- 2011年10月26日
景況持ち直しの動き 地域経済産業調査経産省9月時点
経済産業省は9月時点での地域経済産業調査を行ったが、東日本大震災発生に伴うサプライチェーンの寸断の影響がほぼ解消し、全国10地域の景況は持ち直しの動きが見られる。ただ、為替の動向、電力供給の制約、海外景気動向など先行きには下振れするリスクもあり、予断 […]
経済産業省は9月時点での地域経済産業調査を行ったが、東日本大震災発生に伴うサプライチェーンの寸断の影響がほぼ解消し、全国10地域の景況は持ち直しの動きが見られる。ただ、為替の動向、電力供給の制約、海外景気動向など先行きには下振れするリスクもあり、予断 […]
トランスは、電源電圧を安定させたり変圧させたりする役割を持っており、機器を陰から支える重要な部品として、あらゆる産業機器に使用されている。電力系統に使用される大型タイプから、電気設備、電子機器・装置に組み込まれる小型タイプまで、多種多様な製品がそろっ […]
東京都電機卸商業協同組合(TEP、廣瀬芳重理事長)と東京都電機厚生年金基金は、「年金・経済特別講演会」を全国家電会館で14日開催、約65人が参加した。 年金講演会は、今回趣向を変えて健康づくりの観点から法政大学教授の伊藤マモル氏が「今からはじめて、楽 […]
配電制御システムの市場は今年後半から拡大基調に入り、来春から全国で本格的な景気回復を迎えるとの観測が強まっている。来年度以降、東北・関東で大震災復興需要が顕在化、また他の地域でも海岸沿いの企業が内陸移転を始めるためである。今後5年間は一種の列島改造関 […]
日本自動認識システム協会(土橋郁夫会長)は、国内自動認識機器の2010年出荷実績と11年出荷予測をまとめている。これは同協会会員企業を中心にアンケート調査を行い、122社の回答で算出した。 10年の自動認識市場は、リーマンショックからの立ち直りが継続 […]
「従業員に夢のある暮らしをさせたい。感動のある、感謝される仕事をして、お客様も会社も利益を上げる会社」にするという顧客満足・社内満足・自己満足を経営方針に掲げ実現するのが、私の務めと語るのは、宇賀神電機の宇賀神清孝社長である。世相が混沌とする中で大地 […]
近畿電子部品卸商組合(KEP、岡本弘理事長)は「2011年度定時総会」を、ホテル日航大阪で8日開催した。 定時総会は、10年度の事業報告と収支決算報告・会計監査報告・剰余金処分案、11年度の事業計画案・収支予算案が議案として出され、すべて承認された。 […]
生産工場を顧客にしている電気パーツや制御コンポーネンツの販売員が、あいさつ代わりに交わす言葉は時代や世情によって変わっている。1980年代には、設備ユーザーであれば「だいぶ進んでいますね。次はどのラインの自動化を考えていますか」などと、新設や増設に関 […]
□前号までのあらすじ:東京オリンピック後の不況をチャンスと捉え独立した和泉三雄氏は、まだどこにもなかったタイマーのカレンダータイプを開発し、スナオ電気を1967年に設立。省エネブームで業績を伸ばす。デフレ突入で大手メーカーが製品統廃合を進める中、同社 […]
電気制御機器の出荷額がリーマンショック前の92・2%まで回復してきた。2010年度の出荷が国内、輸出とも大幅に伸長したことで前年度比35・3%増加、一挙に挽回した。11年度は東日本大震災の発生でその影響が読みにくいものの、輸出を中心に5%前後の伸びを […]
光電・近接センサ市場は、国内外の旺盛な設備投資を背景に急速な回復を見せている。特に、大きな用途となっている半導体・液晶製造装置や電子部品実装関連機器、工作機械関連が大きな牽引役となっている。製品的にも小型化、簡単操作などを基調にインテリジェント化が著 […]
バーコード、RFID、バイオメトリクスなどの自動認識機器は、「省力・効率」に加え、「安心・安全」と「品質」に対する関心の高まりの中で着実に市場を拡大している。製造履歴を管理するトレーサビリティ化や、物流合理化に繋がる自動認識機器・システムは、景気動向 […]
関西地区のFA・流通市場は、一部の入手困難な製品に関しては、仕入先メーカーから限定入荷の通達を受けるなど、未だ一部で混乱している状態が続いている。 特に、東日本大震災以降、関西地区は電線・ケーブル類の在庫がほとんどない状態で、商社でもお手上げ状態とな […]
東北地方太平洋沖地震が発生した時刻は午後2時46分。工場は操業の時間帯である。行方不明者・死者が3万人に達するといわれる中で、工場の火災や生産ラインの倒壊で亡くなられた方の正確な数字は分からないが、比較的少なかったように思える。生産の自動化が人災から […]
