- 2016年5月11日
【インダストリー4.0】山田太郎の製造業は高度な情報産業だ!(8)
■日本版インダストリー4.0の具体論 4月28日、拙著「日本版インダストリー4.0の教科書~IoT時代のモノ作り戦略~(日経BP社)」を上梓した。本のタイトルを“日本版”インダストリー4.0としたのには理由がある。ドイツのIndustry4.0をくま […]
■日本版インダストリー4.0の具体論 4月28日、拙著「日本版インダストリー4.0の教科書~IoT時代のモノ作り戦略~(日経BP社)」を上梓した。本のタイトルを“日本版”インダストリー4.0としたのには理由がある。ドイツのIndustry4.0をくま […]
先日閉幕したドイツ・ハノーバーメッセでは、ドイツとアメリカの急接近があり、第4次産業革命に向けて大きな転換期となった。日本がGDP600兆円を実現するためには、第4次産業革命による製造業の活性化が急務。国として日本はどのように第4次産業革命に対応して […]
独・シーメンス社とパナソニックは、製造プロセスのライン統合とオートメーションで協業することに合意した。協業の中心となるのは、ライン統合コンセプトの標準化。個別の製造ラインだけでなく、工場全体のすべての製造プロセスを網羅し、は世界中に分散する製造拠点に […]
■3Dモデルに高い関心 設備エンジニアリングの分野で3Dデータの活用が進んでいる。超軽量3Dフォーマット技術「XVL」で有名なラティス・テクノロジー(東京都文京区、鳥谷浩志代表取締役社長)が2月に発表した「XVL StudioHybrid for M […]
■成長期は外へ広がる 設計者と親しみのある関係に 日本が経済成長をしていた頃に比べると海外に行きたいと積極的に思う若者は少なくなったと言われている。一般的に言えば、元気のいい時と成長している時は外へ外へと広がっていく。一方、成長したいと強く思うそのエ […]
ものづくりの現場に初の女性管理者が誕生-河村電器産業(愛知県瀬戸市、水野一隆取締役社長)では、4月から新たに3人の女性課長が誕生したが、その中のひとり、加藤妙子課長は、本地第一工場(愛知県瀬戸市)の製造3課を担当する同社では初めての生産現場を担当する […]
ナ・デックス(名古屋市中区、髙田寿之代表取締役社長)は製造現場管理ソリューションに注力、本当の意味での製造業の見える化を実現している。 同社は産業機器や電子部品の販売を中心とする商社であると同時に、メーカーとして溶接制御機器などの製造や、システム開発 […]
■IPC導入事例 vol.1 日本精工 ~自社規格との併用で品質向上とコスト削減を同時に実現 (前篇)~ 日本精工(NSK)は、2016年、創業100周年を迎える、国内外の主要メーカーで採用されている、ベアリングのトップメーカーです。 車載市場では、 […]
キヤノンITソリューションズは産業用オートメーション向けトータルソリューション「Wonderware」が提供する製品群により、製造現場のIoT化を強力にサポートしている。 「Wonderware製品」は仏シュナイダーエレクトリック社が提供。HMI/S […]
電子部品・機器総合商社の日昭無線は「IoT/M2M展」に、INPAQ社の外付けLTEアンテナ、GNSSバッチアンテナ、ワイヤレスパワーチャージャー(WPC)などを中心に展示する。小間番号は西2-45。 同社は、8年前からグローバル企業であるINPAQ […]
横河電機は、レンジフリーコントローラ「FA-M3V」、組み込みコントローラ「e-RT3」をはじめ、制御用途に応じた機種をラインアップしている。 「e-RT3」は、組み込みデータベース機能を搭載できるため、組み込みコントローラとしてだけでなく、従来パソ […]
■デジタル革命 自らは不安や危機感 「日本は世界からイノベーションリーダーと評価される一方、自らはデジタル革命には不安や危機を感じている」-IoTやインダストリー4.0で初期の第4次産業革命が進む中、日本の経営幹部はイノベーションに対してどのような認 […]
ここ数年IoTやIndustry4.0などの用語が国内製造業の経営の現場でも聞く機会が増えました。しかし、これら用語は一部の大企業以外では、概念のような存在であり、実際の企業経営に直接関係することは多くはありません。一方で、多くの国内製造業において、 […]
安川電機は、中国・奇瑞汽車股有限公司の子会社である奇瑞新能源汽車技術有限公司、および蕪湖市建設投資有限公司の3社で、車載用電気駆動システム関連事業で提携し、合弁会社「奇瑞安川電駆動系統有限公司」を今年6月に設立する。資本金は1億人民元。新会社は、本社 […]
