- 2016年9月14日
不連続戦線に異状なし(53) 黒川想介
■市場拡大で企画に比重 営業との共同責任体制肝要 マーケットや顧客に接触し、競合各社と競争に明け暮れるのは第一線で活動する営業である。産業界の草創期や成長期の頃に部品やコンポ商品を扱う営業は各種の販売作戦を度々実施した。 市場の規模は小さくて製造業も […]
■市場拡大で企画に比重 営業との共同責任体制肝要 マーケットや顧客に接触し、競合各社と競争に明け暮れるのは第一線で活動する営業である。産業界の草創期や成長期の頃に部品やコンポ商品を扱う営業は各種の販売作戦を度々実施した。 市場の規模は小さくて製造業も […]
日東工業は、業務提携しているパンドウイットコーポレーション日本支社(東京都港区)と共同開発したデータセンター向けネットワークラック「FSシリーズ・コアネットワークタイプ」を発売した。 日本のラック市場で大きなシェアを持つ日東工業の技術力と世界中のデー […]
安川電機は2016年度から小笠原浩新社長が就任し、新体制をスタートさせている。モーションコントロールとロボットの二つを大きな事業の柱にしながら、長期経営計画「2025年ビジョン」を立て、その最初の3年間を新中期計画「Dash25」として取り組んでいる […]
パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、電気的に絶縁しながら信号を伝達するフォトカプラの「PhotoICカプラ」を製品化、今月から発売を開始する。モータやPLCなどの産業機器の電気信号の高速通信に適している。フォトカプラは同社と […]
第4次産業革命、IoT時代には、データ収集と活用がポイントとなる。人工知能、クラウド、ロボットなどが話題に上るが、実際に中心となるのは末端でデータ収集を担う小さなセンサ。蓄積したデータ量が重要となり、いかに多くのセンサを設置し、長期間にわたって正確な […]
デザインが時代を変え、時代がデザインを変える 第4次産業革命やインダストリー4.0の話題が盛んであるが、『デザイン』の重要性について語られることは少ない。デザインとは本来『設計』のことであるが、ここでは、工業製品の意匠デザインを中心に製造業にとっての […]
独・ハーティングとヒロセ電機は、10ギガビットイーサネット向けの小型接続技術に関する開発・標準化、およびマーケティングで協業していく。現在の標準規格であるRJ45コネクタを中心に展開し、インダストリー4.0などの標準となり、小型かつより堅牢な、高速性 […]
■想像力もとに現場感覚 企画と営業 すり合わせ必要 ナポレオン語録には数々の名言がある。「予の辞書に不可能という文字はない」はあまりにも有名である。やってできないことはないという自信と、そのエネルギッシュさはまさに天才肌である。ほかにも現代流の地政学 […]
竹中システム機器(京都市山科区、北川博司代表取締役社長)は高感度・高精細のCMOSセンサーを搭載したフルフレームシャッタ(カラー)カメラ「FC(S)M12MPL」を開発、発売した。 産業用カメラ市場は、目視による検査工程から、高解像カメラを用いたより […]
PLMは当初、2次元CADや3次元CADのデータを管理する機能(PDM=Product Data Management)が中心であった。PDMにより、CADデータを設計段階から生産段階、および関連企業まで共用することにより、大幅なリードタイムの短縮と […]
操作用スイッチの市場は分野別に多少の増加減少があるものの、比較的堅調な需要が継続している。日本電気制御機器工業会(NECA)の2015年度(15年4月~16年3月)出荷額は388億円(前年度比3.1%減)となったが、16年度は同2.1%増の400億円 […]
オータックスは、1979年設立の産業用スイッチ専業メーカー。プリント基板上に直接実装するDIPスイッチおよび操作用スイッチを豊富に品揃えしている。 このうちDIPスイッチは、スライド・ピアノ・ロータリー・ロッカーの各操作方式に対応し、端子間ピッチはフ […]
FA・制御機器商社の中央無線電機(東京都千代田区)は新年度から藤木正則代表取締役社長が会長に就き、後任の代表取締役社長に曳地夏夫取締役が昇格した。曳地新社長は「基本的な経営路線は藤木会長が敷いてくれているので、これを次へ引き継いでいきたい」とし、「商 […]
三菱電機は、鎌倉製作所相模工場(相模原市中央区)内に、人工衛星に搭載される太陽電池パネルをはじめとする人工衛星用複合材製品の製造・試験を行う「衛星機器生産棟」を建設する。2017年10月に稼働開始し、衛星機器の生産能力を最大2倍に増強することで、人工 […]
