- 2014年1月8日
一般社団法人 日本電気計測器工業会 海堀周造会長
新年明けましておめでとうございます。2014(平成26)年の年頭に当たり一言ご挨拶を申し上げます。「東日本大震災」、それに伴う東電の「福島第一原発事故」の発生から早くも3年の歳月が過ぎようとしています。昨年の11月に30~40年の長期戦を覚悟しなけれ […]
新年明けましておめでとうございます。2014(平成26)年の年頭に当たり一言ご挨拶を申し上げます。「東日本大震災」、それに伴う東電の「福島第一原発事故」の発生から早くも3年の歳月が過ぎようとしています。昨年の11月に30~40年の長期戦を覚悟しなけれ […]
インバータ市場は、あらゆる面での省エネ化を追い風に広がりを見せている。 ただ、日本電機工業会(JEMA)の生産実績は2012年度で前年度比78%と大きく減少しており、13年度も98%の537億円と厳しい見通しを立てている。その背景には、中国の景気減速 […]
バーコード、RFID、バイオメトリクスなどの自動認識機器の市場は、トレーサビリティや物流システムの効率化ニーズなどを背景に、需要が拡大している。 日本自動認識システム協会(JAISA)の出荷統計によると、2012年出荷金額は前年比8・9%増の2297 […]
2013年度の国内経済は、アベノミクスの効果として、極端な円高の是正、インフレターゲットを含めた景気刺激によるGDP成長などの変化が表れた現れた1年だった。しかし、製造業のグローバル競争力強化には改めてエネルギーの課題が浮き彫りになり、国内への設備投 […]
2014年3月期の売り上げは、現在のところ国内が前年度比106%、海外が120%で推移しており、全体では同110%ぐらいとなりそうだ。昨年はアベノミクスにより、気持ちが変わったこともあり、掛け声から実需に変わり少しずつ景気が良くなってきた。FA機器で […]
昨年は、景気を刺激し好転させる政策が次々と打ち出された。まさに、経済を取り巻く流れが、変わり目に差し掛かったといえる。 当社もグループ内から民間市場へ軸足を移す大きな節目を迎える、まさに分岐点に立っている。 今3月期は、2期連続して最高レベルの売り上 […]
昨年を振り返ると、年初と年末で景気が大きく様変わりした変化の1年であった。デフレと円高脱却へ、為替レートは年初1ドル88円41銭が100円を超え、消費税8%への引き上げ決定以後は大衆消費財の値上げが相次ぎ、株価も1万5000円台に回復。急旋回を始めた […]
昨年は、景気云々に関係なく、マーケットシェアアップ戦略を打ち出し、営業体制を1・5倍に強化したほか、即納体制の充実へ物流・アセンブリー拠点の栃木工場を拡張するなど基盤整備を進めた1年であるが、順調に推移した。 その結果、2013年12月期は、前期比2 […]
2014年3月期の売り上げは、前年度比2桁の伸長となっており、久しぶりに好調である。売り上げがリーマンショック前の95~96%まで回復してきた。日頃、地道に市場への種まきを行ってきた成果が出てきているためか、まとまったオーダーも入って、今期の売り上げ […]
国内経済は為替が円安に振れたことで輸出が伸長し、自動車や工作機械、半導体製造装置関連などを中心に、業績が回復、明るさが見え始めた。 こうした中にあって当社の売り上げは、主力需要分野の一つである電力関連は依然厳しさが残っているものの、鉄道車両やメガソー […]
世の中は、国内では大震災復興と並行して高効率・耐力構造社会の構築に向かい、社会インフラ系の整備が進んでいる。 当社は、社会インフラに関連する電源切換開閉機器、高圧真空電磁接触器、直流電磁接触器、工業用端子台、各種継電器、電動車両関連機器、太陽光関連機 […]
昨年の日本経済は、公共投資、住宅や太陽光発電投資といった社会インフラ系が景気を下支えするなかで、アベノミクスの効果が円安、株高という面に年初から表れたが、民間設備投資は低迷を続けた。 当社は、制御事業と環境事業を2本柱にしているが、民間と社会インフラ […]
昨年は円安、株高で推移したが、製造業ではアベノミクスへの期待ムードが先行し、設備投資を増やすまでには至らない中で、当社は工業用タイマーの拡販、農業関係の省エネ機器の種まきに努めた。 今年は、昨年よりも景気が良くなる。政府の成長戦略の実効が出始め、さら […]
昨年は、岩波社長が他界され経営を引き継ぐこととなり、前社長の経営方針に基づいて取り組みを行った。前11月期決算では、設備投資及びデフレ脱却の遅れなど、未だ厳しい中小企業の経営環境の中、目標をほぼ達成し利益を確保できた。 今期は、3カ年中期経営計画の最 […]
