- 2015年5月27日
不連続戦線に異状なし 黒川想介 (22)
ふと気が付いてみると、いつの間にか変わっていたということは誰もが経験することである。部品やコンポ商品を扱う業界では、売り上げを管理している上位の顧客層の動きを毎月見ているであろう。それでもふと気付くと、少し前とはだいぶ変わっている。成長期にそれほど大 […]
ふと気が付いてみると、いつの間にか変わっていたということは誰もが経験することである。部品やコンポ商品を扱う業界では、売り上げを管理している上位の顧客層の動きを毎月見ているであろう。それでもふと気付くと、少し前とはだいぶ変わっている。成長期にそれほど大 […]
製造業の国内回帰が進んでいると言われている。要因として「円安」「新興国の人件費高騰」「品質維持」などが挙げられるが、実感がわかないという人も多いのではないだろうか。そこで、実際に国内に積極投資を行っている不二電機工業みなみ草津工場(滋賀県草津市)を取 […]
アズビルの2015年3月期連結決算は、売上高2544億円で対前期比2・4%増、営業利益153億円で同10・3%増、経常利益171億円で同17・4%増、当期純利益71億円で同6・5%減となった。 事業別売上高は、アドバンスオートメーション(AA)が94 […]
フラッシュメモリー大手、トランセンドジャパンでは2015年2月からミスミと提携し、インダストリアル用製品の普及に努めている。 「インダストリー4・0」「IoT」といったキーワードに代表されるように、オートメーションの世界でもデータの重要性がますます高 […]
横河電機は、プラントの燃焼時のガス濃度を直接・高速に測定できるレーザガス分析計「TDLS8000」を開発。7日から販売を開始した。 プラントでは、燃焼時の省エネ・CO2排出量の削減に向け、最適な燃焼状態が必要とされる。新製品は、酸素、一酸化炭素、二酸 […]
半導体ウエハやプリント基板、自動車部品などの観察・寸法測定に使われる測定顕微鏡。オリンパスは昨年11月に、13年ぶりとなる新製品「STM7シリーズ」を発表し、順調に販売台数を伸ばしている。300ミリウエハをまるまる測定できる300ミリ×300ミリの巨 […]
世界中の工場をセキュアにつなげることができるプライベートクラウドを利用したIndustry4.1Jのユースケースを、いくつか挙げてみる。 工場の設備や装置の消耗部品をTBM(時間計画保全)とCBMの両方を組み合わせて、もしくはCBM単独で予知保全を行 […]
日本電機工業会(JEMA)は、2015年(平成27年)度の「電機工業技術功績者表彰」の受賞者を発表、10日に経団連会館で表彰式を行った。 今回で64回目となるこの表彰は、重電部門・家電部門・ものづくり部門の各分野において、新製品・新技術開発などによっ […]
日本ロボット工業会は、2014年度補正予算の「中小企業経営支援等対策費補助金(ロボット導入実証事業)」の提案公募を3月31日から開始した。 この事業は、ものづくり分野及びサービス分野で、ロボットの未活用や中小企業などに、ロボット導入の実現可能性調査( […]
モノづくりにおいて「QCD(Quality・品質、Cost・価格、Delivery・納期)」に対する必要性が語られはじめて久しいが、近年特に製造業のグローバル化、多品種少量生産化、製品ライフサイクルの短期化が進むにつれて、さらにその重要度が増している […]
「第41回ジャンボびっくり見本市(ジャンボびっくり見本市協催委員会主催)」が、4月10日(金)と11日(土)の両日に大阪市住之江区のインテックス大阪6号館C/Dゾーン、17日(金)と18日(土)の両日に東京都江東区の東京ビッグサイト西2ホールで開催さ […]
■NEDOとPETRA、極小5ミリ角の超小型トランシーバを開発 NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)と光電子融合基盤技術研究所(PETRA)は、世界最小5ミリ角の超小型トランシーバ(光I/Oコア)を開発。1Gbpsあたり5ミリワットの消費電 […]
電気料金の高騰、各種環境規制、省エネ意識の高まりなどによって、従来の「白熱灯」「水銀灯」「蛍光灯」に代わる新型照明の注目度が日増しに高まっている。新型照明としては、「LED照明」「有機EL照明」「無電極ランプ」「CCFL(冷陰極管)」などが代表的な方 […]
富士通は、インダストリー4・0など、ものづくりに関するあらゆるデータがつながり、人とロボットが協調して生産する「次世代ものづくり」のICT環境の実現に向けた取り組みを開始する。高度な自律制御ができるロボットのシステム開発やIoT活用による工場設備監視 […]
