- 2010年9月8日
2010年ものづくり白書「主要製造業の課題と展望」⑫半導体製造装置産業米国と並び高いシェアを確保
1、現状 半導体製造装置産業は、半導体の製造に必要となる各種装置を製造する産業である。半導体の製造工程は、複雑かつ高度な技術を必要とし、製造工程ごとに多種多様な装置が存在しており、我が国では、装置ごとに生産している企業が異なっている。 世界市場におけ […]
1、現状 半導体製造装置産業は、半導体の製造に必要となる各種装置を製造する産業である。半導体の製造工程は、複雑かつ高度な技術を必要とし、製造工程ごとに多種多様な装置が存在しており、我が国では、装置ごとに生産している企業が異なっている。 世界市場におけ […]
電気接触関連機器の大手メーカーである共立継器は、端子台でも工業用、制御用などシリーズ化し豊富な品ぞろえを誇っている。 新製品のスタッド端子台NKT―□Sシリーズ、レール式端子台CUL(北米)規格対応シリーズは、顧客の要請に基づいて開発したものであり好 […]
ケージーエス(埼玉県比企郡小川町小川1004、〓0493―72―7311、榑松武男社長)の2010年6月期は、売上高が前年度比ほぼ横ばいの12億2600万円、経常利益は為替差損から約3000万円のマイナスとなった。11年6月期は、今年に入って市場が回 […]
ソリッドステートリレー大手のジェルシステム(東京都世田谷区松原3―40―7、〓03―3321―7811、星本正義社長)は、デマンド監視・制御システムとIT技術により省エネ促進・管理コスト低減を実現するエネルギー監視事業に本格的に乗り出した。 改正省エ […]
同社は機器事業部(神田正志事業部長)が中心となって、工場の自動化・省力化から建屋・受配電分野まで幅広い製品群をそろえている。e―F@ctory提案は、生産過程の見える化によって無駄を発見し、無駄取りを行うことで稼働率向上による生産コスト削減、品質ロス […]
富士電機システムズ(白倉三徳社長)は、新年度よりコンポーネント中心からソリューション事業へのシフトと、海外事業比率を40%まで高めることを基本に取り組んでいる。このうち環境ソリューションでは社会、産業、輸送の3つのソリューション事業部を設けている。 […]
電気部品や制御コンポーネントがオートメーションパーツとして売られていた時代には、販売員の営業活動は単純簡潔で分かりやすかった。自動制御に興味のある人を探して、売り上げを確保すればよかったからである。電気技術者や機械技術者、それにベンチャー的な製品を作 […]
コガネイ(東京都小金井市緑町3―11―28、〓042―383―7141、船山隆壽社長)は、新コンセプトのリニアステッピングアクチュエータ「〓B―Move(アイビームーブ)」=写真=を開発、販売を開始した。標準価格はアクチュエータ(コントローラ付き)が […]
経済産業省は日本機械工業連合会と共催で、「第4回ロボット大賞」の募集を開始した。ロボット産業を将来、我が国の基幹産業の一つに成長させることを目的として、2006年度から最も将来の市場創出への貢献度や期待度が高いロボットを選出している。 ロボットを、「 […]
山武は、データセンター向け環境ソリューション「AdaptivCOOL(アダプティブクール)」の構成機器であるグリルパネル設置型の床冷却ファンに、従来の床サイズ600ミリ角対応型「HT510」に加え、日本国内市場に対応する450・500ミリ角対応型の「 […]
「省エネ」をキーワードにニーズが広がり、より使いやすい部品や機械・設備を生み出している。半導体・液晶などのFPD製造装置や電子部品実装装置などは小型化志向が強いことから、リニアサーボモータの採用が増えつつある。回転型サーボモータとボールねじとの組み合 […]
ITバブル崩壊、リーマンショックと、ここ10年で2回の大きな景気落ち込みの波を受けたサーボモータ市場は、昨年6月頃を底に回復に転じた。半導体・液晶などのFPD製造装置を先導役にして、建設機械、電子部品実装装置、工作機械と徐々に回復の波に乗り始め、09 […]
サーボモータ市場が堅調に拡大を続けている。中国、韓国を中心としたアジア地域向けの外需が大きな牽引役となっており、1年前に比べるとV字回復ともいえる状況となっている。旺盛な受注に対して一部で部品などの手当てが間に合わず、納期対応に苦労しているメーカーも […]
安川電機のACサーボドライブ事業は、中国を中心としたアジア市場の活況を受けて急速に拡大している。旺盛な需要に対応するために、中国・瀋陽にサーボモータの新工場を建設し、供給体制を強化した。 機種は「∑―V(ファイブ)」を中心に、リニアサーボドライブやダ […]
