- 2015年9月30日
中小製造業で花開く『日本式ベンチャー』~日本の製造再起動に向けて 株式会社アルファTKG社長高木俊郎(1)
ベンチャーへの期待が高まっている。しかし残念ながら、日本での起業環境には未整備な点が多く、日本のベンチャー創出は(欧米と比べ)圧倒的に遅れている現実がある。また、「日本の若者にはベンチャー精神が欠けている」との指摘も多く、事実、社会に巣立つ新卒学生は […]
ベンチャーへの期待が高まっている。しかし残念ながら、日本での起業環境には未整備な点が多く、日本のベンチャー創出は(欧米と比べ)圧倒的に遅れている現実がある。また、「日本の若者にはベンチャー精神が欠けている」との指摘も多く、事実、社会に巣立つ新卒学生は […]
中国経済の異変が伝えられている。6月以降の上海総合株価の暴落に続き、中国政府の一方的な通貨切り下げ報道が世界を駆け巡った。日本を始め、夏休み真っただ中の欧州でもこの事実には敏感に反応し、世界中の報道機関によって『中国経済の実態は思った以上に悪い!!』 […]
電気通信大学は、蓄電池をネットワーク上でクラウド管理するバーチャルグリッド(電線を介さない電力網)システムの研究を行う「i-パワードエネルギー・システム研究センター(iPERC)」を設立し、7月31日に開設記念シンポジウムを開催した。 シンポジウムで […]
日本の中小製造業・町工場のお家芸である『多品種少量生産・短納期生産』が、世界の潮流となってきた。インダストリー4.0(I4.0)やインダストリアル・インターネットも、『究極の多品種少量生産システム』を目指しているのは明白である。 ドイツのシーメンスは […]
イギリスの総合誌「モノクル」のランキングで、東京が「世界で一番住み良い都市」に輝いた。2位はウィーンで、3位がベルリン。数十年前の日本は、高度成長の傍ら環境破壊が進行し、排ガスによる大気汚染と河川の汚染などが酷かった。集合団地などの狭い住居が「うさぎ […]
IoT(モノのインターネット)に注目が集まっている。5月28日にNHKが『クローズアップ現代』でIoTを取り上げ、コマツやアメリカのGEの取り組み、ドイツ政府によるインダストリー4.0(第4次産業革命)の政策などについて放映された。放映後に、私は、数 […]
6.放射能(RadioWave)産業 放射線産業は、エネルギー(現在はほとんど原子力発電)と医学や工業、農業業界などへの放射線(能)応用で、両者の経済規模は同程度(図21)であるが、拡大傾向にある。潜在的な関連産業はさらに多く、重要産業である。しかし […]
和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたが、「和食と日本食の違いは何か?」と言われると答えに困る。専門家によると、伝統的な懐石料理や郷土料理が和食で、カレーやラーメンなどは日本食だという。和食はある特定のものを指し、日本食は日本で食べられる食事全般の […]
2.無線ネットワーク(wireless network)産業 (1)無線ネットワーク市場動向 2013年の国内ネットワーク市場は約1.6兆円で、無線ネットワーク関連は約800億円となっており、まだ6%であるが、イーサネットスイッチと共に最近の伸びは他 […]
宇宙に電線は張り巡らされてはいない。宇宙創成といわれている”ビッグバン”以来「波動と粒子の二重性」を有している「物質/エネルギー」が生まれ、自然界の4つの力(重力、電磁気力、原子核の弱い力、原子核の強い力)によって無線で制御されていると言われている。 […]
第4次産業革命(インダストリー4・0)という『現代の黒船』が日本にやってきた。米国GEのインダストリアル・インターネットにも刺激され、日本でもこれらの動きを組織的に進める団体が活動を開始した。このポイントは、『つながる工場』の実現にある。「つながる」 […]
私が世界を渡り歩く中で感じてきたのは「中小製造業や町工場」の強みである。今回は、その発祥を江戸時代の歴史から探ってみたい。 江戸時代は士農工商の時代である。江戸の町では、武士と町人の居住区が定められ、農民は地方にしか住めなかった。しかし、工=職人の居 […]
世界的ベストセラー「21世紀の資本」の著者トマ・ピケティが日本でもブームを巻き起こしている。日本でも”格差社会”が論じられているが、今回は私が実際に体験してきた”真の格差の現実”の一端を紹介する。 南アフリカ共和国には中小製造業が多く存在し、製造業が […]
欧州の中小企業が実現している『製造オートメーション化』が世界の注目を浴びている。欧州全体を取り巻く経済は、ロシア、東欧、中国の経済減速の逆風やEU域内課題が山積で、欧州の優等生ドイツにも暗雲が立ち込めているが半面、欧州の中小製造業の国際的存在感が増し […]
