- 2011年10月26日
景況持ち直しの動き 地域経済産業調査経産省9月時点
経済産業省は9月時点での地域経済産業調査を行ったが、東日本大震災発生に伴うサプライチェーンの寸断の影響がほぼ解消し、全国10地域の景況は持ち直しの動きが見られる。ただ、為替の動向、電力供給の制約、海外景気動向など先行きには下振れするリスクもあり、予断 […]
経済産業省は9月時点での地域経済産業調査を行ったが、東日本大震災発生に伴うサプライチェーンの寸断の影響がほぼ解消し、全国10地域の景況は持ち直しの動きが見られる。ただ、為替の動向、電力供給の制約、海外景気動向など先行きには下振れするリスクもあり、予断 […]
産業用コンピュータは、過酷な使用環境下でも24時間連続稼働にも耐えられ、製品を長期的に安定して供給することが求められる。例えば、高温・多湿、油滴・水滴が舞うなどの厳しい使用環境の下、あるいはプレス機・多軸モーション制御機が近くにあるなど振動の多い用途 […]
4月、仙台市に住む友人が河北新報社刊の大震災画報を手土産に持ってきた。海上に浮揚する被災者の写真はさすがに掲載されていなかったが、それでも十分に被害の大きさ、悲惨さが読み取れ、頁に目を留めることさえできない自分に気付いた。が、人間は強いものである。 […]
日本自動認識システム協会(土橋郁夫会長)は、国内自動認識機器の2010年出荷実績と11年出荷予測をまとめている。これは同協会会員企業を中心にアンケート調査を行い、122社の回答で算出した。 10年の自動認識市場は、リーマンショックからの立ち直りが継続 […]
キャビネット・ボックス・ラック市場が回復基調を続けている。情報通信分野を中心とした旺盛な設備投資を背景に需要が拡大しており、加えて工作機械や半導体・FPD製造装置などFA関連需要も急速に伸長している。今後、東日本大震災に伴う復興需要も見込まれており、 […]
製造現場の危険には、さまざまなものがある。切断や押しつぶしといった機械的なもの、高温や低温などの熱によるもの、感電や漏電といった電気的なもの、騒音や振動、放射線、化学薬品、不自然な作業姿勢など、危険を生み出す可能性は多岐にわたる。これらの危険に対して […]
産業の安全対策が年々進み、関連機器需要も増加している。とりわけ製造業では企業の社会的責任(CSR)の一環として、事故を起こさない企業風土の創出を求められる社会的変化も大きく影響し、取り組みが進んでいる。製造業では、電子的な機械安全対策機器の普及が顕著 […]
日本半導体製造装置協会(SEAJ)は、2011年度から12年度までの半導体製造装置及びFPD(フラットパネル・ディスプレイ)製造装置の日本製装置需要予測を発表した。10年度は09年度比72・7%増と両装置ともV字回復で大きく伸びたが、11年度は半導体 […]
PD(プログラマブル表示器)、表示灯、表示機器などの表示関連機器市場は、国内では半導体や液晶製造装置などの民間設備投資や社会インフラ投資が回復したこと、外需では中国などアジア地域を中心に拡大したことで大幅に増加している。PDは工場でのトレーサビリティ […]
オムロンは、東日本大震災の影響で公表を延期していた、2012年3月期の通期業績予想を発表した。売上高は6550億円で前期比6・0%増、営業利益は550億円で同14・5%増、税引前利益は535億円で同28・3%増、純利益は340億円の同26・9%増で、 […]
立花エレテックは今期、国内で新事業の育成とグループシナジーの追求、海外展開では中国を含むアジアでの事業基盤の強化、さらに徹底した営業力の強化と、体質改善の推進を図り、今期増収と最終段階での増益を目指す。 同社の2011年3月期は、FAシステム事業、半 […]
営業であるから顧客があって、顧客に喜んでもらいたい、満足してもらいたいと思うのは販売員の心情である。どの業界でも、顧客の視点に立って販売員の心情を汲んだ顧客満足度という指標を使い営業改善に取り組んでいる。顧客満足営業を志向している現在の電気部品や、制 […]
横河電機の2011年3月期連結決算は、売上高3256億2000万円で対前期比2・8%増、営業利益110億7900万円で同323・0%増、経常利益85億9000万円で同35倍、当期純損失66億9200万円(前期147億9900万円の損失)。 部門別売上 […]
節電対策のひとつとして、インバータ制御盤への関心が急速に高まっている。モータの回転数を削減し消費電力を減らすことができるためで、生産設備から工場、水処理場、オフィスビル、商業施設など幅広い分野からの需要が、今後かなり増えそうである。遠隔監視装置とのシ […]
