FAにとどまらず、社会のあらゆるシーンで自動化のニーズが高まるなか、ワゴジャパンも産業用PC(IPC)やコントローラの提案を強化している。特にLinuxベースのOSにソフトPLCとしてCodesysを搭載したコントローラは、特価キャンペーンで予定台数が売り切れとなるなど好評を得た。さらに今冬には性能を向上した新製品を発売する予定となっている。
そんな同社に、現在のIPCやコントローラ市場の状況と、同社の取り組みについて、ワゴジャパン PMオートメーション/インターフェース プロダクトマネージメント コントローラ アシスタントマネージャーの東条 弘 氏に聞いた。
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インダストリー4.0の世界が現実になりはじめた
ーーIPCを含めた最近のコントローラ市場についての印象は?
ひと昔前に言っていたインダストリー4.0で描かれた構図がようやく実現してきたという印象です。現場レベルのフィールド層にPLCやリモートI/Oがあり、エッジ層にハイエンドのエッジコントローラがあり、上位のIT層にサーバーやクラウドがあるという形。以前は夢物語であり、ここまでやる人や企業があるのかという印象でしたが、この5年くらいで具体的な話になってきていると感じています。