- 2014年1月15日
制御機器各社 円安を追い風に中国・東南アに照準 省力化投資を見込む
制御機器各社は、国内の新規市場の創出に期待をかける一方、省力化の設備投資が見込める中国・東南アジア市場の開拓に引き続き注力する方針である。総合メーカーだけでなく専門メーカーも生産や販売を強化する。国内市場のシェアアップと円安を追い風に、アジア市場を開 […]
制御機器各社は、国内の新規市場の創出に期待をかける一方、省力化の設備投資が見込める中国・東南アジア市場の開拓に引き続き注力する方針である。総合メーカーだけでなく専門メーカーも生産や販売を強化する。国内市場のシェアアップと円安を追い風に、アジア市場を開 […]
【名古屋】東洋電機のタイの子会社である「タイ・トーヨー・エレクトリック」(バンコク、社長=松尾昇光東洋電機社長兼任)が建設を進めている工場が1月末に完成する。エレベータセンサを中心とした製品の製造・販売を3月から開始する。 タイ・トーヨー・エレクトリ […]
新年あけましておめでとうございます。2014年の年頭にあたって一言ご挨拶申し上げます。 私達を取り巻く経済状況は、政府による「大胆な金融緩和、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略」の三本の矢からなるアベノミクスの推進を軸に、日本経済再生に向け […]
FA分野におけるPDは、各種コントローラの稼働監視やモニタリング、制御指示を行うタッチパネルディスプレイとして需要が拡大している。日本電気制御機器工業会(NECA)の出荷統計によると、400億円強の市場を形成している。 PDは、各制御機器の情報を「見 […]
2013年度の国内経済は、アベノミクスの効果として、極端な円高の是正、インフレターゲットを含めた景気刺激によるGDP成長などの変化が表れた現れた1年だった。しかし、製造業のグローバル競争力強化には改めてエネルギーの課題が浮き彫りになり、国内への設備投 […]
今期は、中期計画の重点テーマである新規事業の拡大に取り組んでおり、順調な立ち上がりを見せている。今年は制御にターゲットを絞った商品戦略を着実に進めるとともに、新規事業のさらなる拡充を目指す。 新規事業では、メガソーラー事業が軌道に乗りだした。当社のメ […]
2013年度上期は海外売り上げが好調で、上期としては過去最高の経常利益、四半期純利益を計上することができた。今年も中国、東南アジアなどでの海外事業を強化、新商品の投入、パナソニックグループとしてのシステム提案、販売網活用などで売り上げを伸ばしていきた […]
昨年を振り返ると、年初と年末で景気が大きく様変わりした変化の1年であった。デフレと円高脱却へ、為替レートは年初1ドル88円41銭が100円を超え、消費税8%への引き上げ決定以後は大衆消費財の値上げが相次ぎ、株価も1万5000円台に回復。急旋回を始めた […]
三菱電機グループに入って約4年が経過したが、同社が推進するセンサソリューション事業「iQSS」を中心に、ベストな状態で協業関係が構築できてきた。今後も同社との連携を強化し、グループによる相乗効果を発揮していく。 iQSSに対応する当社のデジタルリンク […]
昨年は、開発会社からメーカーへ体質再編に取り組んだ1年であった。これまでは、回路設計・無線技術・計測制御技術を使った受託開発が事業の主体であったが、無線関連メーカーとして会社を再構築し、当社の強みを打ち出せるよう体制を整えた。 2014年9月期は、売 […]
昨年は景気が少し上向いてきたように感じた。業績も目標にはわずかに届かないものの、おおむね好調であった。すでに今年の引き合いも来ており、今年も上向くのでは、と見ている。このため、今期(19期、6月決算)は、ほぼ目標通りの業績が見込める。 国内の防爆市場 […]
中四国地区の大手制御機器商社、ライト電業(岡山市南区当新田67―1、TEL086―243―3844、岡本典久社長)は、国内で環境事業の推進と九州地区の営業強化、海外では中国の営業網拡大と、東南アジア地区で新しい営業拠点の開設を目指す。 同社は、岡山を […]
多摩川精機(長野県飯田市大休1879、TEL0265―21―1800、萩本範文社長)は、東南アジアを拠点とする多摩川精機販売シンガポール駐在員事務所を開設した。また、部品加工会社多摩川パーツマニュファクチャリングを設立した。 シンガポール駐在員事務所 […]
三菱電機は、プライベート展「三菱電機アドバントソリューション2013」を、本社で13日から3日間開催した=写真。同社の製品・技術を披露するために毎年開催している同展は、今回「グローバル環境先進企業を目指す三菱電機のソリューション」をテーマに、「社会」 […]
