- 2010年4月14日
分岐点
制御機器や電子部品の受注内容に変化が出ている。これまでは、即納品を要求されていたが、最近は2~3カ月先の見積もり依頼や発注予約が増えている。ユーザーにまで部品不足の情報が行き渡っている証左であろうが、商社では仮需発生に対する警戒感が広がっているようだ […]
制御機器や電子部品の受注内容に変化が出ている。これまでは、即納品を要求されていたが、最近は2~3カ月先の見積もり依頼や発注予約が増えている。ユーザーにまで部品不足の情報が行き渡っている証左であろうが、商社では仮需発生に対する警戒感が広がっているようだ […]
中央無線電機(東京都千代田区外神田3―3―1、tel03―3255―1271、藤木正則社長)は、恒例の「2010中央会フェア」を、14日午前10時~午後5時まで東京・湯島の全国家電会館5階で開催する。 今年で10回目を迎える同フェアには、同社の取り扱 […]
三菱電機の2010年3月期連結決算が、産業メカトロニクスや電子デバイス部門の好調を背景に、当期純利益が前回発表の200億円の赤字から一転して250億円の黒字になる。売上高も予想から300億円増加して3兆3300億円になる。 今回の上方修正は、アジアを […]
リーマンショックで打撃を受け、今なお必死の思いで戦っている企業も多いことだろう。なにせ売れないのだから、販売管理費を削るしかない。一番負担が大きくかつ即効性があるのが人件費の削減。苦境を強いられはや1年半、あれこれ苦労を重ねてきた経営者は、少しぐらい […]
日本電気制御機器工業会(NECA、舩木俊之会長)は、2010年度の電気制御機器の出荷見通しが09年度比1210億円増の5700億円(126・9%)と3年ぶりにプラスに転じるという見通しを明らかにした。これは過去最高の出荷であった07年度(6662億円 […]
スイッチ業務専門委員会(主査=パナソニック電工牧哲也氏)は、スイッチ市場の需要拡大に向けた新市場の可能性調査及び、主要業界のスイッチの動向・ニーズ把握などを主な目的に活動している。 スイッチ業務専門委員会は1992年2月に設置された。現在は、8社が参 […]
制御機器市場は昨年秋以降、順調な回復傾向を示しているが、その一方で品不足、納期遅れが深刻な問題となっている。商社筋では「品不足で安易に受注できない状況だ。このままの状況では年末まで品薄状態が続くのではないか」と危惧する声も出始めており、せっかくの注文 […]
東京都電機卸商業協同組合(TEP、廣瀬芳重理事長)は、「新春懇談会」を東京ガーデンパレスで5日開催した。当日は、会員企業の社長や幹部社員をはじめ、賛助会員、各地区の電子部品流通協議会の会長、来賓など約80人が参加した。 冒頭、あいさつに立った廣瀬会長 […]
中央無線電機(東京都千代田区外神田3―3―1、tel03―3255―1277、藤木正則社長)は、「第11回中央会定時総会」を東京・浅草ビューホテルで10日開催、会員会社73社から53社60人、メーカーから16社30人の合わせて69社90人が出席した。 […]
オムロンは、国内需要の回復と中国市場が順調に推移していること、さらに固定費の圧縮による収益対策効果が進んだことで、2010年3月期の連結業績予想を上方修正し、純利益が30億円の黒字に転換する。また、1月28日開催された取締役会で、スイッチ事業を連結子 […]
日本電子機器輸入協会(JEPIA、藤澤義晴会長)は、新年賀詞交歓会を東京・高輪の東京アメリカンクラブ高輪で、来賓に各国大使館、経済産業省、関連団体を招き1月28日開催した。 藤澤会長は「今年は、景気は昨年よりは全般的に好転しているが、すっきりしないま […]
各社が永続的に売り上げを拡大し、販売競争の大競争時代を生き残っていくには戦略が必要なことは明白である。戦略を欠き、戦闘力を強化しても一過性の勝利のみに終わって継続的な勝利は続けられなくなる。成長ができないのである。戦略や戦術といった耳慣れた言葉は、販 […]
ある知人から、略称「SA」とは何かと尋ねられた。当然の顔をして、ショップオートメーションと答えたら、ドイツなどでは「サービスオートメーション」というと言われた。寡聞にしてまったく知らなかったが、構造をクラス6段階に分けた概念がすでにできているそうだ▼ […]
メーカー、商社が平等参加する日本配線資材工業会(JWAA、高橋信房会長)は20日、東京都中野区の中野サンプラザで第2回定時総会と賀詞交歓会を開催。 定時総会では、1年目の体制作りから2年目の今年は化学物質管理への具体的な取り組み強化などの事業方針を満 […]
FA・制御機器の市場は、2009年5~6月頃を底にして上昇に転じている。09年12月には低水準ながら前年同月の売り上げを超えたところも多く、ようやく先行きに明るさが戻りつつある。一部ではメーカーの生産体制が整わず納期対応ができない製品も出るなど、1年 […]
