- 2016年8月24日
ものづくりのブレイクスルーで未来を拓け!(2) ~日本版【インダストリー4.0】のあるべき姿~
■ものづくり基盤力の強さ 一つは「ものづくり基盤力の強さ」である。これは、現場(技術・生産)の運営力・問題解決力の強さである。革新的アイデアは出にくいが、直面した問題を解決する力や現場をうまく運営する力は、グローバルで見ても高いレベルにあると思う。こ […]
■ものづくり基盤力の強さ 一つは「ものづくり基盤力の強さ」である。これは、現場(技術・生産)の運営力・問題解決力の強さである。革新的アイデアは出にくいが、直面した問題を解決する力や現場をうまく運営する力は、グローバルで見ても高いレベルにあると思う。こ […]
アドバネット(岡山市北区、サンドロ・バランツァ代表取締役会長)は、三菱日立パワーシステムズ(MHPS)が開発、製造する制御システム、DIASYSNetmationシリーズに、従来よりも大幅に演算処理能力を向上したCPUボードを共同開発することを5日発 […]
工場の生産現場では、第四次産業革命やIoTなどが脚光を浴びる前から省配線を目的に、各メーカー独自の省配線システムが活用されてきたが、最近では物理層としてEthernetを活用したオープンな規格が本格普及し、各規格のシェア争いが激しくなっている。そのた […]
■インダストリー4.0とは ご存知のように「インダストリー4.0」とは、ドイツが製造業を中心とし、国策として打ち出しているモノ、データ、サービスのすべてがインターネットでつながる世界へと導くコンセプトである。現時点ではまだコンセプト段階だが、ものづく […]
パトライト(大阪市中央区、高野尚登代表取締役社長)は、タイ・バンコクに販売子会社「PATLITE(THAILAND)CO.,LTD.」(パトライト・タイ)を設立し、2016年8月1日から営業を開始。3年以内にタイにおける同社製品の年間売上額を3倍にす […]
オムロンは、自動車部品など、主に金属部品加工工程で用いられる切削油に対する耐久性を高めたセンサやスイッチなど「耐環境シリーズ耐油コンポーネント」200機種を、7月1日から一斉に発売した。 今回発売した200機種は、近接センサ、リミットスイッチ、ファイ […]
三菱電機は、製造業向けの高度な統合監視システムの構築に貢献するSCADAソフトウエアの新製品「MC Works64」の販売を開始した。価格はオープンで、初年度300台の販売を計画。 新ソフトは、電気・ガスなどのエネルギー消費を、設備全体だけでなく、各 […]
特許分析ソフトウエアや技術力評価指標の開発・販売を行うパテント・リザルト(東京都台東区、白山隆代表取締役社長)は、工場管理のIoT関連技術の特許総合力のトップ3を公表した。1位は日立製作所、2位はオムロン、3位は新日鉄住金。 同社は、「工場管理のIo […]
4月に「日本版インダストリー4.0の教科書」を出版して以降、ありがたいことに毎週のように日本の製造業の未来について講演してほしいとのお声がけを頂いている。セミナーでの質問やその後の問い合わせなどで「今後、日本企業はどうやって利益を出していくべきなのか […]
NTTデータとNTTデータエンジニアリングシステムズ(東京都大田区、木下篤代表取締役社長、NDES)は、日立造船と共同で検討を進めてきた、有明工場の大型機械加工設備の遠隔監視について、本格実証実験を開始した。 実験では、日立造船有明工場の基幹生産設備 […]
■景気変動に強い財務基盤構築 総コスト抑制、製造要員の負荷軽減 コンプレッサー業界の中堅企業であり、ドイツに本社を置くコンプレッサー専業メーカーのケーザー・コンプレッサー(以下ケーザー社)は、大企業がひしめく中、機器の企画から設置、運用、保守、修理ま […]
■日本版インダストリー4.0の具体論 4月28日、拙著「日本版インダストリー4.0の教科書~IoT時代のモノ作り戦略~(日経BP社)」を上梓した。本のタイトルを“日本版”インダストリー4.0としたのには理由がある。ドイツのIndustry4.0をくま […]
ヤマハ発動機は、世界最速120万CPHの生産性を実現した表面実装機「Z:TA-R(ジータアール)YSM40R」を発売した。 同製品は、“革新的な生産性”をコンセプトに開発した超高速モジュラーマウンター。新開発の超高速RSヘッドは、ロータリーヘッドであ […]
ナ・デックス(名古屋市中区、髙田寿之代表取締役社長)は製造現場管理ソリューションに注力、本当の意味での製造業の見える化を実現している。 同社は産業機器や電子部品の販売を中心とする商社であると同時に、メーカーとして溶接制御機器などの製造や、システム開発 […]