アベノミクスの愛称で世界中を沸かせているが、経済も選挙も支えている我々中小零細企業を大切にしないと前政権と同様に大敗するであろう。 巷の情報ではアベノミクス効果は株高と円安だけで、売り上げも利益も増えず、我々の懐は少しも良くなっていないという声が90 […]
昨年は、開発会社からメーカーへ体質再編に取り組んだ1年であった。これまでは、回路設計・無線技術・計測制御技術を使った受託開発が事業の主体であったが、無線関連メーカーとして会社を再構築し、当社の強みを打ち出せるよう体制を整えた。 2014年9月期は、売 […]
昨年を振り返ると、曇りのち晴れといえる。前半は良くなかったものの、後半から売り上げ増加で推移している。今年はさらに良くなる。 今3月期業績は、国内は営業の見える化に取り組んできたことと、梱包機械、食品機械業界を重点市場と位置付けて開拓してきた効果が徐 […]
昨年は、当社にとって大きなイベントがあった。 当社発祥の地である秋葉原ラジオストアーが閉館した。64年の歴史が幕を閉じたのは、さびしく残念でもある。お客様には感謝している。今後は、なお一層メーカーとしての役割を充実させていく。 ところで、景気は昨年が […]
今年は2012年度からスタートした中期3カ年計画の仕上げの年にあたり、本格的な輸出の開始、海外拠点の拡充、営業人員の増員などで楽しみな年に仕上げていきたい。昨年発売した無線フットスイッチのようなマーケットを絞った狭く深い分野の新商品も発売していく。 […]
昨年は新政権が誕生して、景気浮揚に期待感を持った。引き続き、具体的なプランへの期待が大きい。東京オリンピックの開催決定も好況を後押しし、2020年まではこの状況が続くのでは。久し振りの好感のなかで迎えた年となった。 今年度は実体経済も良くなると見てい […]
昨年の日本経済は、公共投資、太陽光発電や住宅投資に支えられ、また円安により回復基調にあったが、景気回復の実感に乏しい1年であった。そうした中で、当社12月期売り上げは横ばいの見通しだが、利益は社内合理化を進めた結果、前期比で10%増える。製品は、猛暑 […]
昨年は景気が少し上向いてきたように感じた。業績も目標にはわずかに届かないものの、おおむね好調であった。すでに今年の引き合いも来ており、今年も上向くのでは、と見ている。このため、今期(19期、6月決算)は、ほぼ目標通りの業績が見込める。 国内の防爆市場 […]
昨年の日本経済はアベノミクスで国内の空気が一変した。金融緩和による円安、株高、消費税引き上げ前の駆け込みや一般消費財値上げ、TPP参加表明など過去の政策と決別する対策が打ち出されてきた。しかし、民間設備投資に反映するまでのタイムラグの1年でもあった。 […]
昨年は、日銀の金融緩和とアベノミクスの成長戦略で為替レートが円高から一転して急激に円安へシフトした。輸出関連企業には大きな恩恵をもたらすが、逆に、円高が続き海外生産し国内販売している製造業にとっては、為替に振り回された1年でもある。 こうした状況下で […]
昨年は、アベノミクスの成長戦略、日銀の大量の金融緩和政策により株高円安で推移しているが、景気回復の実感は中小製造業にまでは届いていない。 こうした中で、当社の2013年12月期売上高は、前期比6%アップとなりそうである。昨年前半はあまり良くなかったが […]
秋葉原高架下のジャンク街の一画を占めるラジオストアー9店舗がシャッターを下ろした。移転先の張り紙が時代の移り変わりを象徴する。ラジオセンターやラジオストアー、ラジオ会館で部品をかき集めていた自称電気マニアには残念な気もするが、64年間続けてきたお店は […]
経団連をはじめ、日本機械工業連合会、日本電機工業会など全国43団体が連名で「地球温暖化対策税の使途拡大等に反対」を公表した。その全文は次の通り。 1・現政権の政策により、わが国はデフレからの脱却と景気回復の兆しが見えつつある。しかしながら、大幅な電力 […]
昨年の今頃のFA制御業界は、厳しい経営環境が続き、先行きも楽観できない見方が強かった。それから半年で明るい兆しを感じ、そして今では景気回復が確信に変わった。過去20年は、山は小さく谷がより深かったが、今回は長期間上昇するとの声もある。 ▼電機・電子業 […]
日銀の「さくらレポート」は、各地域の景況判断材料として、多くの企業が関心を寄せている。今月の発表では、前回7月と比べ、全ての地域で矢印が右肩上がりとなった。アベノミクスへの期待と東京オリンピック開催決定で、景気の先行きに安心感が広がり、消費者や企業活 […]
中部地区の経済動向は、主要産業の自動車・自動車部品は、トヨタ自動車などが北米や東南アジアを中心に好調な販売が続いて堅調な状況にあるが、国内や欧州においては伸び悩みの感もあり、設備投資には慎重な姿勢が見られた。また、電子部品・デバイスは引き続き増加して […]