製造業を中心に、次世代につながるものづくりが国際的に志向される中で、日本でもこの動きに呼応した組織づくりが各方面で活発化しているが、企業、大学、公的研究機関などが集まり、新たなコンソーシアム「インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ(IVI) […]
横河ソリューションサービス(奈良寿社長)は、日立製作所と共同企業体を結成し、フィリピンの公設の水道事業体であるメトロセブ水道区の広域給配水監視システム工事を受注した。 メトロセブは、フィリピン中央部に位置するセブ州のうち、セブ市を含む7市6町で構成さ […]
FA・産業系無線システムのエキスパートである、アローセブン鈴木弘光社長(無線Dr.ヒロやん)が産業用無線システムについて分かりやすく解説する連載の第2回は「無線によるパルス信号の伝送活用例」。 工場内の装置から発生するパルスは、無線を活用して収集・分 […]
東日本大震災及び、原子力発電所事故を受け、新エネルギーによる発電、スマートグリッドによる効率化、蓄電・節電などの市場が急激に高まっている。折しも2020年の東京オリンピック開催に向けたインフラ整備、新規建造物、ビル管理システムの更新なども追い風になり […]
フエニックス・コンタクトが提唱する「プッシュイン接続」は、自動車、工作機械、半導体製造装置、食品機械、船舶、信号、電力など様々な分野に受け入れられている。主力製品であるDINレール端子台PTシリーズの出荷伸長に合わせるようにリレー、IO機器、ブレーカ […]
NECネクサソリューションズ(東京都港区三田1―4―28、TEL03―5730―5000、鈴木良隆社長)は、新たなソリューションコンセプトを備えたERP(基幹システム)による中堅製造業への提案活動を強化している。従来は販売・生産業務を中心としていたが […]
日本配線資材工業会(JWAA、髙橋信房会長)は、東京・中野サンプラザで第7回定期総会と賀詞交歓会を1月15日開催した。 総会には会員80社(委任状含む)が出席、2014年(平成26年)度事業報告と収支決算報告、15年(27年)度事業計画と収支予算など […]
横河電機は、データ収集制御システム「SMARTDAC+(スマートダックプラス)」のラインアップであるデータロギングソフトウェア「GA10」の機能を大幅に強化した、データロギングソフトウェア「GA10リリース2」を開発、20日から販売開始した。価格は、 […]
2020年に東京オリンピックが開催されることが決まっている。前回開催された東京オリンピックは50年以上前の1964年であった。日本経済は高度成長の真っただ中にあった。現在の新興国と同じく騒然とした活気があり、日本の物づくり産業も軌道に乗りつつあった。 […]
年始会を東京プリンスホテルで16日開催した。 あいさつに立った梶本一典会長は「今年は景気を好循環させ、消費マインドを改善させる節目の大切な1年である。法人税の引き下げ、投資促進税制、女性活躍の雇用政策、地域活性化による地方創生などの施策で、デフレ脱却 […]
産業用プログラマブル表示器(PD)市場は、日本電気制御機器工業会(NECA)の出荷統計によると、国内向け、海外向けでそれぞれ約230億円、合計で500億円弱となっている。NECAの非会員メーカーの出荷金額を加えると、500億円以上の市場規模を形成して […]
中部地区の経済動向は、中部経済産業局の最近の管内総合経済動向によると、緩やかに改善しているものの、一部に足踏みが見られる、となっている。 先行きについては、各種政策の効果が生産や所得、投資の増加につながることが期待されるが、世界経済の下振れ、原材料等 […]
関西地区のFA業界は、設備投資の全般的な回復傾向と、輸出をメインとする大手企業の順調な業績を背景に、前向きに捉える声が多い。近畿経済産業局が発表した1月の近畿経済の動向においても、企業の設備投資は、一部に足踏み状態がみられるものの回復傾向を持続、公共 […]
当社は、技術とソリューションを提供する技術商社として、FA分野、情報分野、計装分野、環境分野まで幅広い事業展開を行っている。さらに「営業・技術・組織」の3つの取り組みを強化し、顧客への要望に応えるとともに、会社の成長を図っている。 営業面では、質・量 […]
日本は、京都議定書発効以降、省エネ、代替エネルギー、安心・安全、セキュリティ対応などで取り組みを強めている。2020年の東京オリンピックに向け、インフラ整備などに投資をしていくことで、海外からの観光客誘致や6次産業化での過疎解消と雇用の確保など、スマ […]
昨年は円安が進んだことで輸出環境が大きく好転し、業績を大きく伸ばした企業が多い。国内も円安の進展で一部企業には国内回帰の動きが見られるが、それ以上に2020年の東京オリンピックに関連した施設やインフラの整備、ビルのリニューアル、震災復興需要、さらには […]