中部地区の経済活動の基盤を担っている自動車は、2010年1月中部経済産業局発表の管内総合経済動向によると、米国向けが堅調、新興国向けが順調であることや、国内向け低燃費車が好調であることから、増加傾向となっている。自動車部品は、国内完成車向け、国内メー […]
関西地区の制御機器業界も長らく低迷状態にあったが、昨年秋口から徐々に需要が回復、前年同月比を上回る実績を上げるメーカー、商社が相次いでいる。しかし一方では、部品の品不足が徐々に深刻化しており、市場回復の動きに悪影響を与えている。 市場の動きは、工作機 […]
一昨年秋からの景気低迷で大きなダメージを受けたが、昨年5月を底にして受注残が増えてきており、ここ2~3カ月は堅調に推移している。この調子で行けば1月は前年同月を超えると思う。以前見積もった物件が決まったり、止まっていたプレス関係や画像関係での引き合い […]
一昨年のリーマンショックによる世界同時不況は、自動車、工作機械産業が集積する中部地区ではとくにその影響が大きかった。しかし、昨年5月頃から少しずつ自動車、工作機械関連以外のお客様は仕事が増えてきた。最盛期の70%程度に戻っているところも出てきた。 当 […]
2010年は急速な景気上昇とはいかないものの確実に上昇すると思う。但し、すべての業種が良くなるとは思えず、同業種であっても企業間の格差はますます大きくなるだろう。大きく変化する市場にスピーディに対応出来なければ取り残される事になり、この対応が大切とな […]
制御機器市場は大きな転換期にあると思う。自動車、工作機械、半導体、電子部品など大量生産型や資本財の主要業種が生産の海外移転を進めており、既存の国内市場は縮小傾向にある。国内の制御機器市場はよほどの新製品が開発されない限り、景気が回復しても70%程度に […]
主要取引先である自動車関連などで厳しい状況が続いているが、こうした時期だからこそ、創業期に戻って着々と事業の作り直しを実行していきたい。基本に返って一から積み上げていく必要がある。また、現在のような変革の時代には、産業革命的なパラダイムシフトを念頭に […]
日本経済はまさにどん底を昨年は経験した。中部地区は自動車、工作機械関連業界で成り立っていると表現しても言い過ぎない特殊性がある。リーマンショック前まではこれらの産業が牽引し、ITバブル崩壊時には他の地域より影響が軽微であったことを考えると、世の中うま […]
2010年3月期の売り上げは、単独で前年同期比約10%減少し130億円ぐらいが予想される。昨年2月を底にして売り上げは上がってきており、08年下期に対して09年上期は107・4%、同下期は122・7%と堅調に推移している。利益もワークシェアリングや経 […]
「育て!期待の新芽」は休みます。 制御機器業界では国内市場縮小の中でモノが造れないという不可解な現象が昨秋から起こっている。電子部品の入手難が原因である。部料も不足し始めた。あるメーカーでは役職者まで動員して電子部品の調達へ東奔西走しているが、数量の […]
日本半導体製造装置協会(SEAJ、東哲郎会長)は、2009年度から11年度までの半導体製造装置及びFPD(フラットパネル・ディスプレイ)製造装置の日本製装置及び日本市場の需要予測を発表した。09年度の日本製半導体製造装置とFPD製造装置を合わせた販売 […]
山武は、アラブ首長国連邦アブダビ首長国でのビルディングオートメーション(BA)事業を中心としたビジネスの展開・拡大を図るため、1月1日付けでアブダビ支店(鈴木格支店長)を開設した。 オートメーション機器・システムの販売をはじめ、計装、エンジニアリング […]
年賀交歓会を東京・丸の内のクラブ関東で6日開催した。 あいさつに立った小野木聖二会長は「景気は昨年、底は打ったのではないかといわれているが、回復のスピードは期待するほどではない。当工業会の2009年度売上高は前年度比13%減の6350億円が見込まれて […]
新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。 「100年に一度」ともいわれる世界同時不況は、既に1年を超し、世界的に改善の方向にありますが、わが国経済におきましては、これまでの車や家電製品でのエコ対策などによる政策効果は見えているものの、依然として […]
日本配電制御システム工業会(盛田豊一会長)、日本配電制御システム工業会東京支部(水谷恵一支部長)、東京配電盤工業協同組合(宇賀神清孝理事長)の3団体は13日、「浜松町東京會舘」で新年賀詞交歓会を開催した。 3団体を代表して日本配電制御システム工業会・ […]