▼「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがある。ある事象が、まったく関係ないと思われるような場所や物事に影響が及ぶことのたとえだ。もともとは江戸時代の小説である浮世草子で使われたのがはじまりで、東海道を巡る弥次さん喜多さんの道中記としても有名な「東 […]
日本電機工業会(JEMA)は、2016年度(第65回)「電機工業技術功績者表彰」の受賞者を決め、4月15日に経団連会館で表彰式を行った。 この表彰は、重電部門・家電部門・ものづくり部門の各分野において、新製品・新技術開発などによって優れた成果を挙げ、 […]
安川電機の2016年3月期連結決算は、売上高が4113億円(前期比2.8%増)、営業利益が367億円(同16.5%増)、経常利益が358億円(同5.8%増)、純利益が224億円(同9.9%減)となり、純利益を除いて過去最高の業績となった。 セグメント […]
北陽電機(大阪市中央区、尾崎仁志社長)の「創立70年感謝会」が、大阪市のザ・リッツ・カールトン大阪で15日開かれ、制御機器・自動ドアの販売店やユーザー、協力会社、大学、金融関係者など約91人が出席した。 同社は、1946年4月8日に北陽産業(49年現 […]
東朋テクノロジー(名古屋市中区、富田英之取締役社長)は、グループ会社の取り扱い製品を展示する「2016東朋グループ展示会」を5月24、25日の2日間、名古屋市中村区のウィンクあいち7階で開催する。 「Next Innovation~ともに未来へ~」を […]
カーエレを支える最先端のはんだ実装技術 (後篇) ■自動車のはんだ付には高品質と信頼性が必要 自動車は一歩間違うと人命に関わる社会的責任の大きい技術であり、故障やトラブルの発生を防ぐためにも品質や信頼性をとても厳しく評価されます。特に電子制御する部品 […]
シーシーエス(各務嘉郎代表執行役社長)は、画像処理検査用LED フラットドーム照明「LFX3シリーズ」を18日から発売した。従来品「LFX2シリーズ」比で3倍(白色・照射距離100ミリの時)の明るさを実現、サイズ・色のラインアップも拡充させた。 また […]
米・サウスコ社は、米国のカウンターバランス社を買収した。 カ社は、ポジショニング(位置決め)技術を活用した、跳ね上げ式カウンタトップ(天板)、上蓋やハッチなどを開ける際にかかる力を低減するダンパー製品を、医療・産業・防衛・教育・ホスピタリティ・飲食業 […]
スズデンは、配電・制御盤メーカーの愛知電機(長野県上田市、田中仁志社長)の全株式200株を取得し、今年9月30日付で子会社化する。取得価格は非公開。 愛知電機は1948年創業で、61年に法人化した。配電盤・制御盤の製造販売を中心に、自動車産業関連大手 […]
■小型・軽量、省工数配線で使いやすさ向上 産業用トランス市場は、工作機械、半導体製造装置、電子部品実装装置、各種ロボットや、データセンターなどのIT関連の需要に支えられて、堅調に推移している。受配電関連、エレベーターやエスカレータなどの社会インフラ関 […]
smart-FOA(東京都千代田区、奥雅春社長)が提唱する「FOA」は、現場で起きている事象を、現場の言葉で分かりやすく一つの情報(情報短冊)にまとめ、企業全体へ素早く共有する仕組み。クラウドやビッグデータなどIT主導で進む従来のIoTとも相性のよい […]
「世界中のものづくりを愛する人のために!」を掲げ、FOAの普及を進める奥雅春社長に、現在のIoTの課題とFOAについて聞いた。 –IoTに対する、日本の製造業の対応について、どう見ているか? 外国の後追いで慌てているという印象だ。日本の製 […]
大量印刷から少量多品種へ、有版からインクジェットへと、印刷工程もデジタル化が進んでいます。インクジェット市場の現状と、印刷工程をインクジェット化するメリットについて、コニカミノルタ インクジェット事業部営業部新居久朋課長代理と丸山晶久課長に聞きました […]
米調査会社ニールセンが発表した昨年10-12月期の世界の消費者景況感指数調査で、日本は調査対象国61カ国中の37位とさえない結果となった。ちなみに最下位は韓国である。 1位はインド、2位はフィリピン、3位はインドネシア、4位はタイとアジア勢が上位を占 […]
日立製作所と日立産業制御ソリューションズ、日本ストラタステクノロジー(東京都千代田区、三村俊行代表取締役社長)は、製造分野向けに、日立の産業用コンピュータ「HF-W7500モデル40」と、米・ストラタステクノロジーのフォールト・トレラント(耐障害性) […]
■オートチューニング・制振制御・セーフティ制御 サーボモータの市場は、スマホ生産の停滞や、工作機械の中国をはじめとした海外市場の需要伸び悩みなどから横ばい状態が続いている。しかし、ロボット市場の堅調な拡大、設備投資減税などに伴う設備更新などで、国内市 […]