- 2013年3月6日
分岐点
タイ、ベトナムの視察を終えて帰国した本紙記者は、渡航前後で表情が一変した。訪問先々でFA関連のビジネスチャンスを肌で感じたからである。現地の日系製造業を販売対象にするだけでも制御機器企業は成功する、と確信に似た熱い言葉を吐く。 ベトナムの日系製造業は […]
タイ、ベトナムの視察を終えて帰国した本紙記者は、渡航前後で表情が一変した。訪問先々でFA関連のビジネスチャンスを肌で感じたからである。現地の日系製造業を販売対象にするだけでも制御機器企業は成功する、と確信に似た熱い言葉を吐く。 ベトナムの日系製造業は […]
三菱電機は3月1日から、インドに「インドFA開発センター」(マハラシュトラ州プネ)を開設した。FA事業のさらなる拡大に向けて成長著しいインド市場への対応とグローバル市場に向けた開発力を強化するのが狙いで、2015年度にインドでのFA事業の売り上げを、 […]
わが国唯一の鉄道産業総合見本市「第3回鉄道技術展」が今年11月6日から3日間、幕張メッセで開催される。FA市場が低迷する中で、高水準で推移する鉄道関連市場に対し駆動・制御機器や配電制御システム各社は開拓に乗り出しており、隔年開催の同展を顧客開拓の有力 […]
当社は、豊富な技術スタッフを擁する技術商社として、FAシステム・半導体デバイス・情報通信・施設の4事業を軸に、アプリケーション・エンジニアリング・サービスを展開し、高度化・多様化するニーズにお応えしている。現在、2015年3月期を見据えた中長期経営計 […]
FA・制御を取り巻く環境は依然厳しい状況が続いているが、以前に比べるとムード的には少し和らいだ雰囲気が感じられる。 こうした中で、売り上げの中核であるFA・制御の柱に加え、新しい柱を立てるための取り組みを今年も継続していく。今までは工場の生産設備回り […]
2012年10月期の売り上げは計画に対し90%の達成率であった。中国市場向けの販売比率は10%ぐらいまで下がっているので、以前よりは影響が少なくなっているが、むしろ日本の顧客の中国向けの販売が低迷している影響のほうが大きい。これから半年間ぐらいは日本 […]
昨年の秋、上海で開催された中国国際工業博覧会を見る機会があった。その規模の大きさから全てを見ることはできなかったが、日本で開催される展示会と比較して気が付いたことがあった。それは国際色が一層豊かだということだ。しかし一方、日本は工業先進国であり、日本 […]
2012年の売り上げは、後半の不景気の影響を受けることなく、過去最高を更新することができた。P+Fグループのワールドワイドでの伸び率が7%、日本法人も6%弱のアップとなり、特にPA部門は、BRICs4カ国向けに装置メーカーの防爆仕様の需要が伸び、防爆 […]
今月1日から12年間社長を務めたピーター・エセイヴァの後を引き継ぎ社長に就任した。私は当社設立以来22年間勤務してきたが、今年は新たな気持ちで仕事に取り組みたい。 ワゴグループとして、日本市場は大きな鍵を握る重要拠点として、いつも動向を注視している。 […]
TURCK Japanは、お客様・パートナー販売店様・ご関係の皆様のお蔭で今年も新年を迎えることができた。厚く御礼申し上げる。 2012年の業績はグループ全体として堅調に推移しており、売上高は前年と同等前後となると、ドイツ本社では発表している。 ドイ […]
奥日光の白樺林の中で新鮮な空気に浸っていたら、明らかに鹿とは違う黒い動く動物が見えた。何かを食べている様子であったが、ひょいと顔をこちらに向けた。熊である。数分間、お互いにじっと見合っていたが、熊は空腹でなかったのであろう、反対方向に姿を消した。食は […]
オムロンは、同社PLC「CPシリーズ」に、Ethernet通信機能を標準搭載したCPUユニット「形CP1L―EMタイプ」6形式(標準価格10万~11万円)、「形CP1L―ELタイプ」3形式(同8万5000円)、CP1L―EM/ELタイプ用アナログオプ […]
画像処理システムメーカーのコグネックス(東京都文京区本駒込2―28―8、TEL03―5977―5400、島清史社長)は、三菱電機FA機器との連携製品の売り上げ比率を現在の20%余から50%以上に引き上げる計画である。三菱電機との連携を拡大し、国内だけ […]
Fa市場の国内での拡大が厳しい中で、FA制御商社はリーマンショック以降進めてきた財務体制の強化策を転換、東日本大震災を機に動き出した社会資本再整備、産業の移動に合わせ事業領域と営業エリアの拡大に乗り出した。商社の勢力図が変わる可能性も指摘されている。 […]
