った。「中国ではロボットが売れているそうだ。人件費の高騰もさることながら、せっかく教育しても故郷に帰ってしまう。だから、ローカル企業向けに売れている。FA市場の本番はこれからだ […]
三菱電機は8月1日付で、ベトナムに2カ所のFAセンターを開設する。いずれも日系メーカーの進出が著しいベトナム市場に対応するもの。 開設するのは、ベトナム北部と中部地域をサポートする「ハノイFAセンター」と、南部地域をサポートする「ホーチミンFAセンタ […]
今年1月に日東工業グループ入りした情報通信機器大手商社、サンテレホンは、従来の情報通信市場におけるビジネスに加え、オフィスからFA分野へIT技術の活用範囲の広がりに着目している。 4月に新社長に就任した小出行宏氏は「製造業は生産管理やエネルギーマネジ […]
製造業の海外生産シフト先としてタイへの関心が高まっている。自動車や電機関連の日系企業が工場を建設し、FA制御関連の需要拡大が見込めることに加え、チャイナリスクを避ける狙いもある。2011年に大きな被害をもたらした洪水への対策も取られ、政治的に安定して […]
最近のPLCは、小型化、高速処理化、高機能化が著しい。高速処理化では、基本命令1・9nsを実現した製品もあり、高速化に拍車をかけている。こうした高速性は、装置の高速化を実現し生産タクトタイムを大きく向上させる。同時に、ネットワークサービスによるスキャ […]
PLC(プログラマブル・コントローラ)の市場が徐々に回復基調を強めている。半導体・FPD(フラットパネルディスプレイ)や工作機械、自動車関連での需要に動きが見られ、PLCの市場にも波及が見込まれている。技術面も、小型・高機能化と処理スピードの高速化な […]
経済産業省は18日、ロボット産業の市場動向調査結果を発表した。世界市場は5年間で約60%成長し、2011年の規模は84億9700万ドル(6628億円)となった。日本企業のシェアは50・2%と過半をかろうじて堅持した。電子部品実装機を含めると世界市場は […]