【FAトップインタビュー】三菱電機 サーボ事業の新戦略 オープン化でより使いやすく進化したMELSERVO J5 EtherCAT、ソフトモーションにも対応

半導体製造装置やバッテリ製造装置、産業用ロボット、工作機械など、緻密な動作が求められる機械の駆動をつかさどるサーボシステム。自動化需要の高まりと機械性能の向上にともなって採用が加速しています。

三菱電機のサーボ事業は、1983年に名古屋製作所でACサーボの生産を開始して市場に参入してから40年を過ぎ、新展開を見せています。三菱電機 名古屋製作所 ドライブシステム部長の 岡室 貴士 氏に話を聞きました。

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年々拡大を続けるサーボシステム市場

ーーサーボシステム市場の景況感ついて

ACサーボ市場は浮き沈みありながらも右肩上がりで成長し、輸出額も年々増加しています。直近ではコロナ禍でPCとスマートフォン、半導体需要によって成長し、その後の部材不足によるパニックバイが発生し、2022年は特需によって過去最高の出荷額となりました。2023年は半導体需要が一段落して踊り場になりますが、2024年以降はまた伸びていくと予想されています。

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