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「東京大学」の検索結果107件

  • 2018年5月16日

藤本教授のものづくり考(13)

「デジタルものづくりと“三層分析”」(2) 前回の最後に挙げた三層のうち①「上空」のICT層では、アメリカ主導で下克上的な技術革命(revolution)が繰り返されています。設計思想はオープンアーキテクチャ、したがってグローバル業界標準インターフェ […]

  • 2018年4月11日

藤本教授のものづくり考(12)

デジタルものづくりと“三層分析”(1) IoT、AI、ディープラーニング、ビッグデータなど、ICTやデジタル化に関する言葉がちまたをにぎわす中、一部では、幾何級数的に進化するデジタルの世界で日本はすっかり後れをとっているとも言われます。グーグル、アマ […]

  • 2018年3月14日

藤本教授のものづくり考(11)

労働生産性と正味作業時間比率 例えば、組み立て作業の最中に必要な工具がなく、作業者が20メートル先の保管庫にそれを取りに歩いているとします。その間、作業(設計情報=付加価値の転写)を待っている仕掛品(媒体)が、作業場で漫然と時を過ごしています。あるい […]

  • 2018年2月21日

藤本教授のものづくり考(10)

何を目指すべきか 現場が「良い流れ」を作っても、「良い設計」が伴わなければ意味がありません。「良い設計」を自ら創る、あるいはそれを親企業や本社から引っ張ってこられなければ、良い価格がとれず、現場は報われません。 東大の新宅純二郎教授が、設計と生産の両 […]

  • 2018年1月17日

藤本教授のものづくり考(9)

中小企業とは? 中小企業はすべて大企業に搾取される弱体的な存在だから、すべからく国が支援しなければならない、といった伝統的な二重構造論が、中小企業論や中小企業政策に対して、いまだに影響を与えています。 しかし、実際に地域を回ってみれば、たしかに政策金 […]

  • 2018年1月10日

マクニカ エクスビジョンと代理店契約 高速ビジョン開発プラットフォーム発売

マクニカ アルティマ カンパニー(横浜市港北区)は、エクスビジョン(東京都文京区)と代理店契約を締結。同社が開発した高速画像処理ソリューションの実行環境である高速ビジョン開発プラットフォーム「HSV SDK」を1月下旬から発売する。 同製品は高速ビジ […]

  • 2017年12月13日

藤本教授のものづくり考(8)

金融業界が果たす役割 当初私たちは、この運動を「産官学」の取り組みとして考えていました。ところが、せっかくインストラクターを育てても、肝心の中小企業主が消極的で、「うちは資金繰りと受注確保で手いっぱいだ。勘弁してくれ」と言って、尻込みする食わず嫌いの […]

  • 2017年11月15日

藤本教授のものづくり考(7)

ものづくりインストラクター 安倍政権による地方創生政策は、まだ準備段階であり、その実質は未知数ですが、経済産業省が進めている「ものづくりカイゼン国民運動」は、すでにその方向性が明確になっています。「流れ」全体を国が支援するという意味で、未来につながる […]

  • 2017年10月18日

藤本教授のものづくり考(6)

ものづくり、これからの20年 今後20年のものづくりを考えるとき、過去数十年の戦後日本の現場の歴史を振り返り、長期の歴史観をもって構想を練る必要があると思います。 終戦直後に冷戦が始まり、地理的に東西間の壁に隣接するという偶然があった日本は、50年代 […]

  • 2017年10月18日

工場新設・増設情報10月第3週

【日本国内】 ▼スターゼン 子会社のスターゼン食品は、主力加工食品である焼成ハンバーグのさらなる生産能力の増強を目的に、福島県本宮市に新工場を建設する。 土地面積は1万732平方メートル、延床面積は3117平方メートル(鉄骨造平屋建て)。初期投資額は […]

  • 2017年9月20日

藤本教授のものづくり考(5)

日本のビジネスモデル いわゆるガラパゴス携帯などを例に、「たしかに日本の技術力は世界一だが、それを事業化する際のビジネスモデル構想力には弱みがある」などと指摘されます。ガラパゴス携帯は、国の政策や企業経営陣の戦略的な失敗が招いた結果であり、それを持っ […]

  • 2017年8月23日

藤本教授のものづくり考(4)