東日本大震災により部品メーカーの工場が被災したことで、7月以降のFA・制御機器の生産動向が気になるところだが、一方では被災地の東北地方を中心に特需も現れてきた。特に電源装置やUPS(無停電電源装置)関連、トランス関連では、専業メーカーが土日の休みを返 […]
電気制御機器の出荷額がリーマンショック前の92・2%まで回復してきた。2010年度の出荷が国内、輸出とも大幅に伸長したことで前年度比35・3%増加、一挙に挽回した。11年度は東日本大震災の発生でその影響が読みにくいものの、輸出を中心に5%前後の伸びを […]
サンワテクノスの2011年3月期連結決算は、売上高852億8300万円で対前期比54・0%増、営業利益27億8100万円(前期2億8500万円の損失)、経常利益28億7500万円(同1億700万円の損失)、当期純利益16億9400万円(同4億900万 […]
光電・近接センサ市場は、国内外の旺盛な設備投資を背景に急速な回復を見せている。特に、大きな用途となっている半導体・液晶製造装置や電子部品実装関連機器、工作機械関連が大きな牽引役となっている。製品的にも小型化、簡単操作などを基調にインテリジェント化が著 […]
あらゆる対象物のインライン形状計測を実現した、2次元形状計測センサも画期的である。帯状に広げたレーザー光を対象物に照射し、その反射光をCCDで撮像し断面形状を計測する非接触型センサで、撮像情報から形状のプロファイルを生成し、対象物の断面形状(2次元形 […]
オムロンの2011年3月期決算は、主力の制御機器3事業が国内外ともに引き続き好調に推移した結果、売上高6178億2500万円(前期比17・7%増)、営業利益480億3700万円(同267・4%増)、税引前純利益416億9300万円(同309・0%増) […]
富士電機の2011年3月期連結決算は、売上高6890億6500万円で前年度比0・3%減、営業利益119億1700万円(前年度9億2400万円)、経常利益72億2500万円(同5億3700万円の損失)、当期純利益151億400万円(前年度比23・5%増 […]
【名古屋】パナソニック電工SUNXの2011年3月期連結決算は、制御機器業界が国内、輸出ともに製造業の設備投資需要の回復に伴い好調に推移、昨年10月のパナソニック電工のFA機器事業承継もあって、売上高303億6600万円(対前期比121・8%増)、営 […]
安川電機の2011年3月期連結決算は、売上高が2968億4700万円(前年度比32・1%増)と大幅な増収になった。利益も営業で128億7400万円(同198億5100万円増)、経常で134億2900万円(同134億2900万円増)、純利益で65億44 […]
PLC(プログラマブル・コントローラー)は、国内外の旺盛な設備投資と工場以外への用途拡大などに支えられ、市場が大きく伸びている。パソコン感覚で使えるようにプログラマブル言語も多様化し、使用する世代、用途に応じた選択幅が広がっている。 半導体技術などの […]
操作用スイッチ市場は、国内外の全般にわたる旺盛な需要に支えられ堅調な拡大を見せ、リーマンショック前の状況に徐々に戻りつつある。ただ、3月11日に発生した東日本大震災の影響が今後どのように表れてくるかが課題となっている。3月までは、国内では半導体製造や […]
安川電機は、携帯電話やパソコン、家電機器などの小さな製品・部品の塗装向けのロボット「MOTOMAN―EPX1250」=写真=を、4月1日から発売した。価格は408万5000円(税込み)からで、ロボット本体、コントローラ、ロボット操作ボックス。年間30 […]
日立製作所は、環境対応自動車用IGBTモジュールの生産能力を2倍に増強する。約10億円を投資し、子会社である日立原町電子工業の原町第2工場(福島県南相馬市)に製造ラインを増設し、生産能力を現在の月産1万個体制から、11年10月を目処に2万個へ引き上げ […]
不二電機工業(小西正社長)の2011年1月期決算は、国内では電鉄・車両分野や機械業界、海外ではトルコ、クェート、韓国、台湾向けが伸長した結果、売上高30億1700万円(前期比3・5%増)、営業利益4億3200万円(同10・3%増)、経常利益4億630 […]
PLC(プログラマブル・コントローラ)の市場がリーマンショック前の水準に戻りつつある。アジア市場を中心とした外需が大きく伸長したのが、大きな要因。半導体・液晶製造装置を始め、工作機械、自動車製造関連、電子部品実装などの設備投資が増加しており、加えて環 […]
三菱電機機器事業部(神田正志事業部長)は、3・4の両日、大阪市北区の同社関西支社で「三菱電機FA機器プライベートフェア2011」を開催、約2000人が来場した。 フェアは機器事業部の担当しているFA機器や配電制御機器、及び技術情報を紹介するプライベー […]