- 2010年8月18日
市場急回復のキャビネット・ボックス、ラック FA制御分野の伸びが顕著 「安全」「安心」「便利」を提供
キャビネット・ボックス、ラック市場が急回復に向かっている。リーマンショックによる国内の設備投資が急減した影響を受け市場は15~20%縮小したが、不況下でも堅調に推移した情報通信分野向けに加え、昨年上期まで大きく落ち込んでいた工作機械、半導体製造装置向 […]
キャビネット・ボックス、ラック市場が急回復に向かっている。リーマンショックによる国内の設備投資が急減した影響を受け市場は15~20%縮小したが、不況下でも堅調に推移した情報通信分野向けに加え、昨年上期まで大きく落ち込んでいた工作機械、半導体製造装置向 […]
システムラックには、サーバラック、ネットワークラックなどがある。サーバラックとはサーバ・ストレージなどを収納するためのラックで、ケージナット対応のマウントアングルが前後に装備され、ラックマウントタイプのサーバを確実に固定できる。 ネットワークラックと […]
日東工業の「国際規格認証取得キャビネット」は、T〓V・CE・ULマークを取得したキャビネットをラインナップし、顧客の安全性の向上をサポートすると共に、多様化するニーズに応えている。 近年、工場生産システムを支えるFA制御分野は市場のグローバル化に伴い […]
ボックスやラックなどのエンクロージャーシステムの世界最大メーカー、リタールはこのほど会社のロゴマークを変更した。 今まで7色を使って虹のようなイメージであったのを、5色に色数を減らすとともに、会社名の「RITTAL」を、ロゴマークの下部に配置していた […]
オムロンは、中華圏において主力事業であるIAB(工場自動化用制御機器事業)の強化を図る。ローエンド製品の強化など商品ラインの拡充、販売チャネルの強化拡大、サービスサポートの強化を図り、IABを中心にEMC(家電通信用電子部品事業)、AEC(自動車用電 […]
パナソニックは、2011年4月をメドに連結子会社のパナソニック電工と三洋電機を完全子会社化する。パナソニックグループとして2社を完全一体化することで、グローバル市場での競争力を強化するのが狙い。なお、ブランドは原則として「Panasonic」に統一す […]
日本開閉器工業(大橋智成社長)は、8月1日付けでドイツ・フランクフルトに「欧州駐在連絡事務所」(藤浦哲事務所代表)を開設した。 同社は新中期経営計画「Quantum Leap Advanced」の最重要課題として北米市場でのシェアアップを目指している […]
今年度のFA制御関連機器業界は昨年と受注様相が一変し、第1四半期業績が増収増益ベースとなった。第2四半期に入っても受注は高水準で推移しており、国内向け受注はピーク時の8割に達している。 そのため、各メーカー・商社とも今年度売り上げ予測を早くも上方修正 […]
FA制御機器業界は生産がV字回復なのに、メーカーも商社も経営者の表情には緊張感が漂っている。半導体製造装置、建設機械などを客先に持つ企業の生産回復力は異常なほどに旺盛であるが、いずれも輸出向けであり、内需関連の需要回復に至っていないのが先行き不安感を […]
このような背景から成熟している商品の競合は、激しくなっているが、思っている程に販売員の危機意識は強くない。電気部品コンポーネントメーカーは、早々と海外へ営業拠点を設けて成長期の海外市場で商品志向の拡販をしている。 国内でしか販売できない中小の商社は、 […]
オムロンは、スイッチ事業の拡大を図るために、今年4月から新たにオムロンスイッチアンドデバイスを設立して、産業用、業務民生機器用のスイッチの生産、開発体制を一本化して取り組んでいるが、特に簡易検査機器などの市場への浸透を図るために、関東エリアの電子部品 […]
操作用スイッチと表示灯を一体化した照光式スイッチは、一つのスイッチで操作と状態表示を兼用できることから、スペース性・視認性に優れ、使い勝手も良いことなどからスイッチ全体の中での割合を高めている。 日本電気制御機器工業会(NECA)の出荷統計によると、 […]
最近は、タッチパネルやプログラマブル表示器などの使用が増え、操作スイッチ市場の減少が懸念されているが、照光式スイッチも含めて、簡単で分かりやすく、コストも低く抑えられるという操作用スイッチのメリットはまだ大きく、特に機器の微少電流化、基板化などへの流 […]
操作用スイッチの市場が急伸している。半導体・液晶製造装置、工作機械などの各種加工機械、電子部品実装機、計測・検査機器などの需要回復が操作用スイッチにも波及している。照光式スイッチも同様の傾向を見せており、一部では納期に対応できないスイッチも出ている。 […]
