- 2021年12月2日
需要が加速するFAセンサ 人手不足、ポストコロナで省人化投資
FAセンサの市場が好調に拡大している。旺盛な設備投資需要がけん引しており、過去最高を超える勢いを見せている。しかし一方で、生産能力を超える需要により半導体を中心とした部品不足や、原材料の不足が影を落とし始めており、受注が膨らむ一方で売り上げの伸びが鈍 […]
FAセンサの市場が好調に拡大している。旺盛な設備投資需要がけん引しており、過去最高を超える勢いを見せている。しかし一方で、生産能力を超える需要により半導体を中心とした部品不足や、原材料の不足が影を落とし始めており、受注が膨らむ一方で売り上げの伸びが鈍 […]
2021年のFA・制御機器は良い状態で推移しているが、その需要のもととなっているのは各種産業機械の好調さによるものが大きい。特に半導体製造装置は非常に好調で、その恩恵を受けて業績を伸ばしたメーカーも多い。主要機械産業の21年9月までの市場の動きを分析 […]
ダイヘンは、真空環境下で世界最速レベルの高速化・低振動・高精度搬送ができる半導体ウエハ搬送ロボット「UT-VDW3000」を発売開始した。 1時間あたりの処理枚数650枚の高速搬送ができ、半導体製造装置の設置台数を増やすことなくウエハ処理枚数を増やす […]
グローバルインフォメーションが取り扱う世界の調査会社のレポートによると、協働ロボットの世界市場は、今後数年間は16%~43%という高い成長率で拡大を続け、最大で2027年には100億ドル(1兆円)の市場規模まで拡大するという予測を立てている。これから […]
日本政策金融公庫総合研究所は、2021年度の中小製造業設備投資動向調査の結果を発表した。2021年度の国内設備投資額は、2020年度実績に比べて6.4%の増加。4月に調査した21年度の当初計画から比べても14.2%の増加となった。ワクチン接種の広がり […]
富士電機は、PLC(プログラマブルコントローラ)、サーボシステム、プラグラマブル表示器を組み合わせて生産工程における製品加工の異常の検知・分析を行う「異常診断ソリューション」を発売した。 同ソリューションは、生産設備の動作制御を行うサーボシステム(サ […]
三菱電機は、知的財産を起点に社外連携を推進する「Open Technology Bank(オープンテクノロジーバンク)」活動を開始した。技術資産をウェブサイトで公開し、さまざまな業種・領域にライセンス提供することで、社外との「共創」を積極的に推進する […]
蛇の目ミシン工業は、卓上ロボット「JR3000」シリーズの新たなアプリケーションとして、「タングレス・インサート自動挿入機」=写真=を発売した。 タングレスインサートは、アルミ等の軽金属や、鋳物、樹脂など強度が弱い母材に挿入し使用することで、ねじ締結 […]
ソディックは、長時間高速安定造形に対応の金属3Dプリンタ「LPM325S」を10月から発売する。 同製品は、金属粉末の溶融凝固による3D造形と、造形物への基準面加工 を1台で行える金属 3Dプリンタ。粉末交換作業やメンテナンスなどによる非稼働時間を大 […]
ミマキエンジニアリングは、高精度・高画質・高速化を実現したハイパフォーマンスモデルとなるフラットベッドUVインクジェットプリンタ「UJF-7151 plusII」を今冬に発売する。 ヘッド構成を8ヘッドに拡張し、インクセットに合わせてヘッド構成を変更 […]
サーボモータの市場が相変わらず大幅な伸長で推移している。旺盛な半導体製造装置や電子部品製造装置向けなどに加え、世界的な景気回復を背景に製造業の設備投資が意欲的に行われていることが大きな要因。新型コロナ感染症の終息が見えないことから、省人化や無人化、リ […]
ニッパツ(日本発条)は、EV・HEV化で需要が拡大するパワーモジュール向け金属基板について、その主力生産工場である長野県駒ヶ根工場の生産能力を増強する。第1期工事では10億円を投資し、生産能力30%アップを目指す。稼働開始は2022年7月を予定。来期 […]
ものづくり.jp株式会社は、オートメーション新聞2021年8月25日号を発行しました。 今号の読みどころ トップニュースは、FA・電気制御・機械分野の主要な商社の2021年1Qの業績調査です。自動車と半導体が好調で、18社中17社が増収増益となりまし […]
NTNは、ロボットや自動化需要の高まりに合わせ、ロボット関連事業として、コア技術である軸受やドライブシャフトの技術を活用したロボット向け軸受、手首関節モジュール「i-WRIST(アイリスト)、複列磁気リングの製造・販売に注力している。 i-WRIST […]