京セラは、光学部品事業のさらなる強化を図るため、米国IDEX Corporationの子会社で光学部品専業メーカーであるメレスグリオ(埼玉県比企郡ときがわ町、小野嗣典社長)の全株式を取得し、子会社化する。 グローバル規模で生産工程の効率化や自動化が進 […]
端子台やコネクタ・ソケット、ケーブルアクセサリなどの配線接続機器は、ⅠoTなどの言葉で代表される「つなげる・つながる」部分を支える部品として注目が集まっている。工場、ビル、インフラ設備をはじめとした配線接続機器の関連市場は、分野によるばらつきはあるも […]
プッシュイン式接続方式を推進するフエニックス・コンタクトは、従来の丸形/Y形端子用端子台を進化させたBT端子台シリーズを開発した。 コストダウンとプッシュイン式端子台への架け橋などのテーマを掲げた製品。 特徴は①「フィンガーセーフ構造」で、端子カバー […]
世界一のロボット需要国である中国は、ロボット利活用だけでなく、国内ロボットメーカーの育成に力を注ぎ、近年さらにその勢いが増している。また美的集団が世界トップのロボットメーカーであるKUKAを買収するなど、世界に大きなインパクトを与えている。そんな中国 […]
■パーキンソンの法則 油断すれば進行の恐れ フランス革命以前は軍を構成する兵は傭兵だった。お金はかかるし、待遇に気を使わなければならなかったので大軍の編成は大変なことだった。フランス革命によって国民に兵役義務を課す徴兵制度ができた。それによって無制限 […]
米・TEコネクティビティ社は、独・インターコンテック社を買収する。最終手続きは今年9月末を予定している。 インターコンテックは、1966年創業の丸型メトリックコネクタメーカー。ハイブリッド型コネクタ、クイックロックシステム、回転式サーボサイドコネクタ […]
最新鋭ロボット「ユニバースシリーズ」完全自動化実現の理想的な製品 ■中国工場既存生産ラインの自動化事例。人とロボットで実現する高品質品 コスト競争で成長してきた中国市場においてもプレミアム化の流れは止められません。消費意欲の増した中国国民は、より良い […]
アドバネット(岡山市北区、サンドロ・バランツァ代表取締役会長)は、三菱日立パワーシステムズ(MHPS)が開発、製造する制御システム、DIASYSNetmationシリーズに、従来よりも大幅に演算処理能力を向上したCPUボードを共同開発することを5日発 […]
■インフラ整備へ投資継続 IoT関連需要の拡大に期待 ボックス・ラック・キャビネットの需要でこのところ目立つのが、IT機器、インターネット、LAN、CATVなどに用いられる通信機器を収納するためのシステムラックがデータセンター・サーバルームなどで大量 […]
ビッグデータ市場が発達した中長期の将来像は、「Data Driven Economy(データ駆動型経済)」と呼ばれている。米国でいえわれている「Data is the new oil(データは新しい石油)」という表現も有名だが、石油のように重要な資源 […]
オムロンは産業用PC(IPC)を開発、8月1日からグローバルで一斉発売した。今回開発したIPCは大きく4つのタイプにわかれている。 ■FA基準の堅牢性と信頼性を備えたWIndows搭載の「産業用PC」 ■高速高精度な摺り合せ制御とWIndowsOSに […]
ミマキエンジアリングはJPデモセンター(東京)、およびTAラボセンター、IPラボセンター(長野)を開設する。東京都内に新たに開設するJPデモセンターでは、SG(サイングラフィックス)、IP(インダストリアルプロダクツ)、TA(テキスタイル・アパレル) […]
■海外工場合理化へ向けた進出企業の選ぶ道 転換期迎える“世界の工場”中国 グローバル化が進むこの時代、特定地域市場のみに頼っていては生き残っていくのは困難です。さまざまな文化が混在する製造業においても、異なる商習慣の中で、製品の安定供給を行うには多く […]
地球温暖化などの影響もあり、雷雨の多発による被害が増加している。コンピュータなどの情報機器が増えていることからその被害は年々甚大化する傾向にある。この被害を最小限に抑える雷害対策には各種の方法があり、その需要も拡大基調で推移している。PV(太陽光発電 […]
サンコーシヤは85年以上に渡り、雷保護対策をはじめさまざまなソリューションを展開し、市場ニーズに応えた製品開発を行っている。そして、「雷保護効果の見える化」と「劣化診断機能」を有した電源用SmartSPDが国内外問わずさまざまな電気・電子機器に採用さ […]
クラウドコンピューティングが騒がれた際、旧来あるネットワークコンピューティングやユーティリティコンピューティングの焼き直しなどといわれることがあった。IoTも似ており、同様の概念はユビキタスというキーワードとともに過去、論じられている。その点では、I […]