1、現状 工作機械は金属などの材料から切削、研削などによって不要な部分を取り除き、必要な形状に作り上げる機械である。金属製部品や金型の多くが工作機械で加工されており、機械を作るために必要な機械であることから、工作機械は「マザーマシン」とも呼ばれており […]
1、現状 建設機械とは、土木・建設業等において土砂の掘削、運搬などを行う機械であり、トラクタ、油圧ショベル、建設用クレーン、道路機械、高所作業車など用途に応じて様々な建設機械に分類される。我が国の建設機械の出荷額は、2008年度は2兆1971億円であ […]
1、現状 重電産業は、国内外の電力産業などに用いられる発電・送変電設備及び産業用電気機器を供給する我が国の基幹産業である。1990年代頃までは、国内電力産業の定期的な設備投資や公共投資などにより一定規模の発注量があったが、電力自由化の下での設備投資効 […]
三菱電機の表示器事業が堅調に拡大している。市場シェアも40%を超えトップと肩を並べたが、今年度は43%を目指して単独トップを目指している。 同社はプログラマブル表示器「グラフィックオペレーションターミナルGOT1000シリーズ」を2004年から発売し […]
多摩川精機(長野県飯田市大休1879、〓0265―21―1800、萩本範文社長)は、無電解ニッケルメッキ、不導体化処理の2つの特殊工程で国際特殊工程認証システムNadcapの認証を取得した。世界の航空宇宙機器市場への販売に弾みが付く。 Nadcap( […]
日本開閉器工業(大橋智成社長)は、企業体質と競争力の強化に向けた取り組みを強めている。今年4月の新年度から「自主性と責任」の方針の下、各取締役を管理、品質保証、開発、生産、販売の各部門の責任者として担当させ、それぞれの担当部門をすべて責任持つ体制にし […]
東芝とIHIは、国内外の原子力発電所向けタービン用機器(ケーシング・ノズル等)の製造を目的とする合弁会社「IHI・東芝パワーシステム」を、2011年1月に設立する。資本金は3億1000万円で、出資比率は東芝52%、IHI48%。本社は横浜市磯子区のI […]
FA制御流通大手の高木商会(東京都大田区北千束2―2―7、〓03―3783―6311)の代表取締役社長に就任した中山広幸氏は、本紙とのインタビューで“インターフェース機器関連"領域を会社の拠り所とするビジョンを描き成文化したことを明らかにした。 また […]
韓国ベンチャー企業のジョウテック(本社ソウル市)は、電線を剥がさずに接続できるケーブルクランプ「e―クランプ」を開発した。製品に対する評価が韓国内で高まっているが、市場の大きい日本進出を計画、販売代理店や技術提供先を探している。 同社が開発したe―ク […]
台湾経済部国際貿易局、台日経済貿易発展基金会、台日商務交流協進会、大阪商工会議所などが主催の「2010年台湾貿易技術投資商談会」が、大阪市中央区の「CITY PLAZA OSAKA」で20日開催された。 アジア経済がますます拡大する中、台湾は従来の対 […]
ARC advisoryグループ主催、オートメレビューなど協賛の「第12回ARCフォーラム2010ジャパン」が、東京・両国のKFCホールで23日開かれ、メーカーやシステムインテグレータ、情報システムサプライヤなど約200人が参加した。本年のテーマは、 […]
近畿電子部品卸商組合(KEP、岡本弘理事長)は7月例会として、星和電機本社工場の見学会を21日開催した。 星和電機は、1949年設立の電機メーカー。標準品のほか特殊品の受注生産も手掛け、ニッチ市場に向けた経営が特徴で、少数ロットや短納期などキメ細かい […]
村田製作所は、半導体製造装置などの産業機器市場向けに標準プラットフォーム電源(AC―DC電源)=写真=を開発、発売を開始した。特許関係出願済み2件。 同社は、プリンタ・FAXやフラットテレビなどのデジタルAV機器向けに、独自の回路設計技術により高効率 […]
この30年間でも、多い時には休業4日以上の災害で1年間に約39万人が被害に遭い、約5200人が死亡していたが、労働災害は確実に減少し、この30年間では約4分の1に減少している。このように労働災害が減少している要因は、安全意識の向上と対策が大きい。加え […]
一方、日本電気制御機器工業会(NECA)や日本認証(JC)などが中心となって展開している「セーフティアセッサ認定制度」も、機械類の安全性を高める設計や安全技術普及に貢献している。すでに200社、約2000人のセーフティアセッサが誕生している。今年度か […]
ものづくり現場の安全確保への取り組みが年々進んでいる。現場で働く人の安全意識の向上といった精神的取り組みから、ミスなどによるうっかりした操作でも事故を防げるような対策が施されることで、作業事故件数は着実に減少している。この背景には企業の社会的責任(C […]