因幡電機産業は、第42回ジャンボびっくり見本市に出展、製造現場記録ユニット「チョコ停ウォッチャー」を紹介する。 製造現場では本格的な故障ではなく、一時的なトラブルのために設備が停止したり空転したりする状態(=チョコ停)が発生してしまう。現場担当が気づ […]
労働災害が依然年間11万件以上起こっている。このうち製造業での労働災害は、約2割を占めている。事故防止に向けて、法的な規制や安全対策機器の普及などが進み減少傾向にはあるものの、まだゼロには至っていない。熟練作業者の減少、外国人や非正規労働者の増加など […]
磁気応用センサのエヌエーは、近接スイッチ、フロートスイッチ・レベルセンサ、無人搬送車用センサなどを通じ、製造現場の稼働率向上に貢献、製造現場の安全分野でも寄与している。最近では、耐熱レベルセンサ(電流出力タイプ) を開発し、耐環境性能を強化、ユーザー […]
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「ロボット活用型市場化適用技術開発プロジェクト」の追加公募を実施し、11件の助成先を決定した。多品種少量生産や変種変量生産に対応したロボットシステムや、リアルタイムに各ロボットの挙動を制御して全体最適 […]
■日本とドイツで異なる解決策 今回の連載では、日本版Industry4.0は何を目指すべきなのかということと、また何を経営者は考えていかなければならないかについて触れてみたいと思う。私は、日本のIndustry4.0はドイツのそれとは違うものでなけれ […]
ファナックとシスコシステムズは、工場で稼働している産業ロボットをネットワークに接続し、製造業界における複数の顧客企業で効率的な運用を推進していくことに対し、両社で協業していくことを発表した。 工場内に設置されたサーバでロボットの稼働状況を解析し故障予 […]
日立グループでは、2015年5月に「インダストリアルプロダクツ社」を設立し、産業機器事業のグローバル競争力を強化するとともに、オープンイノベーションを通じてIoT分野における事業拡大に注力している。昨年12月に開催されたシステムコントロールフェア20 […]
今年度、国内市場自体は成熟しているものの、海外販売の伸びがけん引し、昨年に続く増収増益を確保できそうだ。海外ではコンテンツの充実や多言語化を積極的に推進し、プロモーション投資が結果に結び付き始めている。 特に弊社の信号灯に乗せるだけで、機器情報が無線 […]
「PTC Creo」「PTC Windchill」など各種ソリューションをそろえ、3DCADやPLMの世界トップメーカーとして製品の設計データを作る設計開発工程から生産、サービスまで一連の工程を支えているPTCジャパン。IoTに対してもGEとパートナ […]
三菱電機は「Your Solution Partner 三菱電機」をコンセプトに、「人・機械・ITがつながる一歩先ゆくものづくりを提案」で訴求する。 メーンステージでは同社が提唱するe-F@ctoryが実現する未来の工場として、実際の製造工場を想定し […]
ルネサスは、SCF2015(西ホール:N-17)で、「自律するM2M」ソリューションの出展を行う。これは、工場の末端(エッジデバイス)がインテリジェント機能を持ち、自律的につながっていくことを意味し、第4次産業革命の到来による製造現場の爆発的なデータ […]
磁気応用センサのエヌエーは、環境性能向上を通じ、製造現場の稼働率向上に寄与している。最近では、耐衝撃フロートスイッチや耐熱レベルセンサ(電流出力タイプ)を発表。厳しい環境下でも安心して使用できる製品をはじめ、ユーザーの使用環境を考慮した製品ラインアッ […]
無線応用技術のトータルコーディネーター、アローセブンが生産見える化システム「Factory Insight」を開発、インダストリー4.0の第一歩が簡単に踏み出せると、製造現場の注目を集めている。同システムは、既に現場にある信号やシステムと、同社の無線 […]
日本電産と日本アイ・ビー・エム(日本IBM、東京都中央区日本橋箱崎町19-21、TEL03-6667-1111、ポール与那嶺社長)は6月22日、ビッグデータ解析技術を活用し、生産設備・機器の稼働率向上と停止時間の短縮に向けた取り組みを共同で開始すると […]
製造業においても「IoT(モノのインターネット)」「M2M(機器間通信)」という言葉が広く使われるようになってきた。では、実際に製造業ではどのようなところで使われ、どんなメリットがあるのだろうか。 製造業におけるIoT/M2Mの活用は大きく二つに分け […]
アズビルは、幅広いFAセンサをそろえているが、このほど位置計測センサ「K1Gシリーズ」の販売を開始した。 位置計測センサは、各種の製造装置内に設置し、フィルムの蛇行や厚みの計測、ガラス基板の位置計測や異常判別、電子部品の異品種混入判別などを計測する。 […]