- 2016年8月24日
ものづくりのブレイクスルーで未来を拓け!(2) ~日本版【インダストリー4.0】のあるべき姿~
■ものづくり基盤力の強さ 一つは「ものづくり基盤力の強さ」である。これは、現場(技術・生産)の運営力・問題解決力の強さである。革新的アイデアは出にくいが、直面した問題を解決する力や現場をうまく運営する力は、グローバルで見ても高いレベルにあると思う。こ […]
■ものづくり基盤力の強さ 一つは「ものづくり基盤力の強さ」である。これは、現場(技術・生産)の運営力・問題解決力の強さである。革新的アイデアは出にくいが、直面した問題を解決する力や現場をうまく運営する力は、グローバルで見ても高いレベルにあると思う。こ […]
最新鋭ロボット「ユニバースシリーズ」完全自動化実現の理想的な製品 ■中国工場既存生産ラインの自動化事例。人とロボットで実現する高品質品 コスト競争で成長してきた中国市場においてもプレミアム化の流れは止められません。消費意欲の増した中国国民は、より良い […]
ビッグデータ市場が発達した中長期の将来像は、「Data Driven Economy(データ駆動型経済)」と呼ばれている。米国でいえわれている「Data is the new oil(データは新しい石油)」という表現も有名だが、石油のように重要な資源 […]
■インダストリー4.0とは ご存知のように「インダストリー4.0」とは、ドイツが製造業を中心とし、国策として打ち出しているモノ、データ、サービスのすべてがインターネットでつながる世界へと導くコンセプトである。現時点ではまだコンセプト段階だが、ものづく […]
日本能率協会(JMA)は、日本およびアジア地域に進出している製造業の生産性や品質の向上、改善活動に成果をあげた工場を表彰する「第6回GOOD FACTORY賞」受賞企業として、NEC、オリンパス、東レ、トヨタ自動車、パナソニックの5社/6工場を決めた […]
■海外工場合理化へ向けた進出企業の選ぶ道 転換期迎える“世界の工場”中国 グローバル化が進むこの時代、特定地域市場のみに頼っていては生き残っていくのは困難です。さまざまな文化が混在する製造業においても、異なる商習慣の中で、製品の安定供給を行うには多く […]
クラウドコンピューティングが騒がれた際、旧来あるネットワークコンピューティングやユーティリティコンピューティングの焼き直しなどといわれることがあった。IoTも似ており、同様の概念はユビキタスというキーワードとともに過去、論じられている。その点では、I […]
英国の国民投票の結果で、BrexIt(ブレグジット)なる用語が世界に定着した。「ブレグジット」とは、“英国のEU離脱”を指し「BrItIsh(英国:イギリス)」と「ExIt(離脱)」の2つを組み合わせて造られた造語である。「離脱決定」直後には、『大惨 […]
横河電機は、Webユーザインターフェース機能を強化し、プラント操業改善のデータ活用コンサルティングサービスも用意したプラント情報管理システム「Exaquantum(エグザカンタム)R3.02」の販売を開始した。 このシステムは、製造業各社で増えてきて […]
ソラコム(東京都世田谷区、玉川憲代表取締役社長)は、7月13日に「SORACOM Conference“DIscovery”2016」を開催、パートナー企業の講演や製品・サービスの展示を行った。 基調講演では、ゲストスピーカーとして、トヨタ自動車・e […]
■1.1. ITの潮流と製造業の革新が交差する世界 クラウドコンピューティング、ビッグデータに続いて、IoT(Internet of Things)がキーワードとなっている。そして、IoTの登場とともに、次世代の製造業IT戦略としてIndustrie […]
不二越は、第1軸上下構造を持つウイングスライサー型小型ロボット「EZシリーズ」の発売を開始した。EMSをはじめとした電機・電子業界向けに展開していく。 製造業では現在、世界的に軽工業分野での小型ロボット導入が盛んになっている。従来の自動車や産業機械だ […]
三菱電機は、製造業向けの高度な統合監視システムの構築に貢献するSCADAソフトウエアの新製品「MC Works64」の販売を開始した。価格はオープンで、初年度300台の販売を計画。 新ソフトは、電気・ガスなどのエネルギー消費を、設備全体だけでなく、各 […]
PTCジャパン(東京都新宿区、桑原宏昭代表取締役社長)は、米PTCが6月に開催したIoTイベント「LIveWorx2016」が過去最高の4500人が来場し、ストリーミング放送でも40カ国、4100人が参加したと発表した。 同イベントは、4日間にわたり […]