スナオ電気はタイマー・タイムスイッチの専門メーカー(浜松市東区下石田町1495、TEL053―421―2281、和泉三雄社長)として、今年3月に設立45周年を迎えた。変化の激しい中で、企業が約半世紀を生き抜くのは容易なことではない。環境への対応力、独 […]
近畿電子部品卸商組合(KEP、岡本弘理事長)は、大阪市浪速区の岡本無線電機本社会議室で、3月例会を9日開催した。 今回は「労働法改正と人事労務トラブル対処法」をテーマに、特定社会保険労務士の庄谷秋義氏を講師に迎え、労働法改正のポイントや、問題社員・メ […]
三菱電機機器事業部(神田正志事業部長)は、3・4の両日、大阪市北区の同社関西支社で「三菱電機FA機器プライベートフェア2011」を開催、約2000人が来場した。 フェアは機器事業部の担当しているFA機器や配電制御機器、及び技術情報を紹介するプライベー […]
製造業において労働安全対策への取り組みが進んでいる。厚生労働省が発表した2010年(1~12月)の労働災害事故による死傷者数の速報値は、全産業で前年比2・6%増の8万4968人と増加したことも背景にある。とりわけ機械安全対策は国際的な法律面の整備もあ […]
国内最大の電気設備機器・資材・工具などの関連総合展示会である「2011電設工業展(ECEMF2011)」(主催=日本電設工業協会)が、5月25日から3日間、東京ビッグサイト(西1、2ホール)で開かれるが、このほど出展者数がほぼ固まった。出展者数は20 […]
案件という言葉を辞書で調べると「問題となっている事柄」とか「審議しなければならない事柄」と載っている。昨今、営業では、案件という言葉がよく使われる。販売会議の席上で飛び交う案件という言葉は、売り上げになるかもしれない客先情報として使われている。「当月 […]
近畿電子部品卸商組合(KEP、岡本弘理事長)は、大阪市中央区のホテル日航大阪で「2011年(平成23年)KEP新春賀詞交歓会」を1月24日開催した。 冒頭、岡本理事長があいさつに立ち、「リーマンショック以降、世界経済は各国の財政出動と新興国の成長で何 […]
神奈川県下最大の工業技術・製品総合見本市「テクニカルショウヨコハマ2011(第32回工業技術見本市)」(主催=神奈川県産業振興センター、横浜市工業会連合会、神奈川県、横浜市)が、2日から4日までの3日間、パシフィコ横浜展示ホールで開かれ、期間中3万1 […]
昨年は忙しさに追われた1年であった。リーマンショックの反動で電子部品や機器の受注が急上昇、一時は部品不足の状況まで出てきたが、秋口にはそれも落ち着いてきた。景気が本格回復につながるかどうかは判らないが、半導体関連、建設機械の両業種は今年も良い見通しで […]
リーマンショックの凄まじい衝撃で世界が不況に陥ったが、輸出に頼る日本は欧米や新興国よりも立ち上がりが遅い。一昨年下半期から製造業も徐々に受注が回復し始め、昨年春ごろには部品不足が表面化した。 当社も売り上げ減少に見舞われたが、昨年10月ごろから上向き […]
昨年は「時代が変わった」とつくづく感じる1年であった。 中部地区は30年前、衣料産業が盛んで繊維機械に関係する盤メーカーも忙しかったが、今は厳しい状況にある。現代では自動車関連が海外生産を強めており、衣料業種と同様な足取りをたどることも想像できる。現 […]
配線資材業界は昨年から需要が拡大してきた。電子・電気部品の後工程で使用されるため、部品市場の動向よりも遅れて現れてくる。当社の業績も同様の足跡をたどっており、現在では取り扱い商品全般に良くなっている。この状況から推測すると、今9月期売り上げは15~2 […]
昨年前半は好調に推移していた景気であるが、後半、特に11月頃からやや停滞気味になっており、今年3月頃まではこの状態が続くと思われる。4月以降は抑えていた半導体製造装置、リチウム電池、自動車関連、LED照明、太陽光発電などの設備投資が再開され、やや景況 […]
仕事柄、多くの経営者の経営理念や信条を聞く機会がある。 それは経営者によって様々であり、その内容がいかようであれ、総じて言えるのはどれも個人の生き様があり、机上の理論でないということである。評論家でなく実践家の話は力強く、現実的で、いつも勇気をもらっ […]
日本配線資材工業会(高橋信房会長)は、東京・中野の中野サンプラザで新年賀詞交歓会を21日開催した。 今年の賀詞交歓会は、参加者130人が工業会主催ニューイヤーコンサート「Italian Opera」を鑑賞したあと催された。オペラ歌手の迫力、醍醐味の余 […]
オムロンは、関東エリアの電子部品系商社を集めて組織している「スイッチ友の会」の新年賀詞交歓会を、東京・大崎のゲートシティホールで14日開催した。 同社はスイッチ事業の拡大を図るために、咋年4月から新たにオムロンスイッチアンドデバイスを設立して、産業用 […]