FA・制御機器の流通業界は、今年春先の状況に比べるとかなり改善してきており、一部からは明るい声が聞かれるようになってきた。自動車関連、スマートフォン、ソーラー関連などが市場を盛り上げる牽引役になっている。2020年東京オリンピックの誘致決定で、先行き […]
中部地区の経済動向は、主要産業の自動車・自動車部品は、トヨタ自動車などが北米や東南アジアを中心に好調な販売が続いて堅調な状況にあるが、国内や欧州においては伸び悩みの感もあり、設備投資には慎重な姿勢が見られた。また、電子部品・デバイスは引き続き増加して […]
日本スペリア社(大阪府吹田市江坂町1―16―15、TEL06―6380―1121、西村哲郎社長)のマレーシア現地法人である「ニホン・スぺリア・マレーシア」(NSM)は、同社工場内に「NSマレーシアR&Dセンター」=写真=を開設、9月14日から業務を開 […]
東芝は、インド・ヴィジャイエレクトリカル社(Vijai社)の電力・配電用変圧器、および開閉装置であるT&D事業を今年11月までに買収する。買収金額は約200億円。これに伴い、東芝はインドに新会社を設立して、新会社がVijai社の保有するT&D事業を買 […]
不二電機工業(小西正社長)は、太陽光発電(PV)向け端子台などを中心に新規の顧客開拓が進んでいる。海外では、東南アジアや中近東地区での売り上げが好調で、2014年1月期の第2四半期決算は海外向け売り上げが前年同期比38・6%増と大きく伸長している。同 […]
東芝と東京電力は、海外送配電分野におけるエンジニアリング支援やサービス事業などを手掛ける新会社「T・Tネットワークインフラストラクチャージャパン」を9月2日設立した。資本金は1億円(出資比率=東芝85・1%、東京電力14・9%)。 新会社は、東芝が持 […]
スワロー電機(大阪市東住吉区桑津2―6―32、TEL06―6719―8100、河原実社長)は、電材系商社を中心に中型・大型のトランスの売り上げが大幅に伸長している。新製品のプッシュイン式端子台のトランスも好調に推移、関東地区の営業体制の拡充とともに、 […]
東芝は今年10月1日付で、販売・サービス子会社の東芝産業機器システムを存続会社にして、開発・製造子会社の東芝産業機器製造と合併する。 両社は、産業用低圧モータや変圧器、産業用インバータや受配電機器などの産業機器事業を展開しているが、国内では「トップラ […]
IDECは、欧州防爆指令、ATEXに適合した、耐圧・安全増防爆構造の大形コントロールボックス「EC2Cシリーズ」、安全増防爆構造の接続箱「EJ5Cシリーズ」を発売した。価格は全機種オープン。3年後の年間販売目標は100台。両シリーズとも全機種ATEX […]
NKE(京都府長岡京市馬場図所27、GEL075―955―0071、中村道一社長)が100%出資している、中国広東省広州市の子会社「広州中村機器自動化」(安藤拓司董事長=NKE取締役)が、華南地区を中心に搬送機器・システムなど、自動化機器の保守・メン […]
富士電機は、タイの変圧器メーカー、タスコトラフォ社に10月1日付で67・7%出資し、経営権を取得する。 タイの同社子会社である富士電機パワーサプライ社(FPT)と富士電機タイ社(FET)が、タスコトラフォ社グループ(TUSCO)に出資するもので、資本 […]
米国の大手半導体商社、アヴネット社の日本法人、アヴネット日本リージョンは7月1日付で、アヴネットジャパンとインターニックスを統合して、新会社「アヴネット・インターニックス」(安原信之社長)を設立した。新会社は、アヴネットジャパンを存続会社とする吸収合 […]
関西地区は、昨年末からの株高、円安傾向を受け、全般的に持ち直しの動きがみられ、特に輸出に関しては、アジアや米国向けが増加基調で推移しており、全体として下げ止まりつつある。こうした動きを受け、制御機器・電子機器市場は、まだまだ実感が少ないながらも、明る […]
中部地区の商社の主要ユーザーである自動車関連企業は、北米や東南アジア地域の販売拡大により、総じて好調に推移した。工作機械については、新興国を中心とした需要減速の影響を受けている。 こうした背景のもと、商社では、エンジニアリング力、ソリューション力を生 […]
IDECは、2013年度からの中期3カ年計画で、15年度の売上高400億円と営業利益率15%を目指す。既存事業の強化、新規事業の拡大、強固な収益基盤の確立を重点に取り組み、既存事業で320億円、新規事業で80億円を売り上げる。舩木俊之会長兼社長が明ら […]
IDECの2013年3月期決算は、国内での制御用周辺機器及び商業向けLED照明機器などの売上減少、さらに欧州・中国地域での需要停滞の影響などで、売上高293億4300万円(前期比9・9%減)、営業利益14億3400万円(同48・2%減)、経常利益16 […]