2023年は横ばいも、SIer協業によるソリューションが増加
ーー2023年の景況はいかがでしたか?
売上・利益の観点では、前年同等の推移となりました。上半期はサプライチェーン回復に伴う昨年の受注残の影響から好調でしたが、下半期は中国の景気下降や上期の影響を受けた受注鈍化によって低調推移となりました。
結果として、おおむね昨年同等で着地しました。
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ーー特に良かった製品・サービス、施策などは?
市況が苦しく、生産設備導入による受注向上が望めないなか、顧客のDX推進への案件として、主にAVEVAの産業ソフトウェアを中心としたSIerとの協業によるソリューション展開が大きく増加しました。
このほか表示器付きコントローラー「STCシリーズ」が新規市場を開拓する際のきっかけになったり、12月にOT環境向けサイバーセキュリティーソリューションの「MSS」のサービスローンチなどを進めました。
また納期問題が長期化しているインバーターについても、昨年同様、短納期を評価してもらい大きく伸びました。