Fa制御機器各社の今年度売上高計画は前年度比5~10%増加に設定している。上期よりも下期に期待をかけているが、昨年は想定外の出来事が多かったので、今年度見通しを立てるに当たり前年度の国内外の出来事を考慮して平準化し計上している▼昨年は3月11日に東日 […]
【独・ハノーバー=藤井裕雄前特派員】FA関連市場は今後、環境とエネルギー関連の需要拡大が大きな波及効果を生み出す牽引役になっていきそうだ。環境先進国のドイツをはじめ、欧州各国は次の産業振興の起爆剤として原子力発電を代替するエネルギーの開発と活用技術、 […]
FA市場を取り巻く環境は、昨年3月の東日本大震災を境にして、流れに大きな変化が生じている。エネルギーや電力危機への対応がきっかけとなり、安全なエネルギーの確保、便利さ優先の生活から安全・健康優先の生活、そして日本のものづくりのあり方までを考え直す機会 […]
韓国のFA市場は米国、中国、日本、ドイツに次ぐ規模に成長しているが、サムスン、大宇、現代、SK、LGの5大グループが設備投資を増やす一方、中小製造業の育成にも政府が積極的に取り組んでおり、市場の拡大が予測されるなかで、日本の半導体製造装置や素材メーカ […]
韓国の玄関口、人口1000万人のソウル市。熟成しつつある大都市の風が空港から中心街に向かうなかで耳目に吹き込まれた。街並みが落ち着き、路地裏も清掃が行き届いている。洗車された自動車は渋滞に苛立つことなく行き交っている。人々の心の豊かさが、ソウル市の形 […]
三菱電機は、インド市場でのFAシステム事業強化の一環として、インドのシーケンサ・表示器メーカーのメサンググループを買収した。今後、三菱エレクトリック・インド社へ統合し、今年4月から新体制での営業を開始する。これによって販売力とソリューション提案力のさ […]
昨年は自然災害が多発した。景気が立ち直りつつある中で3月に予想外の東日本大震災が発生し、部品不足でお客様への対応に苦労し、タイ水害では特需に追われた。目の前の課題を処理するのが精一杯の慌しい1年であった。こうした中で、お客様に対し社員が気を引き締めて […]
昨年は7月までは東日本大震災の影響もほとんどなく非常に良かった。海外市場を主力とする機械メーカーがユーザーに多かったためである。しかし、7月後半から半導体製造関係が急激に落ち込み、2011年12月期の売り上げは前年比少しマイナス。ただ、三菱電機のAS […]
TURCK Japanは、お客様・パートナー販売店様・ご関係の皆様のおかげで、今年も新年を迎えることが出来、厚く御礼申し上げたい。 2011年の売り上げはグループ全体として好調であり、すでに本国ドイツにおいて、その成長率は前年比で25%前後を見込んで […]
11月16日から3日間、2年ぶりに開催される「SCF(システム コントロールフ ェア)2011」は、リーマンショック後順調に回復を見せているFA市場にとって、次への飛躍に向けた起爆剤として大きな役割を担っている。 3月の東日本大震災によって大きな影響 […]
韓国は世界5位のFA市場規模であり、アジアでは日本、中国に次いで3位である。また、オートメーション産業の生産高も世界シェア3・3%で、8位にランクされている。 この韓国では、加工設備の高度化・柔軟化、知能ロボットなどを用いた生産工程の自動化、設備工程 […]
世界のFA関連メーカーが「中国を制する企業が世界を制する」と見ている。中国のFA市場規模は米国、日本に次いで第3位と推測されているが、中国は今年も2桁の伸長が見込まれており、今後5年間で日本を追い越すとの見方が強い。 市場の拡大に伴い、世界各国から進 […]
FA機器・装置メーカーは、海外のFA市場開拓に注力しているが、欧米市場の伸びが先行き期待できない中でアジアの成長に注目している。アジアでは中国市場の裾野が拡大し高い成長率を依然として持続、アジア第3位の規模である韓国市場も財閥系企業を中心に強気な設備 […]
韓国のFA市場が堅調に推移している。韓国の製造業の2011年設備投資伸び率は昨年より下回るものの、依然増勢傾向が続いており、日本のFA駆動・制御機器各社は中国市場の次に重視せざるを得ない。こうした関心が高まるなかで、11月17日に東京ビッグサイトで韓 […]
IDECは、LED照明関連製品の生産能力増強と大幅なコスト削減を目的に、約5億円を投資し、同社浜松事業所(浜松市北区新都田1―6―3、旧浜松物流センター)を全面改修、LED事業の新主力工場として自動生産ラインを導入し、2012年4月から量産を開始する […]
日本OLTの社名のOLTは、「ONE・LAST・TIME」(最後の一花)という意味で名付けられた。同社はモーション技術・製品のプロが年齢を超えて活躍しており、日米を結ぶモーション・エンジニアリング商社。2002年の創業以来、シリコンバレー近傍企業のモ […]