コネクタは、携帯電話、パソコン、デジタルカメラ、DVD、薄型テレビなどのデジタル機器分野や、アミューズメント分野、さらに自動車分野が牽引しているほか、半導体・液晶製造装置、工作機械、ロボットなどの需要も大きい。加えて、デジタル放送関連やセキュリティ分 […]
配線接続機器市場は、08年の金融危機以降、設備投資抑制の影響を大きく受けていたが、昨年の5月、6月を底に市場は急回復、今年に入ってから第1四半期(4~6月)までV字回復を示している。NECAの接続機器を含めた制御専用機器の出荷統計では、08年度(08 […]
タイコーデバイス(栃木県大田原市上石上字東山1843―6、〓0287―29―3355、岡清孝社長)は、10月1日付けで、子会社のタイコーデバイステクノ(東京都港区高輪2―21―28、社長同)を吸収合併する。 車載用リレーを中心に展開している同社は主に […]
経済産業省は産業構造審議会に、日本企業の社会インフラ輸出を促進するための戦略を立てる「インフラ・システム輸出部会」を発足させた。 輸出促進に向けて日本が強みを持っている11の分野で、2020年までの課題と目標、方向性などを審議する。 11分野は、(1 […]
防犯・自動ドア用センサメーカーのオプテックスはこのほど、米国内に100%出資の子会社を設立し、同子会社が光ファイバー侵入検知システムの開発・製造の米国ファイバセンサメーカー、ファイバー・センシズ社(本社・オレゴン州)を買収して、北米市場開拓やハイエン […]
粉体塗装は、樹脂と顔料を練り込んでクレヨンのように固形にしたものを細かく砕いてサラサラの粉末状にした塗料(粉体塗料)を被塗物に付着させ、これを焼付して塗膜を形成する塗装方法。膜厚が丈夫で、塗料は回収して使えるため省資源、しかも有機溶剤を含まないため環 […]
電気・電子機器の収納を目的とし、屋内や屋外において、外部の環境から内部機器を保護するとともに、内部機器への直接接触に対する保護を行う標準キャビネットの市場は、不景気が続く中でも、工場、事務所などの設備に必要不可欠な製品として堅調な動きを見せている。ま […]
キャビネット・ボックス、ラック市場が急回復に向かっている。リーマンショックによる国内の設備投資が急減した影響を受け市場は15~20%縮小したが、不況下でも堅調に推移した情報通信分野向けに加え、昨年上期まで大きく落ち込んでいた工作機械、半導体製造装置向 […]
システムラックには、サーバラック、ネットワークラックなどがある。サーバラックとはサーバ・ストレージなどを収納するためのラックで、ケージナット対応のマウントアングルが前後に装備され、ラックマウントタイプのサーバを確実に固定できる。 ネットワークラックと […]
日東工業の「国際規格認証取得キャビネット」は、T〓V・CE・ULマークを取得したキャビネットをラインナップし、顧客の安全性の向上をサポートすると共に、多様化するニーズに応えている。 近年、工場生産システムを支えるFA制御分野は市場のグローバル化に伴い […]
ボックスやラックなどのエンクロージャーシステムの世界最大メーカー、リタールはこのほど会社のロゴマークを変更した。 今まで7色を使って虹のようなイメージであったのを、5色に色数を減らすとともに、会社名の「RITTAL」を、ロゴマークの下部に配置していた […]
オムロンは、中華圏において主力事業であるIAB(工場自動化用制御機器事業)の強化を図る。ローエンド製品の強化など商品ラインの拡充、販売チャネルの強化拡大、サービスサポートの強化を図り、IABを中心にEMC(家電通信用電子部品事業)、AEC(自動車用電 […]
パナソニックは、2011年4月をメドに連結子会社のパナソニック電工と三洋電機を完全子会社化する。パナソニックグループとして2社を完全一体化することで、グローバル市場での競争力を強化するのが狙い。なお、ブランドは原則として「Panasonic」に統一す […]
日本開閉器工業(大橋智成社長)は、8月1日付けでドイツ・フランクフルトに「欧州駐在連絡事務所」(藤浦哲事務所代表)を開設した。 同社は新中期経営計画「Quantum Leap Advanced」の最重要課題として北米市場でのシェアアップを目指している […]
今年度のFA制御関連機器業界は昨年と受注様相が一変し、第1四半期業績が増収増益ベースとなった。第2四半期に入っても受注は高水準で推移しており、国内向け受注はピーク時の8割に達している。 そのため、各メーカー・商社とも今年度売り上げ予測を早くも上方修正 […]
FA制御機器業界は生産がV字回復なのに、メーカーも商社も経営者の表情には緊張感が漂っている。半導体製造装置、建設機械などを客先に持つ企業の生産回復力は異常なほどに旺盛であるが、いずれも輸出向けであり、内需関連の需要回復に至っていないのが先行き不安感を […]