日本の製造業にとって2015年は忙しくなりそうだ。今年は過去最高の受注量を抱える中小製造業も多く、”再始動のチャンス”が芽吹きつつある。春の訪れとともに、多くの方から良い知らせを聞けるのが今からとても楽しみだ。 最近は中小製造業の経営者から『海外顧客 […]
6.日本電子政府推奨暗号 CRYPTREC(Cryptography Research and Evaluation Committees/総務省と経済産業省が所轄)が2013年3月26日に電子政府向けの暗号リスト「日本電子政府推奨暗号」を公表した。 […]
情報化が進展する中で、製造現場で使用されている機器のネットワーク化も進んでいる。従来はプラントや装置の頭脳となるPCやPLCなどがホストに接続されている程度であった。ところが近年は製造日時、ロット番号などはもちろん、画像センサで検査をした写真データや […]
“去る10月21~25日まで、ドイツのハノーバーで第23回国際板金加工見本市「EuroBLECH(ユーロブレッヒ)」が開催され た。 この見本市は、板金加工業界対象の世界最大級の見本市であり、今年も大盛況で閉幕した。入場者数は6万人を超え […]
日本能率協会(JMA)は「第4回GOOD FACTORY賞」の受賞企業5社を発表した。 この賞は、アジア地域で工場の生産性向上、品質向上など体質革新活動に取り組んでいる事例に注目し、プロセスや成功要因、現場の知恵、働く人々の意識改革、社会貢献などの内 […]
情報技術ベンチャー企業のエイ・オー・テクノロジーズ(AOT社、千葉県柏市松葉町4―7―4、TEL04―7132―6229、井上克己社長)は、超高速・低消費電力の新型情報検出デバイスSLIDを開発、電気通信大学と共同で試作品を完成した。 昨年IEEE最 […]
計測自動制御学会(SICE、会長=新誠一電気通信大学教授)が設けている2013年度学会賞で、横河電機とアズビルが受賞した。 横河電機は、「技術賞」「新製品開発賞」「国際標準化賞・奨励賞」を受賞した。受賞したのは、「技術賞」で『制御システムのセキュリテ […]
計測自動制御学会(SICE、会長=新誠一電気通信大学教授)は、「SICEアニュアルカンファレンス2013イン ナゴヤ」を、14~17日までの4日間、名古屋大学東山キャンパス(名古屋市千種区)で開催した。 年次の国際会議として各地で開催しているが、今回 […]
日本能率協会は、2013年度(第3回)の「GOOD FACTORY賞」受賞企業として、味の素、小島プレス工業、東芝(2工場)、トヨタ自動車、三菱電機の5社6工場を選定した。 同賞は、日本およびアジア地域に進出している製造業の生産性や品質の向上、改善活 […]
ARCアドバイザリ・グループ主催、オートメレビュー社など協賛の「第15回ARC東京フォーラム2013」=写真=が、東京・両国のKFCホールで19日開かれ約200人が参加した。今年のフォーラムは、「新たなプロセスと技術でパフォーマンスをブレイクスルー」 […]
ARCアドバイザリ・グループ主催、オートメレビュー社など協賛の「第15回ARC東京フォーラム2013」が、東京・両国のKFCホールで7月19日午前9時30分から開かれる。 今年のフォーラムでは、オートメーション事業の次世代戦略を巡り、「安全・安心な製 […]
MECHATROLINK協会(MMA)は、8月から新たな組織として「制御システムセキュリティ分科会」を設ける。FA機器などの制御システムへのセキュリティ対策が求められて来ていることに対応し、MECHATROLINKを採用した制御システムへの方針などを […]
日本能率協会は、2回目の「GOOD FACTORY賞」受賞企業として、東レ(2工場)、トヨタ紡織、日産自動車、パナソニック、富士通の5社7工場を決定した。同賞は、日本およびアジア地域に進出している製造業の生産性や品質の向上、改善活動に成果を挙げた工場 […]
ARCアドバイザリ・グループ主催、オートメレビュー社など協賛の「第14回ARC東京フォーラム2012」が、東京・両国のKFCホールで20日開かれた。 メーカーやシステムインテグレータ、情報システムサプライヤーなど関係者約220人が参加した。 毎年この […]
「IAFフォーラム2012」(主催=IAF)が、東京・芝公園の機械振興会館で6月27日開催され、約70人が参加した=写真。 今回は情報端末とクラウド、デバイス(装置・機械)の連携をテーマに、その可能性と注意点などを中心に開いた。 クラウド技術は低コス […]