オータックスは、DIPスイッチをはじめとした各種操作用スイッチ、金属加工、ヘルスケア、端子台、コネクタなどの接続機器を中心に、制御機器、空調機器、通信機器、務機器など各種電気機器向けに40年以上にわたり製造・販売をしている。 端子台では、主にFA、エ […]
2021年度第1四半期の主要FA機器メーカーの決算が出揃った。各社ともにFA関連事業は売上高・営業利益ともに前年を上回り好調の様子。中国だけでなく、ワクチン接種拡大で欧米にも活気が戻り、一部では日本も復活の兆しが出てきた。グローバルで回復に向かってい […]
IDECは、安全スイッチ「HS1T 形」と「 HS5シリーズ」用のスライドハンドル形アクチュエータと、HS1T 用の可動アクチュエータを発売開始した。 安全スイッチは工作機械の正面扉や産業用ロボット周囲の安全柵の扉部分などに取り付けることで扉の開閉検 […]
日本の製造業が抱える慢性的課題 今回は、ロボットによる生産現場・研究ラボ現場の自動化を推進する事例を紹介したい。 ロボットで自動化する着想の背景には、日本の製造業が抱える慢性的課題がある。 1.労働人口の減少 少子高齢化に伴い、生産量の担保や技術伝承 […]
ピアブジャパンは、自動車業界用のサクションカップシリーズにフラットモデル「PAOF」「PAOB」と多段ベローズモデル「PAXB」を追加した。 同製品は、リップ吸着面に滑り止め模様を施し、オイルによるスリップを防止。サクションカップは従来よりも低い真空 […]
三菱重工工作機械は、レーザー金属積層造形技術を用いた金属3Dプリンターの試作や受託生産など造形サービスを拡大する。 従来の大型造形物向けデポジション(DED)方式の金属3Dプリンターに加え、新たに小型造形物向けバインダージェット(BJT)方式の金属3 […]
ASPINA(シナノケンシ)は、協働ロボット向け電動3爪ロボットハンド「ARHシリーズ」について、エアーアタッチメントや固定爪、平行リンク爪、幅広爪などオプションの交換爪の発売を開始した。 同社は2019年に電動ロボットハンドを発売開始。3本爪とする […]
経済産業省と総務省がまとめた「2020年工業統計調査」によると、2020年6月1日時点の従業者4人以上の事業所(工場・製造所など)は18万1299事業所あり、そこで働く従業者数は769万7536人、2019年の製造品出荷額等は322兆1260億円とな […]
▼キリンビール、取手工場のペットボトル製造設備を新設 キリンビールは、2タップのサーバー「TAPPY」や会員制生ビールサービスの「キリン ホームタップ」などペットボトル採用商品の好調を受け、販売数量増加に備えてキリンビール取手工場にペットボトル製造設 […]
かつて昭和40年代頃に機器部品メーカーから営業に出張してき工場の技術者が「営業は人にモノを売るのが仕事だから経験を積まないと難しい」としみじみ話していた。工場で働く人だって経験が必要なことに変わりはないはずなのに、なぜそういう話をするのか質問してみた […]
FAセンサの市場が好調に拡大している。一部では半導体不足の影響で計画通りの生産ができず、納期にも影響が出ている。新型コロナウイルス感染症の影響が各方面で懸念されている中で、巣ごもり需要やテレワークの増加、無人化・省人化投資の拡大などが追い風になって、 […]
▼極東産機、リチウムイオン電池製造装置などカスタム産業機械の新工場内装施工機器・畳製造装置をはじめ、オーダーメイドの自動機や産業用機器等を開発・製造する極東産機は、兵庫県たつの市に新工場を建設する。鉄骨2階建で延べ床面積は5735平方メートル。投資金 […]
機械部品など金属加工業で最も難しく、作業者が多くの時間と労力を費やしているのが、加工プログラムの作成。そこがボトルネックとなって受注案件数の限界や長時間労働を引き起こし、売上と利益の伸び悩みや人材不足、ひいては金属加工メーカーの経営難の原因となってい […]
1957年創業の日本の経営コンサルティングのパイオニアであるタナベ経営が、日本の製造業、特に工場や製造現場のDX実現に向けて何が必要なのか、どうすれば良いかを提言する「ファクトリーDX最前線」。製造業専任のコンサルタントがリアルな現場から発信する。 […]
機械部品など金属加工業で最も難しく、作業者が多くの時間と労力を費やしているのが、加工プログラムの作成。そこがボトルネックとなって受注案件数の限界や長時間労働を引き起こし、売上と利益の伸び悩みや人材不足、ひいては金属加工メーカーの経営難の原因となってい […]
国内機械産業の生産額、コロナ禍で軒並み減少も半導体製造装置、ロボットは好調維持 2020年の日本の機械産業の市場規模とその動きについて、経済産業省「生産動態統計」の年報をベースにまとめた。コロナ禍で難しい年となり、機械産業は軒並み低調。それでも半導体 […]