日本電機工業会(JEMA)は、製造業の世界的変革に電機業界としてどう対応していくのかの提言書「製造業2030」をまとめた。提言書では、製造業の変革に影響するトレンドを分析。IoTの進化を取り込んで顧客価値をつかみ、製造プロセスを最適化する形態を「FB […]
■政府が取るべき製造業戦略 私の参議院議員としての1期目の任期はこの7月で一旦終了する。振り返りの意味もこめて、日本政府の製造業戦略に対しての意見と、国会で私がどのような発言をし、実際にどう変わってきたのかについて触れていきたいと思う。 私が国会議員 […]
三菱電機が、工場内のIoT活用を広く推進するため、米国を中心に進められているインダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)に、日立製作所とインテルと共同で提案していたテストベッドが承認。2017年6月までの1年間、製造現場(FA)と情報シ […]
■省力化のための機械・自動化、サービス・販売業に 1960年代の日本経済は高度成長を加速させて湧き立っていた。今ではメード・イン・ジャパンと銘を打った商品は世界でも信用が厚く、ブランド価値の高い商品となっているが、当時のものつくり業は欧米に一歩も二歩 […]
シナノケンシ(長野県上田市、金子元昭代表取締役社長)は、1月に発売した新製品、波形同期型ハイスピードカメラ「PLEXLOGGER(プレクスロガー)」の最新モデル「PL3」に、ハイスピードカメラとサーモグラフィとの切り替えが可能なマルチカメラ機能を搭載 […]
横河電機は、差圧・圧力伝送器「DPharp EJXシリーズ」のラインアップとして、圧力センサ2台を電気ケーブルで接続し、離れた場所の差圧測定を可能にしたディジタルリモートセンサ「EJXC40A」の販売を開始した。 価格は99万5000円。2016年度 […]
製造ラインにおける自動機製作から、データ収集・MESの構築やERP連携、さらにはPLMにおけるエンジニアリングチェーンの確立までを事業の柱とするFAプロダクツ。高度な製造現場・設備の知見と、IT開発の両方を兼ね備え、一気通貫でSmart Factor […]
国際ロボット連盟の調べによると、2015年の世界のロボット販売台数は24万8000台となった。14年の22万1000台にから12%増加し、これまでで最多となった。リーマンショック以降、世界的に自動化の大きな波が進んでおり、09年と比べると販売台数は約 […]
日本の製造業の強みを世界に発信するために、関連工業会が取り組みを強めている。「製品や技術が優れていれば黙っていても売れる」という方針から、「積極的にアピールしないと海外市場では選ばれない」という方向に認識を変えてきていることが背景にある。工業会が音頭 […]
【バンコク週報特約】日本能率協会(JMA)はこのほど、「第1回GENBA(現場)マネージメント・カンファレンス&アワード2016」をバンコク国際貿易展示場(BITEC)で開催した。同社は現場マネージメントに関するセミナーを日本ですでに35回行っており […]
■209社増え今年は1080社 医薬・化粧品業界世界有数の専門技術展「第29回インターフェックスジャパン(医薬品・化粧品・洗剤研究開発・製造技術国際展)」(主催=リードエグジビションジャパン)が、6月29日~7月1日の3日間、東京ビッグサイトで開催さ […]
【製造業のサービス業化-ビジネスモデル転換の可能性-】 ■変貌する製造業 Industrie4.0とIndustrial Internet、並列に取り上げられることが多いが、中身をみると、違いが感じられる。 Industrie4.0は製造業の根幹であ […]
電通国際情報サービス(ISID)は、製造業のデジタルエンタープライズ実現を支援する専任組織「DER推進室」を7月1日付で設置する。 インダストリー4.0やインダストリアル・インターネットが進む中、設計開発領域に加えて、センサーの普及やIoTの進展で生 […]
日本を含めた先進国にとって、自国の企業の生産拠点がコストの安い海外に行ってしまうのは頭の痛い問題。しかし第4次産業革命は、そうした構図が変化しつつある。海外各国は国内回帰をどう考え、どんな取り組みを行っているのか。 経済産業省が発行した「ものづくり白 […]
世界最大の見本市であるドイツ・ハノーバーメッセ2016が、4月29日に5日間の会期を終え閉幕した。25日の開幕式にオバマ大統領とメルケル首相が演説し、『両国がIoT/インダストリー4.0で積極的に連携する』と衝撃的な表明を行った。競争関係であった「独 […]
ジャパンユニックス(東京都港区、河野正三社長)は3日、IPCとの共同セミナー「初めてのIPCスタンダード 製造業がグローバルで活躍するためのパスポート」を開催。満員となる80人が参加した。 セミナーでは電子部品の基板へのはんだ付けに関して、事例紹介を […]