「日本のものづくり」現状・課題 半世紀におよんだ冷戦による経済分断の間に蓄積された圧倒的な国際賃金差が、日本の貿易財現場を直撃したのが、1990年代~2000年代のポスト冷戦期です。しかし、そうした最悪の時代が終わりつつあります。すでに始まっている新 […]

  • 2017年7月19日

藤本教授のものづくり考(3)

4層の競争力 日本のものづくりが世界でもてはやされたり、あるいはその競争力はすでに失われたなどといった議論がたびたび行われてきました。そして今もまた、失われたものづくり力といった方向に傾きがちのようです。しかし、そうした議論には、日本の経済、企業、産 […]

  • 2017年6月28日

首都圏レジリエンスプロジェクト データ利活用協議会が発足

産官学と民間が連携して首都圏直下型地震などの災害に備えた研究をオールジャパン体制で推進する「首都圏を中心としたレジリエンス総合力向上プロジェクト(首都圏レジリエンスプロジェクト)」の「データ利活用協議会」が発足した。 同協議会は、防災分野における企業 […]

  • 2017年6月21日

藤本教授のものづくり考(2)

「表」と「裏」の競争力 物的生産性、製造品質、生産リードタイム、歩留まりといった現場力(裏の競争力)では、自動車、造船、家電、鉄鋼などなど多くの貿易財の業種において、日本の優良現場は常に世界最高の水準にあり続けており、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言 […]

  • 2017年6月7日

藤本教授のものづくり考(1)

「良い設計の良い流れで」 私たちが言う「ものづくり」とは、テレビなどが喧伝するいわゆる「職人の匠の技」といった狭い定義によるものではありません。より日本の現場で実際に使われている用法に近いものです。すなわち、設計論、生産管理論、経済学などにもとづく広 […]

  • 2017年6月7日

スマートファクトリーJAPAN 2017 6月7日~9日 東京ビッグサイト

IoT搭載の最新技術一堂に 製造現場や生産管理の先進化や効率化を目指す「スマートファクトリーJapan 2017」(主催=日刊工業新聞社)が、6月7日~9日の3日間、東京ビッグサイト(東1・2ホール)で開催される。開場時間は午前10時~午後5時で、入 […]

  • 2016年11月2日

計測展2016OSAKA 11月9日(火)〜11日(金)グランキューブ大阪で開催 ものづくりを支える計測・制御の総合展

「未来に、鼓動する。」テーマに 未来のものづくり社会を支える計測・制御技術の総合展「計測展 2016 OSAKA」(主催=日本電気計測器工業会、JEMIMA)が、11月9〜11日までの3日間、グランキューブ大阪で開催される。開場時間は午前10時〜午後 […]

  • 2016年10月5日

不連続戦線に異状なし(54) 黒川想介

■第4次革命のものづくり 欠かせないメカ技術発展 1970年代に発表されたシニック理論によると、工業化社会の後には情報化社会がくる。そして最適化社会と続き次に自立社会がくると予想されていた。 昨年来、各種雑誌、新聞紙上をにぎわしているIoTやインダス […]

  • 2016年7月13日

カブク 3DCG技術開発 東大と共同研究

カブク(東京都新宿区、稲田雅彦代表取締役)は、東京大学大学院情報理工学系研究科の五十嵐健夫教授と、3Dプリンティング領域に対応した3DCG技術開発に関する共同研究を開始した。 同社は3Dプリント技術をはじめとするデジタルものづくりサービス・ソリューシ […]

  • 2016年7月6日

ロボットビジネス推進協議会 7月29日にシンポ開催

ロボットビジネス推進協議会は、7月29日13時から東京都港区の機械振興会館で、ロボットシンポジウムを開催する。 シンポジウムでは、ロボットビジネス推進協議会の10年間の活動報告に加え、災害対応ロボット、福祉ロボット、ミドルウエア、安全といった同会の活 […]

  • 2016年5月18日

日本版インダストリー4.0導入術セミナー~日本の取るべき戦略と実践~

オートメーション新聞では、弊紙にも連載している参議院議員山田太郎氏を招いた、インダストリー4.0セミナーを開催いたします。また、基調講演として俯瞰工学研究所代表(東京大学名誉教授)松島克守氏も登壇。「インダストリー4.0とは?」だけではなく、日本の製 […]

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